今回も結局、限られた時間の中での琴行めぐりでした。
景徳路という、琴行が沢山集まった楽器屋さんの町。
まず初めに、
前回予定してたけど行けずに悔いを残した苏州民族乐器一厂へ。
自社工場を持ってる、蘇州ではメジャーなお店です。
訪問の目的は
1) とにかく行ってみたかった
2) 同行のSヲ君の(二胡を習ってる)ママのお土産に二胡を買う
Sヲ君のママは、もう2年ぐらい結構な頻度で、レッスンに行ってるとの事で、
それなりの物を買う必要があるなー、と思ってました。
でも、Sヲ君ったら、(たぶん本物の)iPhone 買ったり、夜遊びしたりで、
あまりお金が無いといいだした。 親不幸だねぇ~、Sヲ君。
予算は1500元だって、、、
「んー、それじゃあねー、あんまり良いのは買えないよSヲ君」
そのへんの事情を店のおっちゃんに説明して、何本かチョイス。
試弾をしたり、おっちゃんと話してるうちに、おっちゃんも、少しは二胡の事
解ってるやつだとわかったらしくて、話が盛り上がってくる。

※ガイドについてくれた、蘇州農業職業技術院の シュウちゃん(か、かわいー)と店のおっちゃん。
でも、3000元以上の物と比べると、見た目はもちろん音もいまいち。。
渋い顔してたら、おっちゃんが、「ちょっと待ってろ」と言って、店の裏へ行って、
「これどーだ?」って一本持ってきた。
材質は酸枝木で、皮の粒も小さい。皮の張りもいまいちでした。
「まあ、弾いてみろ」という感じだったので、弾いてみると。
これが、なかなかいい音してる。 高音部のノイズも少なくきれいな音がでる。
あるんですねー、こんなのが。
僕の会社も製造業ですが、たまにあるんです、
出るはずのない性能が出てしまう装置が。。
この二胡もそうなんでしょう。 ある意味掘り出し物です。
このお店のまとめとしては、
・現地の二胡屋のおっちゃんと、二胡についての会話ができた。
これが、僕にとっては一番楽しい
・安いけど、掘り出し物に出会えた。
でした。
最後に、ブログ(印刷)を見せて、「ホレホレ宣伝してんだから、安くしてよー」
って値引き交渉。 多少の値引きをしてもらいました。
戦い終えて、記念撮影。

お店の前でも記念撮影。
シュウちゃん(左)、シュウちゃん(右)、とママの二胡をゲットしたSヲ君と