これは、けっこう深いネタで、シリーズ化もあり得るかも、です。
広州には、外国人相手の中国語を教える学校が25もあるそうです。各学校が熾烈な生徒の獲得合戦を繰り広げています。
こうなると、大変なのは先生達です。
学校のアピール、生徒の引き留めの為に、
生徒の要求は何でも聞く、
何時でも何処でもあなたの思うままに状態。
基本的に、土日、週末は授業が集中する。
朝7時から夜の9時までなんてざらだそうです。
週休2日はありえない。
一回の授業連続して数時間ぶっ続けでやってくれなんて要求も。
授業料が100元/1時間とすると、先生には20~30元。
※多くの学校は、人が集まりやすい所を借りてますので(中信広場近辺とか)ショバ代とか運営費もかかるので、こんなもんなのかもしれませんが。
そういう過酷な労働条件のなかで、長続きする先生はいないそうです。結果「正規」の先生の中でテランも減ってきている。
仕事のきつさと、手取り給料の少なさに絶望して、教師そのものを辞めてしまう先生も多いようです。一方で「アルバイト」教師になる人も多いようです。
収入はともかく、時間が自由になると言うのが最大のメリット。
こういう自己防衛的な先生もいますが、攻めに打って出る先生もいます。
独立して、自ら学校を設立。
独立する時に、前の学校の生徒や大口顧客をごっそり持って行く なんてのも。
まるで夜の世界ですね、売れっ子キャバ嬢が、移籍と同時に客も持ってくなんて。
さすが中国です。
こういうカオスな状態ですので、ごっそり持って行かれた学校では、経営が傾いて、先生への給料遅配なんてことも発生してると聞いたこともあります。
中国語の学校も、先生も大変なんですね。
外資の撤退や、投資の減少などから、広州でも常駐する日本人の数も減ってます。
※広州の常駐日本人7000人そこそこ。 少ないパイを巡って、ますます学校間での生徒の奪い合いは激化し、そのしわ寄せは先生達にいせられていくんでしょうね。
皆さん、先生にあまり無茶な要求はしないようにね。
PS
「美人老師」をウリにしてる学校もあるみたいですね~。
僕のようなアホなおっさんは、
「うおぉおお~、こんなきれーな先生に
1対1で授業受けてみてぇ~♡」
なんて思ってしまいます。
男ってバカです。
そういえば、SNH48の戴萌ちゃんて、広州人なの?
SNH48中国語なんてブログがあって、
その中に「戴萌广州~~~」って記事がありました。
画像クリックでブログに飛びます。
こんな中国語のセンセイいないかな~(^o^/