二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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二胡の手指独立性の訓練だって


弦韵二胡初学者:手指独立性训练必学3点小窍门

手指の訓練だって。
百度の記事。

ギターでも似たような練習したな。
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by soukichi_uchida | 2018-03-20 23:03 | その他 | Trackback | Comments(0)
テンベンの摩耗から、弓使いがわかるよ、というお話。

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誰が書いてるか判らん、百度の記事ですが。

你的二胡琴筒有磨损吗?
从磨损看你的持弓姿势对不对





by soukichi_uchida | 2018-03-17 22:25 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
中国の中古二胡状況
久々の二胡ネタです

日本の知人から、中国での中古の二胡の状況に関して問い合わせがありました。
全く情報がないので、上海の中国人の友人に調べてもらいました。

情報は日本の知人だけでなく、ここでシェアしたいと思います。

以下、上海の友人からの情報
--------------------------------------

全体的から言うと、現在の中古楽器の取引は、大部ネット経由で、
個人と個人の間でやっています。 

ネットの発展と共に、専門業者が少なくなっています。

上海・江蘇・浙江あたりを検索して見たら、中古の二胡が
売りそうなところなら、下記の2つがあります。

1. 南京仙林大学城楽器市場。
  具体的な住所は分かりませんが、大学城の範囲があれば、
  すぐ見つかれると思います。

2. 温州文海中古楽器市場。
  住所は、浙江省温州市鹿城区人民東路31号。
  詳しい内容は、GOOGLEに登録されていないのようですが、
  GOOGLEMAPには記載されています。

また、ある掲示板から、上海中古楽器のスレに、
「金陵東路に楽器屋一杯あるから、中古品も扱ってるでしょう」
との話があります。 


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by soukichi_uchida | 2014-03-14 06:35 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
広州でかゆ手レッスン その2
よーやく、その2にたどり着きました。

土曜日の2時15分からの約束でしたが、地下鉄乗り継いで、
ちょっと早めに行って、チューニングと自己練を。

自己練終わって、教室のピアノで再チューニングして、ピアノで遊んでたら
先生登場。
今日は、素敵なオレンジ色のブラウスとミニスカです。。。。。

先生:「あ~ピアノひけるんや♡
僕:「一点点ね
先生:「でもな~、時間あったら、二胡練習せーや
僕:「いや、あの、ちょっとチューニングを

ってな会話があって、レッスン開始。

先生: 「二胡届いたんやね」
僕:「しぇしぇ、あとでお金払います

先生:「ちょっと貸してみ
    「あ”~、マジンガー着けてるやん
    ちょろちょろっと弾いて、
    「えーカンジやん、これ」 との感想

練習よりも、調整に時間をかけてたとは、言えませんでした。
でも、先生が弾くと、300元でも、い~音するわ。

ということで、レッスン開始

ロングトーンのおさらいを。

だいぶマシになったやんか、続けて練習せなあかんで」とのお言葉。

しばらくロングトーンを繰り返した後は、
教則本(子供用)を使って、第一ポジション(小指なし)のレッスンを。

※ふつーは、2回目でいきなり、ドレミにはいきません。
  良い子の皆さんは、マネしないでね。

これも、悪いところはすぐに指摘されます。(左手)
近代二胡を学んできた若い先生だけあって、言ってることも理にかなってる。
目からウロコです。
なんだか、保留指がラクラクです。

でもね、なかなかできん。。

あと、練習曲をピッチに合わせて弾いてると、どうしても走りがち。
軽いブルースやら、クロスオーバー(死後)なんかをやってたんで
つっこみというか、走る、ってのが体に染込んじゃってます。
それはそれとして、
弓使いが小さいから、そーなるんやで」とのご指摘。
これも、徹底的に修正される。

うーん、疲れたけど、充実した45分でした。
至福のひと時でもありました(^o^/

◆レッスン後のひと時、先生のプロフィールに迫る ------

 広州生まれの広州人だそうです。 
  ※言われてみれば、確かに広州人の顔(南方)の顔してます。
 住んでるところは、海珠区。
 青海音楽学院という学校の出だそうです。
 小学校から大学まで、ずーっと広州の半径 Nkm以内だって。

 青海音楽学院って、ネットで検索してもなかなか出t来ないんだけど、
 海珠区の南東の、巨大な中洲に、大学を集中させた所があって、
 その中にある学校です。
 こに地域には、弊社のユーザさんも沢山います。

◆レッスン後のトピックス、広州、二胡人口多い!? -----

●レッスンを終えて、エレベータに乗ってると、
 ある階で、二胡を持った親子連れが(娘は中学生ぐらい)乗ってきた。
 娘のレッスンに、お母さんが付いてきてるみたいです。
 「练习二胡吗?」って声をかける。
 どうやら、このビルに二胡を本格的に教えてる教室があるみたいです。
 まあ、僕が行けるレベルと金額じゃないでしょう、きっと。

●その後、先生に指示された教則本(子供用)を買いに本屋さんへ、
 教則本を探してたら、でっけー広東語で、ンゴンゴォ言いながら、
 二胡の本を物色してる、じーさんとおっさんが、
 先週のおっさんとは違う。
 ※広東語は、「ん」で始まる単語が沢山あります。 
   ンゴーとか、ンダンダとか、シリトリは永遠に終わりません

●さらに、その後JUSCOで晩飯のお買いものしてたら、
 またまた二胡を持った別の親娘づれが、こんどの娘は小学生(中学年ぐらい)。
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 後ろ姿をパチリと。
 JUSCOふつーでしょ? 

●先週も、別の親子連れと、二胡を持ってる若いカップルを地下鉄で
 見かけました。 

広州って、意外と二胡人口が高そうです。
なんでだろー? 
上海じゃ、全くといっていいほど二胡持って歩いてる人見かけないだけど?

広東音楽っていえば、むしろ高胡とか板胡のよーな気がするんだけどな~

この辺の事情も、次回先生に聞いてみよう(^o^/

とにかく、二胡を練習する、または習うには上海よりも、
広州のほうが、環境がいい感じがするな~。

暑くて、湿度が高いのが難点です。。。
by soukichi_uchida | 2012-06-04 03:30 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(4)
広州でかゆ手レッスン その1.5 284元の二胡
昨日は、2回目のレッスンでした。

と、その前に。
先生が、七律に頼んでくれでた、二胡が、宿泊先に届きました。

まあ、284元の二胡ですな。 
 棹は、この手のクラスにありがちな丸棒タイプ。
 琴窓はプラスチック。
 筒は、なんの木だか判りませんが、当然塗りが入ってます。
 軸は白っぽい木です。
 皮は、薄いくて、まだ張りがちょいと固め(広州向けの張りなのか?)
 メーカは、蘇州民族楽器一厂(虎丘楽器)
よくある、お土産、練習二胡そのものです。

それでも、七律でそれなりに調整してくれてたみたいで結構いい音してます。

とは言いながら、自分なりの調整をせずにはいられません。(^_^;;
・琴軸はずして、お掃除。松脂つけて、再装着。
・千斤のまき直しと、位置調整。
・駒をいろいろと試してみる、この二胡にはマジンガーがいいみたい。
・千斤の再調整(高さ方向)
などなど、、

まあまあ、自分好みの音になりました。
でも、ちょい薄っぺらいな~、まあしかたないか。

ホテル(サービスアパート)の一室、マンションくらしの日本と同じで、
そうそう生音での練習は出来ません。
そこで、弱音機を自作。。鉛筆と洗濯バサミの両面攻撃じゃ。

さあ、練習じゃ、、、

あ~、ロングトーンつまらん。。 でも、がまん、がまん。

確かにねー、ついちゃった癖はなかなか治らん。 
悪いところは、いろいろ指摘されてますが、一番問題指摘されてるのがこれ、
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拉から推への切り替え時に図のように力がはいってしまいます。
※この図はある朋友のものですが、みんなこの傾向あるのかな?

結果的には右手首の問題なんですが、原因は腕全体の動きにあります。
頭で考えると解るんだけど、歳とるとこれがなかなかねぇ~。
ひたすら練習。

----
練習には、これで十分です。
ド初心者に40万円もする二胡いらんよ。

これを選んでくれた、黄ちゃん、、もとい、黄老師に感謝と同時に、
くそ熱い広州で、一服の清涼感を感じる、うっち~でした。

ま、まさか、、「お前なんか、これで十分じゃあ」と思ってのことでは。。。。

何はともあれ、きれーな、おねーさんには、めっぽう弱いうっち~でした。
by soukichi_uchida | 2012-06-04 00:50 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
広州でかゆ手レッスン その1
広州 かゆ手レッスン レポート その1

行ってきました、初レッスン

レッスン時間の約束は、PM5時。
ルームサービスのおばちゃんに追い立てられて、2時ごろホテルを出発。
時間もあるので、
本家かゆ手”ずえさん”依頼の、教則本を探しにでも行くか~、、
と思って外にでた途端、、
どわわわわ~っと、すんごい雨が。
毎度ながら、こっちの雨はスケールが違います。
雨でビタビタになりながらも、地下鉄乗り継いで
以前記事にした、巨大ブックセンターの音楽フロアに到着。

[業務連絡] ずえさんへ
 依頼のブツ、探したけど、無かったわ。 
 今度、他をあたってみるわ。
 もっとヒントがあれば、ネットで探すよーん。

あきらめて、一駅向こうのスクールへ。
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待合室はこんな感じ。
早めについたんだけど、待つこと5分ぐらいで、先生も到着。

「Whenever広州」11年7月号で紹介されてた先生とは、違う先生が!?
でも、うれしい看板間違い。
若くてクーアイな先生です。
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お名前は、黄晓吟 (huáng xiǎo yín)。 

挨拶をして、さっそくレッスン開始。

コミュニケーションは、筆談と動作を交えてほとんど中国語。
これは、お互いハードです。
でも、なんとかなるもんですね。
中国語の勉強にもなるわ、こりゃ。

全くの初心者でないことは、スタッフから聞いてたのと、
僕から、基礎からやり直したい、悪いところを指摘してと伝えたら、

「とりあえず、弾いてみて」って

先生の二胡を手渡されました。
 ※高そうな二胡で、とてもよく鳴ってます。
 ※後で聞いたんですが、先生の二胡は2万元ぐらいするそうです。

・空弦、内外のロングトーン
・音階(あえて、1st ポジションのみ)
をやって見せる。
可愛かった笑顔が、厳しい顔つきに切り替わる(先生の顔)。

一瞬で見抜かれますね。悪いところ。(^_^;;

右手、左手の悪いところと、いろいろ指摘してもらって、何度か繰り返した後、
音色に関してのお話、
「松 fàng」、「通 tōng」、「空 kōng」

松:放松(fàng sōng) リラックスして
通:通透(tōng tòu) よく理解して  
空:空間(kōng jiān) 

たぶん、リラックスして、正しく弾けば、
空間に響き渡るいい音するよ。って事かな?

じみさん、大御所に意味聞いといて。
※ちなみにこの先生大御所の名前知っとたぞ。

その後はひたすら、右手の練習。

次に、譜面読む能力みるわ、ってことで、
譜面を渡される。

うげげっ、いきなりか? と思ったら、
ド、ソの繰り返しの練習曲。
先生のピアノの伴奏で、2つの練習曲にトライ。
汗ダラダラです。

8,4,2分音符がちゃんと取れることと、弓使いを見てたようです。
これは、これで出来てるねとの評価だったんですが、
譜面についていくのに、気を取られて、右手が元の木阿弥に。。。

なんどか、繰り返して、
まあまあの合格点となったけど、先生からは
「やはり癖がついてるので、直すの大変やねー」とのご意見。
そーだろーな、と納得。
「とにかくロングトーン練習せなあかん」とのご指摘でした。

放松(fàng sōng) これが大事なんだろうけど、
若くてきれーな先生と一対一じゃあ、やっぱキンチョーしちゃうわな。
ねっ、じみさん?

因为、您很漂亮。我不能放松。じゃ!
だよね、すうさん。

------------------------------------------------
レッスン後の会話(勝手に関西弁バージョン)

先生:「二胡どうすんねん?、練習せなあかんし」

ウッチィ: おっ、来たか! と思いつつ、
   「長くいないし、日本でも二胡持ってるし」

先生:「日本で二胡持ってんなら、
    練習用の安い二胡でえーやん、、
    ええ店教えたるわ。」

   ※この会話以前に、先生と二胡の価格帯の話をしてます。
    練習用に二胡とは、300元ぐらいの事を意味します。 

ウッチィ:「大新路の七律琴行知ってるよ」

先生:「え~!七律知っとるんかいな?
    ウチ七律の老板と友達やねん、電話しちゃる、
    ウチが頼めば、安うなんで」
 
ウッチィ: 涙。。。。(おっ来たか、と思ってごめんなさい)

※どーだ、こら!
 日本でバカ高い二胡を生徒に売りつけてるやつら、
 こんな良心的な中国人の先生、現地にいるんだぞ!
 ちったあ、見習えや!!!

二胡は、明日届けてくれることになりました。

久々に二胡に触れて満足して、
心も洗われた、うっちぃでした。。
先生もきれーで、やさし厳しくて、うれしい(^_^;;

その2に続く。
次回のレッスンは来週土曜日。

練習も楽しみだけど、次回は先生のプロフィールにも迫ろう。
いや、あれですよ。
どこの音楽学校で二胡やってたのとか、ですよ。 
勘違いしないように。
by soukichi_uchida | 2012-05-28 01:33 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(3)
二胡連再開
実は、東京音大の民族楽器入門講座って短期集中講座に通ってます。
次回で最終回。

先生は、劉継紅(iú jì hóng) 老師

夕方からなので、勤め人にも参加しやすい、
しかも全6回で12、600円と安い!

二胡難民で、お小遣い制の僕にはぴったりの講座です。

思い切って申し込み。

二胡中級講座1で「ポジションチェンジ」に参加してます。

ポジションチェンジは、まあまあ出来ると思ってましたが、
「やってみ」と言われて、やってみて、全否定されました。

ひょえ~、いままでやって来た、習ってきた事は何だったんじゃい。
でも、とってもスムーズにポジションチェンジできるようになりました。
※まだまだですけど。。。

内容は Jimmy さんが、ブログ(with erhu)で解説されてますので、ここでは詳しく書きません。

いずれ、「奏法分析」シリーズで分析してみたいと思います。

---
今回、
この講座に参加して思った事

・やはり、誰かに習って、問題指摘してもらわないと駄目だ。
 自己練だけだと、苦手なところはつい避けて通ってる。

・次回までのテーマがあると、練習する気になれる。
 ※追い込まれないと練習しない、タイプなもんで、、

・二胡の技術的な事以外に、教室に行くと、二胡をやってる仲間が 
 沢山いるという雰囲気に包まれる、幸せ感
   アルミ駒のJimmy さんや、西野さんを始めとする光瞬堂のスタッフの
   方々との出会いや、 僕のブログを見てくれてる人がいたり。

ええね~、この感じ

でも次回で、終わりか~。

って言う前に、次回は、課題曲一人ずつ弾くんだっけ(^_^;;
れ、練習しなきゃ。。
by soukichi_uchida | 2011-12-11 03:07 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
(工事中)千斤とビブラートの関係
たまたま、なんですが、こんな事考えてるときに、生ジャーさんのビブラートを見てしまいました。
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by soukichi_uchida | 2010-05-16 21:23 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
高音域(ハイポジション)を 豊かではっきりした音にするには?
なんで、ハイポジションでの音が小さく、倍音構成が貧弱なのか?って話は
これまで何度もしてきました。

これを、どーやってやっつけるか?テーマが重過ぎてしんどいです。
以下、かなりの独断を交えて。

★まず、音が小さい事とその対策について

開放弦の弦長での弦の重さを m とすると、1/4 ポジションでの弦の重さは 
(1/4)m となります。 E=(1/2)・m・v^2 の関係から、1/4ポジションの弦の
運動エネルギーは、開放弦の 1/4 となります。つまり音量も 1/4 です。

また、下図の様に、弦の振幅もハイポジションでは小さい事から、音が小さく
なってしまうことが理解できるでしょう。
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音が小さくなってしまうだけならまだいいのですが、その音が、ノイズ(雑音)に埋もれてしまうという問題が生じます。
これは皆さんも体感しているでしょう。
ハイポジションでの「音のかすれ」た感じ、がこれです。
目的とする音は出ているのですが、その音量がノイズとトントンなので、
こんな感じの音に聞こえてしまいます。
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●対策その1(音をはっきりさせる、キレイにする)
音が小さくとも、ノイズを減らせば、目的とするははっきりとクリアになります。 
こんな感じ↓
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●対策その2(ノイズはそのままに、音量全体を上げる)
SN比は向上するので、目的とする音ははっきりしてきます。 
こんな感じ↓ 
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実際には両者の組み合わせ、ノイズを減らしつつ、音量を上げるという対策を、やっています。

I: ①~③ 奏法上の対策
① 奏法上のチョ~基本。
 できる限り琴皮に対して直角に、弦には直角に弓を動かす。 あたりまえの
 話なんですが、これで最大効率で、目的とする音がでます。(対策2)
② 弓の速度を上げる(弓を大きく使う)
 E=(1/2)・m・v^2 での関係から v(速度)をあげれば、エネルギーも
 大きくなります。 1/4 ポジションでは、 速度 v を2倍にすれば、音量は 
 開放弦と同じになるはずです。
 恐る恐る弾けば弾くほど、音は悪くなる。
 ハイポジションほど、弓は大きくってことですかね?
③ ビブラート(圧力タイプの)をかける。 
 以前の記事にも書きましたが、弓以外に、弦にエネルギーを与える手段
 としてのビブラート。特に、遅い弓の時には効果的

II:楽器の対策 (主にノイズ対策)

④ お手入れ
 松脂に塗りすぎ、弦に松脂がこびりついてる等
⑤ 弓と胴が擦れる音(雑音)を低減させる。
 テンベンの材質を工夫したりして、弓の竹や毛の擦れる音をなんとか
 しようとしてる人もいるようです。
⑥ 駒と控制綿を選ぶ
 これらは、フィルターとしての機能も果たしています。自分の楽器とのいい
 組み合わせを探す
⑦ ちゃんとした二胡を購入する
 って、「あたりまえやろ!」と言われそうですが、、どう調整してもダメな楽器も
 ありますよね。購入時にちゃんとチェックしとかないと、どーしようもないですよね。

★音を豊かにする
ハイポジションでの倍音構成は、原理的にどうしても貧弱になります。
開放弦(440H) と 1/4ポジション(1760Hz) 比べてみましょう。
1760Hz 以上だけを見ると、1/4 ポジションの倍音構成がいかにスカスカ
なのかが明らかです。
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こればっかりは、原理的にどうしようもありません。

そこで、登場するのがビブラート。 ビブラートは、指を揺らして弦長を変化させたり、圧をかけて張力を変化させて、目的とする音の周波数を中心に周波数を変化させています。こんな感じ↓
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同様のことが、全ての倍音で起こる訳ですから、上の倍音構成グラフは
こんな感じになります。
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開放弦には遠く及びませんが、スカスカの部分は多少なりとも補間されています。
ビブラートは、弦にエネルギーを与えると共に、音を豊かにするという効果もあるんですね。(あたりまえか。。) 圧をかけるだけのビブラートだと、周波数はプラス方向にゆれるだけなので、効果は半分です。弦長を変化させるものとの組み合わせで、最大の効果となるんでしょう。

■まとめ
楽器のお手入れとか調整以外は、どの対策をとっても、結局は「腕」ですね。
ちゃんとした弾き方をしてないと、どんな道具を使っても、どんな調整をしても、
その効果の比率は小さいと思います。
まずは、ちゃんとした音が出せること。 修行が必要ですね。
わかっちゃいるんだけど。。。
こんなこと書いてないで、練習あるのみです。
by soukichi_uchida | 2010-04-30 13:47 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(4)
ビブラートの効能
音の揺らぎによる心地よさとか、手法の話じゃありません。
そんなもん知っとるわい!」 とか 「当たり前やんけ!
とか言われそうなネタなんですが。。

娘のEギターを弾いてて気がつきました。

ギターでもビブラートはかけます。
ビブラートをかける事により、サステイン、リリース(減衰後の音の保持)
時間が延びます。指をプルプルやることによって、弦がフレットにこすり
付けられて、消えようとしてる振動が長持ちします。
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※話は横道にそれますが、アンプのところにギターを持って行って、
 スピーカーからの音と弦を共鳴させて音を長持ちさせるって荒業も
 ありましたよね。。Jimmy さん。

でこれを二胡に置き換えて考えると。。。。

二胡の様な、擦弦楽器は、弓を止めてしまえば、ブチっ!と 音が消えて
しまうので、ビブラートによってサステインが延びるなんてことはありません。

でも、似たような効果があるんです。

たとえば、一弓四拍とか、八拍なんてロングトーンの時、弓の速度は
ゆっくりに(遅く)なります。 速度が遅いということは、弦が弓からもら
うエネルギーが少ない。  つまり音が小さくなります。

ここで、登場するのが、ビブラート。
ビブラートを行うことにより、 
これまで弓に擦られるだけだった弦が、自ら動いて弓に擦られに行く。
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弓から貰うエネルギーに加えて、指から貰ったエネルギーが加わる。
これによって、遅い弓で、弱っちかった音が、はっきりとした音になる
つまり、音量アップする。
と思うんですが、どうでしょう?

ちなみに、このビブラートは指で弦に圧を書けるビブラートであって、
弦の長さをビミョ~に変化させるタイプ(指の角度変化、位置変化)では
効果がないと思われます。
 
この効能は、特に音が小さくなってしまう、高音部でより効果的でしょう。
ビブラート無しだと、カスカスの音だったのが、ビブラートをかける
とクリアな音になったりします。
これは、一度スペクトル分析してみる必要があります。

ところで、高音部の音量が小さくなり、音質も痩せた感じになってしまいます。
これは擦弦楽器の宿命のようなもんですが
「バイオリンとの比較」ってテーマで分析してみたいと思います。  
by soukichi_uchida | 2010-04-25 18:03 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(4)