二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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二胡用テールピース作製
わはははは、 あまり効果はないと思いつつ、密かに作ってました。

さすがにアジャスタ機能は搭載できませんでした。 
弦をひっかけるフックはネジ。
テールピースと琴托のフックの接続はテグスです。

●試作1号(材質:パドウク)
大きさや、フック(ネジ)の強度・位置・間隔、テグスの強度確認のために作製。 
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試行錯誤の後が見られますね。。ボコボコです。テグスは張力がかかるとダメかと思いましたが、案外大丈夫でした。これで、チューニングがおかしくなることは無いようです。
これを基に設計図を作成
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これを基に、今度は黒檀に挑戦(とにかく硬い。。。)

●試作2号
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 これを北京2号の装着
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で、音に何か変化はあったのか???
あまり変化は感じられません。 ただ、空弦を指で弾いた時のサステインが伸びている気がしました。(気のせいと思います) 
にしても、もうちょっとカッコよくできんかなー。 

ちなみに、上の写真の駒は、バイオリンの駒でよく使われてる「楓(カエデ)」で作製した究極の駒です。底面n面積を少し増やしてます。 なかなかいい感じです。 
駒もシコシコと試作・改良をやってます。 これに関してはいずれ報告予定
by soukichi_uchida | 2010-02-06 23:21 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
ウィトナーのアジャスター
piano さんから、
「ウィトナーのアジャスターはいい仕事してまっせー」という情報をいただきました。
 
「え”っ?ウィトナーて何?」

さっそく、ネットで検索。 
出てくるわ出てくるわ。
なんのこたぁーない、二胡で使えるのがないかと、探してた時も、ウィトナー見てるじゃないですか、しかも購入したのは、ウィトナー。 わはははは、結局そこにたどり着いたんですね。。。(^_^;;

このアジャスタは楽天でお取り寄せ可能ですが、関西の某琴行も「二胡用」として販売してます。WEBで紹介してる写真をよくみると「Witner」の刻印が読みとれました。。。

で、さっそく蘇州1号に装着、
  「うーん、いい仕事してますねぇ~」、
装着も、ガリガリ感が全くないし、調整ネジもスムースに回転します。

piano さん、 「これでんがな、これ」 ですねー。

ところで、蘭華堂さんの新型ですけど、これは北京1号に装着してます。
確かに弦に負荷をできるだけかけない構造なので、調整幅は小さい。
でも、幸いなことに、北京1号(木製琴軸)は琴軸だけで、けっこうピタっときまるので、これで十分間に合ってます。 ま、目的に応じての使い分けですね。

●おまけ
ウィトナーのアジャスタと山塞アジャスタを元素分析してみました。
どちらもニッケルメッキと思われますので、メッキ成分の分析になります。

測定箇所により若干の違いはありますが、どちらも
ニッケル、銅、亜鉛が測定されました。
山塞のほうのニッケル含有率は低く、低い分20%ぐらいの鉄(Fe)が含まれている事が解りました。

見た目のキラキラ感はこの辺の違いからくるものでしょう。また、ニッケルメッキの種類とか用途には詳しくないのですが、素人考えでは鉄が入ってるってのは、錆びるんじゃないかい?と思ってしまいます。
やっぱ山塞はアカン、でした。
by soukichi_uchida | 2010-02-04 20:38 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
柳琴にテールピース
鏡深さんに、「柳琴にはテールピースあるよ」ってコメントいただきました。

で、、柳琴ってなんやー? とネットで検索。
「やなぎ」じゃなくって、「りゅうきん」と呼ぶそうです。

こんなんでした。 右が琵琶で、左が柳琴。
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とっても似てるけど、「柳琴琵琶組」なんて、女性グループがあるぐらいで、使い分けもされてるようです。
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で、わざわざ記事にしたのは、これ。テールピース
b0098997_1235862.jpg
なんか、カッコいいぞ。 じゃなくて、このアイディアはいただけそうです。
琴托をテールピースにしちゃう、
というか「テールピースを琴托に埋め込んでしまえばいーじゃないか!」
でもこでだと、「二胡本体には手を付けない」って方針(いつ決めた?)に反します。。。
んー、ここまで来ると「達人さん」の領域ですねー(^o^/

ただし、二胡で採用した場合の効果が不明というリスクありですね。。。(^_^;;
by soukichi_uchida | 2010-02-03 01:25 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
二胡のテールピースって。。
バイオリンにはテールピースってのがあって、ここに弦が引っかけられたり、微調器具(アジャスター)がつかられたりしてます。
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※そういや、うちのギター(セミアコ)にもテールピースってあるよなー
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テールピースの役割ってなんでしょう? 。

弦の下端を固定するという役目は解りますが、音に対してもなんらかの役割を果たしているのかもしれません。バイオリンのテールピースも、いろいろな材質の物があって、バイオリンの人はこれに対するこだわりもあるようです。

二胡には、なんでこれが無いんでしょう?
たぶん琴托とエンドピンがこの役割をしているんでしょうけど、二胡にテールピースを付けたらどうなるのか?興味深々です。
で、アイディアだけですけど、こんな事考えてみました。
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どうやって二胡に付けるのか? こうします ↓↓
b0098997_21375480.jpg
バイオリンの様に、ここにアジャスターも付けてみました。
ううーん、なんかカッコいいぞぉ~!

でも、これは実現不可能でしょう。

そもそも、二胡用だと、ちっちゃ過ぎます。。。
駒での弦の幅が5~6ミリだとすると、テールピースでの弦の幅はそれ以下となる、とても(市販の)アジャスターを付ける事ができないし、琴皮に接触してしまう可能性もあります。

「アジャスタ無し」ならなんとか作れそうですが、、、
-------
効果はどうなのか?

駒の下の弦の振動の琴托への伝達は断ち切る事ができるでしょう。
でも、以前の記事で、「二胡は楽器全体で音を奏でている」という観点では、必要な音を切り落とすことにもなりかねません。

うーん、アジャスタ無しのを作ってみるかな~。。。
by soukichi_uchida | 2010-02-02 21:59 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(1)
究極の千斤 再試作
娘経由、ヨメ経由で風邪をひくわ、ルーターで指削るわでサンザンです。。
痛いやら、ツライやら。。。
※削った指は、左手人差し指、、二胡弾きには致命的です。。
 練習できん。 (してないけど。。)

といいながら、しつこく千斤作ってました、「血と鼻水」の結晶です。。。

元々の構想通りに、指相当部分(ゴム)の圧力を調整できるようネジを付けてみました。
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名付けて、第六の指千斤
機能がしっかりしてくると、見た目もソコソコよくなった気が、、、 でもやはりタイラップはいただけませんねー

で、効果のほどは?
思ったほど「指」になりません。 今回は指に相当する部分に皮を使ったのですが、ここの材質は検討してみる必要があるみたいです。

出来あがった物見てて、ふと思いました。。「何かに似てる」って。
これです。
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2007年に上海の 楽悠琴行(琴行情報)で購入した特殊千斤(蘭華堂さんでも販売)。すでにやられてたか~! と思いましたが、よく見ると、弦を押さえているのは、千斤の上側で、内弦・外弦は出口でまとめられて、頂点千斤のような働きをしています。
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似てるのはネジが付いてるとこだけでした。。

鏡深さんやpiano さんから情報いただいてるし、既に開発されてるものをもっと調べる必要ありますね。。
並行して、練習もしなきゃ。。。(指痛いけど、、、)
by soukichi_uchida | 2010-01-30 21:08 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
究極の千斤試作と問題点
千斤のなぜ? 究極の千斤を目指して 3で提案してた、千斤をちょいと試作してみました。
固定千斤を作ってみたで使ったのと同じく5ミリ厚の黒檀の端材。
3Dでウハウハ 究極の千斤の絵とはずいぶん違いますが、こんな感じ。
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形はともかく、効果を試そうと蘇州1号に装着。

しか~し、音出しをする前に、「こりゃアカンわ」 という事が解りました。
指に相当するゴムが下から押し上げられて、千斤が下図の様に傾いてしまいます。 その結果弦を押さえる力も弱まってしまい、指としての働きも弱まってしまいます。
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そこで、こんな対策を考えてみました。 ペラペラの板ではなく、土台をガッチリさせ、指に相当するゴムも千斤に近づける。
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よ~し、これで再試作だ!

ここで、もう一つ最大の欠点!
ポジション移動をやって、戻ってくるべき位置はゴムの場所なのに、土台の固定千斤の所に戻ってしまう。 これは慣れるしかないか。。

そんな事よりも、本来の目的 「開放弦と指で押さえた時の音の違いをなくす」 を忘れないようにしなきゃ。。。
by soukichi_uchida | 2010-01-29 01:18 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(7)
駒の位置は琴皮の中心が最適なのか?
鏡深さんのコメント より

>「琴皮は非対称に振動する」に関して、胡琴の仲間で琴碼を皮の中心に置く
>二胡は結構特殊なのかもしれせん。他の胡琴は上1/3〜1/4に置きますよね。
>太鼓も中心を外して叩いた方がいい音がします(と教えられたけど実際の打撃楽
>の方法として正解かどうかは知らない)から、言うなれば「琴皮は非対称に振動さ
>せる」のが音色にとってベストなのかもしれません。二胡は控制綿があるので、
>あえて琴碼を中心に置くのかもしれない、という考え方には「なるほどな〜」と思い
>ました。いや、勉強になります。鏡深は天気によって琴碼の位置をずらして音色を
>調整します。まあ、気分ですが。


このコメントから、駒の位置って、本当に琴皮の中心でいいのか?
と考え始めました。

ちなみに板胡の駒の位置はこんなんです。
b0098997_20595894.jpg

では、控制綿のナゼ?2 での仮説を思い出してみましょう
駒が真ん中にあって、控制綿があると、琴皮はこんな感じで振動していると考えました。
b0098997_20165615.jpg
次に、駒を控制綿と筒の中間に置いてみましょう。
b0098997_20421063.jpg
この状態で琴皮はこんな感じで振動すると思われます。
b0098997_204833.jpg
どっちがいいのかは、なんとも言えませんが、琴皮の振動は異なるため、音質(倍音成分)や音量も異なってくると思われます。
一方で、駒の位置を大きくずらしてしまうと、駒-擦原点-千斤の位置での仮説との矛盾も出てきます。

ということで、今回も結論が出ませんが、最適な駒の位置というもの考えてみる必要がありそうです。
by soukichi_uchida | 2010-01-27 21:02 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
固定千斤を作ってみた
固定千斤を作ってみました。

簡単そうで、以外と大変でした。
利用したのは、駒や琴窓を作るために集めた木材、黒檀と花梨です。

大変だったポイントは
1) 弦を通す穴や、固定用の紐を通す穴を開ける時に木が割れないようにする
2) 黒檀やっぱり硬過ぎ!
3) 琴棹と合わせる底面の加工。(あきらめて、テキトーに加工)
   ※底面には、フェルトか皮を張り付けてごまかします。

完成図
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真ん中がオリジナル名師堂さんの牛角千斤。右が黒檀、左が花梨の自作千斤です。
横から見たところ。
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5ミリ厚の板を使ったので、オリジナルよりは少し薄い。

まだ二胡に取り付けでの評価はしていません。 これも材質による音の違い(特に開放弦)での音の違いがでると思われます。

琴棹への取り付けは、名師堂さんではテグスを使っていますが、私はタコ糸でカッチカチに固定しています。たしかどなたかのWEBでタイラップを使って固定されてるのを見かけました。 このアイディアいただきです。ただ、ちょっと見た目に難点ありですが。。。

さて次は、究極の千斤作りです。。。
by soukichi_uchida | 2010-01-26 23:56 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
そーだ、固定千斤つくってみよー
なんてね、、また他のテーマが中途半端なままで、別のの事やろうとしてる。。。

いやー、糸千斤。。
指使いの悪さからズレるもんで、固定千斤を購入しかけてました。
「まてよ、作ればいーじゃん」 ってなノリです。
製造業的発想としては、「工数的には、買った方が絶対安い」ですが。

千斤を縛り付けたり、弦を通す、ちっこい穴をあけたりしなきゃなんないんで、材質によってはけっこう難しいかもしれません。
でもこれをクリアすれば、以前に思いついてた「究極の千斤」にも挑戦です。

まだしばらく楽しめそうです(^o^/

えっ? 二胡の練習してるかって?
し、してますよ。。。。。
by soukichi_uchida | 2010-01-26 00:17 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
自作 琴窓 コレクション
自分で作っといて「コレクション」って言い方はないなー。。。

今のところ、4種5個作りました。 
一個作る時間がだんだん短縮してます。それでも二晩はかかります。。。しかも、まだまだヘタクソです。 

電動糸ノコ盤使わずに、手動糸ノコとヤスリとルーターによる「根性琴窓」達。
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左上のが一番きれいにできてるなー。。。
ちゃんとした評価は今後行いますが、付けてみた感触は、「単に音でかくなった」です。 フィルタとしての働きはイマイチ。 唯一ど真ん中の琴窓が、蘇州タイプ琴窓に近い感じがしてます。

あ”~電動糸ノコ盤 欲しいぞー (`<。

二胡弦も買わなきゃいけないし、TASCAM PT-7 も欲しいし、ちゃんとしたルーターも欲しいし、物欲は止まるところを知りません。。。

 ※こういうのにハマってなきゃ、速攻で TASCAM 買ってるんでしょうけど、、
by soukichi_uchida | 2010-01-24 22:38 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)