piano さんから、
「ウィトナーのアジャスターはいい仕事してまっせー」という情報をいただきました。
「え”っ?ウィトナーて何?」
さっそく、ネットで検索。
出てくるわ出てくるわ。
なんのこたぁーない、二胡で使えるのがないかと、探してた時も、ウィトナー見てるじゃないですか、しかも購入したのは、ウィトナー。 わはははは、結局そこにたどり着いたんですね。。。(^_^;;
このアジャスタは楽天でお取り寄せ可能ですが、関西の某琴行も「二胡用」として販売してます。WEBで紹介してる写真をよくみると「Witner」の刻印が読みとれました。。。
で、さっそく蘇州1号に装着、
「
うーん、いい仕事してますねぇ~」、
装着も、ガリガリ感が全くないし、調整ネジもスムースに回転します。
piano さん、 「これでんがな、これ」 ですねー。
ところで、蘭華堂さんの新型ですけど、これは北京1号に装着してます。
確かに弦に負荷をできるだけかけない構造なので、調整幅は小さい。
でも、幸いなことに、北京1号(木製琴軸)は琴軸だけで、けっこうピタっときまるので、これで十分間に合ってます。 ま、目的に応じての使い分けですね。
●おまけ
ウィトナーのアジャスタと山塞アジャスタを元素分析してみました。
どちらもニッケルメッキと思われますので、メッキ成分の分析になります。
測定箇所により若干の違いはありますが、どちらも
ニッケル、銅、亜鉛が測定されました。
山塞のほうのニッケル含有率は低く、低い分20%ぐらいの鉄(Fe)が含まれている事が解りました。
見た目のキラキラ感はこの辺の違いからくるものでしょう。また、ニッケルメッキの種類とか用途には詳しくないのですが、素人考えでは鉄が入ってるってのは、錆びるんじゃないかい?と思ってしまいます。
やっぱ山塞はアカン、でした。