二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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中国の中古二胡状況
久々の二胡ネタです

日本の知人から、中国での中古の二胡の状況に関して問い合わせがありました。
全く情報がないので、上海の中国人の友人に調べてもらいました。

情報は日本の知人だけでなく、ここでシェアしたいと思います。

以下、上海の友人からの情報
--------------------------------------

全体的から言うと、現在の中古楽器の取引は、大部ネット経由で、
個人と個人の間でやっています。 

ネットの発展と共に、専門業者が少なくなっています。

上海・江蘇・浙江あたりを検索して見たら、中古の二胡が
売りそうなところなら、下記の2つがあります。

1. 南京仙林大学城楽器市場。
  具体的な住所は分かりませんが、大学城の範囲があれば、
  すぐ見つかれると思います。

2. 温州文海中古楽器市場。
  住所は、浙江省温州市鹿城区人民東路31号。
  詳しい内容は、GOOGLEに登録されていないのようですが、
  GOOGLEMAPには記載されています。

また、ある掲示板から、上海中古楽器のスレに、
「金陵東路に楽器屋一杯あるから、中古品も扱ってるでしょう」
との話があります。 


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by soukichi_uchida | 2014-03-14 06:35 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
広州でかゆ手レッスン その2
よーやく、その2にたどり着きました。

土曜日の2時15分からの約束でしたが、地下鉄乗り継いで、
ちょっと早めに行って、チューニングと自己練を。

自己練終わって、教室のピアノで再チューニングして、ピアノで遊んでたら
先生登場。
今日は、素敵なオレンジ色のブラウスとミニスカです。。。。。

先生:「あ~ピアノひけるんや♡
僕:「一点点ね
先生:「でもな~、時間あったら、二胡練習せーや
僕:「いや、あの、ちょっとチューニングを

ってな会話があって、レッスン開始。

先生: 「二胡届いたんやね」
僕:「しぇしぇ、あとでお金払います

先生:「ちょっと貸してみ
    「あ”~、マジンガー着けてるやん
    ちょろちょろっと弾いて、
    「えーカンジやん、これ」 との感想

練習よりも、調整に時間をかけてたとは、言えませんでした。
でも、先生が弾くと、300元でも、い~音するわ。

ということで、レッスン開始

ロングトーンのおさらいを。

だいぶマシになったやんか、続けて練習せなあかんで」とのお言葉。

しばらくロングトーンを繰り返した後は、
教則本(子供用)を使って、第一ポジション(小指なし)のレッスンを。

※ふつーは、2回目でいきなり、ドレミにはいきません。
  良い子の皆さんは、マネしないでね。

これも、悪いところはすぐに指摘されます。(左手)
近代二胡を学んできた若い先生だけあって、言ってることも理にかなってる。
目からウロコです。
なんだか、保留指がラクラクです。

でもね、なかなかできん。。

あと、練習曲をピッチに合わせて弾いてると、どうしても走りがち。
軽いブルースやら、クロスオーバー(死後)なんかをやってたんで
つっこみというか、走る、ってのが体に染込んじゃってます。
それはそれとして、
弓使いが小さいから、そーなるんやで」とのご指摘。
これも、徹底的に修正される。

うーん、疲れたけど、充実した45分でした。
至福のひと時でもありました(^o^/

◆レッスン後のひと時、先生のプロフィールに迫る ------

 広州生まれの広州人だそうです。 
  ※言われてみれば、確かに広州人の顔(南方)の顔してます。
 住んでるところは、海珠区。
 青海音楽学院という学校の出だそうです。
 小学校から大学まで、ずーっと広州の半径 Nkm以内だって。

 青海音楽学院って、ネットで検索してもなかなか出t来ないんだけど、
 海珠区の南東の、巨大な中洲に、大学を集中させた所があって、
 その中にある学校です。
 こに地域には、弊社のユーザさんも沢山います。

◆レッスン後のトピックス、広州、二胡人口多い!? -----

●レッスンを終えて、エレベータに乗ってると、
 ある階で、二胡を持った親子連れが(娘は中学生ぐらい)乗ってきた。
 娘のレッスンに、お母さんが付いてきてるみたいです。
 「练习二胡吗?」って声をかける。
 どうやら、このビルに二胡を本格的に教えてる教室があるみたいです。
 まあ、僕が行けるレベルと金額じゃないでしょう、きっと。

●その後、先生に指示された教則本(子供用)を買いに本屋さんへ、
 教則本を探してたら、でっけー広東語で、ンゴンゴォ言いながら、
 二胡の本を物色してる、じーさんとおっさんが、
 先週のおっさんとは違う。
 ※広東語は、「ん」で始まる単語が沢山あります。 
   ンゴーとか、ンダンダとか、シリトリは永遠に終わりません

●さらに、その後JUSCOで晩飯のお買いものしてたら、
 またまた二胡を持った別の親娘づれが、こんどの娘は小学生(中学年ぐらい)。
b0098997_304137.jpg
 後ろ姿をパチリと。
 JUSCOふつーでしょ? 

●先週も、別の親子連れと、二胡を持ってる若いカップルを地下鉄で
 見かけました。 

広州って、意外と二胡人口が高そうです。
なんでだろー? 
上海じゃ、全くといっていいほど二胡持って歩いてる人見かけないだけど?

広東音楽っていえば、むしろ高胡とか板胡のよーな気がするんだけどな~

この辺の事情も、次回先生に聞いてみよう(^o^/

とにかく、二胡を練習する、または習うには上海よりも、
広州のほうが、環境がいい感じがするな~。

暑くて、湿度が高いのが難点です。。。
by soukichi_uchida | 2012-06-04 03:30 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(4)
広州でかゆ手レッスン その1.5 284元の二胡
昨日は、2回目のレッスンでした。

と、その前に。
先生が、七律に頼んでくれでた、二胡が、宿泊先に届きました。

まあ、284元の二胡ですな。 
 棹は、この手のクラスにありがちな丸棒タイプ。
 琴窓はプラスチック。
 筒は、なんの木だか判りませんが、当然塗りが入ってます。
 軸は白っぽい木です。
 皮は、薄いくて、まだ張りがちょいと固め(広州向けの張りなのか?)
 メーカは、蘇州民族楽器一厂(虎丘楽器)
よくある、お土産、練習二胡そのものです。

それでも、七律でそれなりに調整してくれてたみたいで結構いい音してます。

とは言いながら、自分なりの調整をせずにはいられません。(^_^;;
・琴軸はずして、お掃除。松脂つけて、再装着。
・千斤のまき直しと、位置調整。
・駒をいろいろと試してみる、この二胡にはマジンガーがいいみたい。
・千斤の再調整(高さ方向)
などなど、、

まあまあ、自分好みの音になりました。
でも、ちょい薄っぺらいな~、まあしかたないか。

ホテル(サービスアパート)の一室、マンションくらしの日本と同じで、
そうそう生音での練習は出来ません。
そこで、弱音機を自作。。鉛筆と洗濯バサミの両面攻撃じゃ。

さあ、練習じゃ、、、

あ~、ロングトーンつまらん。。 でも、がまん、がまん。

確かにねー、ついちゃった癖はなかなか治らん。 
悪いところは、いろいろ指摘されてますが、一番問題指摘されてるのがこれ、
b0098997_1105076.jpg
拉から推への切り替え時に図のように力がはいってしまいます。
※この図はある朋友のものですが、みんなこの傾向あるのかな?

結果的には右手首の問題なんですが、原因は腕全体の動きにあります。
頭で考えると解るんだけど、歳とるとこれがなかなかねぇ~。
ひたすら練習。

----
練習には、これで十分です。
ド初心者に40万円もする二胡いらんよ。

これを選んでくれた、黄ちゃん、、もとい、黄老師に感謝と同時に、
くそ熱い広州で、一服の清涼感を感じる、うっち~でした。

ま、まさか、、「お前なんか、これで十分じゃあ」と思ってのことでは。。。。

何はともあれ、きれーな、おねーさんには、めっぽう弱いうっち~でした。
by soukichi_uchida | 2012-06-04 00:50 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
広州でかゆ手レッスン その1
広州 かゆ手レッスン レポート その1

行ってきました、初レッスン

レッスン時間の約束は、PM5時。
ルームサービスのおばちゃんに追い立てられて、2時ごろホテルを出発。
時間もあるので、
本家かゆ手”ずえさん”依頼の、教則本を探しにでも行くか~、、
と思って外にでた途端、、
どわわわわ~っと、すんごい雨が。
毎度ながら、こっちの雨はスケールが違います。
雨でビタビタになりながらも、地下鉄乗り継いで
以前記事にした、巨大ブックセンターの音楽フロアに到着。

[業務連絡] ずえさんへ
 依頼のブツ、探したけど、無かったわ。 
 今度、他をあたってみるわ。
 もっとヒントがあれば、ネットで探すよーん。

あきらめて、一駅向こうのスクールへ。
b0098997_1194524.jpg
待合室はこんな感じ。
早めについたんだけど、待つこと5分ぐらいで、先生も到着。

「Whenever広州」11年7月号で紹介されてた先生とは、違う先生が!?
でも、うれしい看板間違い。
若くてクーアイな先生です。
b0098997_1185038.jpg

お名前は、黄晓吟 (huáng xiǎo yín)。 

挨拶をして、さっそくレッスン開始。

コミュニケーションは、筆談と動作を交えてほとんど中国語。
これは、お互いハードです。
でも、なんとかなるもんですね。
中国語の勉強にもなるわ、こりゃ。

全くの初心者でないことは、スタッフから聞いてたのと、
僕から、基礎からやり直したい、悪いところを指摘してと伝えたら、

「とりあえず、弾いてみて」って

先生の二胡を手渡されました。
 ※高そうな二胡で、とてもよく鳴ってます。
 ※後で聞いたんですが、先生の二胡は2万元ぐらいするそうです。

・空弦、内外のロングトーン
・音階(あえて、1st ポジションのみ)
をやって見せる。
可愛かった笑顔が、厳しい顔つきに切り替わる(先生の顔)。

一瞬で見抜かれますね。悪いところ。(^_^;;

右手、左手の悪いところと、いろいろ指摘してもらって、何度か繰り返した後、
音色に関してのお話、
「松 fàng」、「通 tōng」、「空 kōng」

松:放松(fàng sōng) リラックスして
通:通透(tōng tòu) よく理解して  
空:空間(kōng jiān) 

たぶん、リラックスして、正しく弾けば、
空間に響き渡るいい音するよ。って事かな?

じみさん、大御所に意味聞いといて。
※ちなみにこの先生大御所の名前知っとたぞ。

その後はひたすら、右手の練習。

次に、譜面読む能力みるわ、ってことで、
譜面を渡される。

うげげっ、いきなりか? と思ったら、
ド、ソの繰り返しの練習曲。
先生のピアノの伴奏で、2つの練習曲にトライ。
汗ダラダラです。

8,4,2分音符がちゃんと取れることと、弓使いを見てたようです。
これは、これで出来てるねとの評価だったんですが、
譜面についていくのに、気を取られて、右手が元の木阿弥に。。。

なんどか、繰り返して、
まあまあの合格点となったけど、先生からは
「やはり癖がついてるので、直すの大変やねー」とのご意見。
そーだろーな、と納得。
「とにかくロングトーン練習せなあかん」とのご指摘でした。

放松(fàng sōng) これが大事なんだろうけど、
若くてきれーな先生と一対一じゃあ、やっぱキンチョーしちゃうわな。
ねっ、じみさん?

因为、您很漂亮。我不能放松。じゃ!
だよね、すうさん。

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レッスン後の会話(勝手に関西弁バージョン)

先生:「二胡どうすんねん?、練習せなあかんし」

ウッチィ: おっ、来たか! と思いつつ、
   「長くいないし、日本でも二胡持ってるし」

先生:「日本で二胡持ってんなら、
    練習用の安い二胡でえーやん、、
    ええ店教えたるわ。」

   ※この会話以前に、先生と二胡の価格帯の話をしてます。
    練習用に二胡とは、300元ぐらいの事を意味します。 

ウッチィ:「大新路の七律琴行知ってるよ」

先生:「え~!七律知っとるんかいな?
    ウチ七律の老板と友達やねん、電話しちゃる、
    ウチが頼めば、安うなんで」
 
ウッチィ: 涙。。。。(おっ来たか、と思ってごめんなさい)

※どーだ、こら!
 日本でバカ高い二胡を生徒に売りつけてるやつら、
 こんな良心的な中国人の先生、現地にいるんだぞ!
 ちったあ、見習えや!!!

二胡は、明日届けてくれることになりました。

久々に二胡に触れて満足して、
心も洗われた、うっちぃでした。。
先生もきれーで、やさし厳しくて、うれしい(^_^;;

その2に続く。
次回のレッスンは来週土曜日。

練習も楽しみだけど、次回は先生のプロフィールにも迫ろう。
いや、あれですよ。
どこの音楽学校で二胡やってたのとか、ですよ。 
勘違いしないように。
by soukichi_uchida | 2012-05-28 01:33 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(3)
二胡連再開
実は、東京音大の民族楽器入門講座って短期集中講座に通ってます。
次回で最終回。

先生は、劉継紅(iú jì hóng) 老師

夕方からなので、勤め人にも参加しやすい、
しかも全6回で12、600円と安い!

二胡難民で、お小遣い制の僕にはぴったりの講座です。

思い切って申し込み。

二胡中級講座1で「ポジションチェンジ」に参加してます。

ポジションチェンジは、まあまあ出来ると思ってましたが、
「やってみ」と言われて、やってみて、全否定されました。

ひょえ~、いままでやって来た、習ってきた事は何だったんじゃい。
でも、とってもスムーズにポジションチェンジできるようになりました。
※まだまだですけど。。。

内容は Jimmy さんが、ブログ(with erhu)で解説されてますので、ここでは詳しく書きません。

いずれ、「奏法分析」シリーズで分析してみたいと思います。

---
今回、
この講座に参加して思った事

・やはり、誰かに習って、問題指摘してもらわないと駄目だ。
 自己練だけだと、苦手なところはつい避けて通ってる。

・次回までのテーマがあると、練習する気になれる。
 ※追い込まれないと練習しない、タイプなもんで、、

・二胡の技術的な事以外に、教室に行くと、二胡をやってる仲間が 
 沢山いるという雰囲気に包まれる、幸せ感
   アルミ駒のJimmy さんや、西野さんを始めとする光瞬堂のスタッフの
   方々との出会いや、 僕のブログを見てくれてる人がいたり。

ええね~、この感じ

でも次回で、終わりか~。

って言う前に、次回は、課題曲一人ずつ弾くんだっけ(^_^;;
れ、練習しなきゃ。。
by soukichi_uchida | 2011-12-11 03:07 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
(工事中)千斤とビブラートの関係
たまたま、なんですが、こんな事考えてるときに、生ジャーさんのビブラートを見てしまいました。
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by soukichi_uchida | 2010-05-16 21:23 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
高音域(ハイポジション)を 豊かではっきりした音にするには?
なんで、ハイポジションでの音が小さく、倍音構成が貧弱なのか?って話は
これまで何度もしてきました。

これを、どーやってやっつけるか?テーマが重過ぎてしんどいです。
以下、かなりの独断を交えて。

★まず、音が小さい事とその対策について

開放弦の弦長での弦の重さを m とすると、1/4 ポジションでの弦の重さは 
(1/4)m となります。 E=(1/2)・m・v^2 の関係から、1/4ポジションの弦の
運動エネルギーは、開放弦の 1/4 となります。つまり音量も 1/4 です。

また、下図の様に、弦の振幅もハイポジションでは小さい事から、音が小さく
なってしまうことが理解できるでしょう。
b0098997_3585242.jpg
音が小さくなってしまうだけならまだいいのですが、その音が、ノイズ(雑音)に埋もれてしまうという問題が生じます。
これは皆さんも体感しているでしょう。
ハイポジションでの「音のかすれ」た感じ、がこれです。
目的とする音は出ているのですが、その音量がノイズとトントンなので、
こんな感じの音に聞こえてしまいます。
b0098997_3262715.jpg

●対策その1(音をはっきりさせる、キレイにする)
音が小さくとも、ノイズを減らせば、目的とするははっきりとクリアになります。 
こんな感じ↓
b0098997_3264810.jpg

●対策その2(ノイズはそのままに、音量全体を上げる)
SN比は向上するので、目的とする音ははっきりしてきます。 
こんな感じ↓ 
b0098997_3265944.jpg

実際には両者の組み合わせ、ノイズを減らしつつ、音量を上げるという対策を、やっています。

I: ①~③ 奏法上の対策
① 奏法上のチョ~基本。
 できる限り琴皮に対して直角に、弦には直角に弓を動かす。 あたりまえの
 話なんですが、これで最大効率で、目的とする音がでます。(対策2)
② 弓の速度を上げる(弓を大きく使う)
 E=(1/2)・m・v^2 での関係から v(速度)をあげれば、エネルギーも
 大きくなります。 1/4 ポジションでは、 速度 v を2倍にすれば、音量は 
 開放弦と同じになるはずです。
 恐る恐る弾けば弾くほど、音は悪くなる。
 ハイポジションほど、弓は大きくってことですかね?
③ ビブラート(圧力タイプの)をかける。 
 以前の記事にも書きましたが、弓以外に、弦にエネルギーを与える手段
 としてのビブラート。特に、遅い弓の時には効果的

II:楽器の対策 (主にノイズ対策)

④ お手入れ
 松脂に塗りすぎ、弦に松脂がこびりついてる等
⑤ 弓と胴が擦れる音(雑音)を低減させる。
 テンベンの材質を工夫したりして、弓の竹や毛の擦れる音をなんとか
 しようとしてる人もいるようです。
⑥ 駒と控制綿を選ぶ
 これらは、フィルターとしての機能も果たしています。自分の楽器とのいい
 組み合わせを探す
⑦ ちゃんとした二胡を購入する
 って、「あたりまえやろ!」と言われそうですが、、どう調整してもダメな楽器も
 ありますよね。購入時にちゃんとチェックしとかないと、どーしようもないですよね。

★音を豊かにする
ハイポジションでの倍音構成は、原理的にどうしても貧弱になります。
開放弦(440H) と 1/4ポジション(1760Hz) 比べてみましょう。
1760Hz 以上だけを見ると、1/4 ポジションの倍音構成がいかにスカスカ
なのかが明らかです。
b0098997_3271353.jpg
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こればっかりは、原理的にどうしようもありません。

そこで、登場するのがビブラート。 ビブラートは、指を揺らして弦長を変化させたり、圧をかけて張力を変化させて、目的とする音の周波数を中心に周波数を変化させています。こんな感じ↓
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同様のことが、全ての倍音で起こる訳ですから、上の倍音構成グラフは
こんな感じになります。
b0098997_3275557.jpg
開放弦には遠く及びませんが、スカスカの部分は多少なりとも補間されています。
ビブラートは、弦にエネルギーを与えると共に、音を豊かにするという効果もあるんですね。(あたりまえか。。) 圧をかけるだけのビブラートだと、周波数はプラス方向にゆれるだけなので、効果は半分です。弦長を変化させるものとの組み合わせで、最大の効果となるんでしょう。

■まとめ
楽器のお手入れとか調整以外は、どの対策をとっても、結局は「腕」ですね。
ちゃんとした弾き方をしてないと、どんな道具を使っても、どんな調整をしても、
その効果の比率は小さいと思います。
まずは、ちゃんとした音が出せること。 修行が必要ですね。
わかっちゃいるんだけど。。。
こんなこと書いてないで、練習あるのみです。
by soukichi_uchida | 2010-04-30 13:47 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(4)
ビブラートの効能
音の揺らぎによる心地よさとか、手法の話じゃありません。
そんなもん知っとるわい!」 とか 「当たり前やんけ!
とか言われそうなネタなんですが。。

娘のEギターを弾いてて気がつきました。

ギターでもビブラートはかけます。
ビブラートをかける事により、サステイン、リリース(減衰後の音の保持)
時間が延びます。指をプルプルやることによって、弦がフレットにこすり
付けられて、消えようとしてる振動が長持ちします。
b0098997_175241.jpg

※話は横道にそれますが、アンプのところにギターを持って行って、
 スピーカーからの音と弦を共鳴させて音を長持ちさせるって荒業も
 ありましたよね。。Jimmy さん。

でこれを二胡に置き換えて考えると。。。。

二胡の様な、擦弦楽器は、弓を止めてしまえば、ブチっ!と 音が消えて
しまうので、ビブラートによってサステインが延びるなんてことはありません。

でも、似たような効果があるんです。

たとえば、一弓四拍とか、八拍なんてロングトーンの時、弓の速度は
ゆっくりに(遅く)なります。 速度が遅いということは、弦が弓からもら
うエネルギーが少ない。  つまり音が小さくなります。

ここで、登場するのが、ビブラート。
ビブラートを行うことにより、 
これまで弓に擦られるだけだった弦が、自ら動いて弓に擦られに行く。
b0098997_23174979.jpg
弓から貰うエネルギーに加えて、指から貰ったエネルギーが加わる。
これによって、遅い弓で、弱っちかった音が、はっきりとした音になる
つまり、音量アップする。
と思うんですが、どうでしょう?

ちなみに、このビブラートは指で弦に圧を書けるビブラートであって、
弦の長さをビミョ~に変化させるタイプ(指の角度変化、位置変化)では
効果がないと思われます。
 
この効能は、特に音が小さくなってしまう、高音部でより効果的でしょう。
ビブラート無しだと、カスカスの音だったのが、ビブラートをかける
とクリアな音になったりします。
これは、一度スペクトル分析してみる必要があります。

ところで、高音部の音量が小さくなり、音質も痩せた感じになってしまいます。
これは擦弦楽器の宿命のようなもんですが
「バイオリンとの比較」ってテーマで分析してみたいと思います。  
by soukichi_uchida | 2010-04-25 18:03 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(4)
3回目
う”~、、、
今日の放送は、チェンミンも ちょっと困ってませんでした?
イライラ、イライラ (`< ~

このままじゃダメだ。。。、最後はどーなるんじゃぁ~!

放送内での「修正」はできないにしても、
収録の合間とか、前に指導しとけよなー。。ブツブツ。。。

それと、
こういう番組じゃ、生徒役の役割ってすごく重要です。
飲み込みのよさってのも必要。 
いかにもダメそー、というかダメじゃん、そめじゃく!
Jimmy さんに一票! です。

----
一応、ちょっとだけ、右手の修正はいってましたね。
外弦の時、右手が落ちちゃダメって。。。
by soukichi_uchida | 2010-04-14 22:40 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(5)
ニーハオ二胡 2回目を見て
このところ、まじめに仕事してるおんで、ネタ探し、ネタ考えを
なかなかできずにいますし、コメントにもレス付けれないでいます。
 すみません。

で、ニーハオ二胡も録画でみました。

2回目を見て思ったことは、
左手の使い方よりも、生徒役の 落語家と、アナウンサーのおっさんたちの
問題点が、とても気になりました。

それぞれ、弓というか右手の動きに問題アリです。
・落語家のおっさんは、弓が上下している。
・アナウンサーのおっさんは、放送禁止用語の「めくら弾き」、
 ひじから先が全く動かず、脇の開け閉めだけでガチガチ動いている

これが、どう悪いのかは、見方はいろいろあるでしょう。
次回以降の放送で、彼らの問題点を「修正」するというコーナーがあれば、
この番組は見上げたものだと思います。

4回がボウイングなので、そこで「修正」があることを期待したい。

でも、そうはならないんでしょうね。 キラキラ星からどんどん先に進んでいく
ような気がします。 視聴者に飽きられない、興味を持たせるために、
どんどん先に進むんだろーなー。

でも、独学で練習してる人や、二胡難民にとっては、この「修正」は
とっても重要です。
習っていると指摘される問題点が独学ではは気づかない。

も一つ、
テレビで中国語とか語学番組での経験では、
毎回見ているだけじゃ、ぜんぜん上達しませんね。
耳は慣れてきますが。
次の放映のまでの間にテキストをよく活用しておかないと、
効果なしだと感じています。

ニーハオ二胡だって同じでしょう。
テキストやDVDをいかに活用するかが重要ですね。

番組にいろいろ文句はありますが、
現在、ほぼ二胡難民の自分としては、基礎から見直す意味では貴重な番組だと思ってます。

加油~! 全国の二胡難民!
by soukichi_uchida | 2010-04-09 00:14 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(4)