二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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上海 金陵東路 楽悠琴行(乐悠琴行)にて
話は戻りますが、先々週上海に出張した時の事、

楽悠琴行で、駒選びをしていたら、
日本人のオバちゃま集団が、お店を覗き込んで恐る恐る御入店。

最初は勇気いりますよね、初めてのお店に、しかも外国で。

話しかけてみると、
いくつかのブログで、ここのお店が紹介されているのを見つけて
上海旅行のついでにお店に立ち寄られたようでした。
※どっかの教室のイベントで上海来たのかな??

今回の目的は、弓や駒を買いにきたご様子。
駒の種類が沢山あることに驚いていたようで、
「どんな駒がいいんでしょうか? 」という相談に、 
これ↓↓↓↓を推薦。
b0098997_033479.jpg
こいつは、10月の Music China で見つけた、油分が多い「赤松」の駒です
どんな二胡でも、そこそこの鳴りを引き出してくれます。

オバちゃまたちは、店員と多少なりともコミュニケーションがとれてる日本人の
僕がいたので、安心したのか、二胡および二胡関連グッズまみれのお店でかなりハイテンションに。

気がついたら、
みんな、弓とか駒をそれぞれ別個に買ってる。。
  「纏めて買って、値引き交渉したほうがいいですよ」
とアドバイスしましたが
後の祭りでした。

でも、その事に気がついたお店の老板は、彼女たちに、二胡弦とか、いろいろオマケをつけてあげてました。

最後に、老板とオバちゃま達と記念撮影を。
b0098997_0352146.jpg
「ブログに載せますから」といって撮影した写真なので、「顔出し」いいですよね。
ダンナに内緒で上海に来てて、顔出しはマズイとか、問題あれば連絡下さい。
ボカシ入れます。

すこしはお役に立てたかな?
関東近辺の二胡愛好家の方々なので、光舜堂も宣伝しておきました。 
by soukichi_uchida | 2012-01-26 00:39 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(3)
合体! 
マジンガー駒、 この駒の効果には、かなりショックを受けました。
いままで、考えてきたことは、
  「いったいなんだったんだぁあ~」
ちゅーぐらいに。

でも、このアイディアはぜひ、「究極の駒作」に取り込まねば、
ということで、こんなん作って見ました。

マジンガー駒と、ウチダ駒を がったぁ~い! 

(左側は、元祖マジンガー駒)
b0098997_217121.jpg
側面から見ると、
b0098997_21112022.jpg
形状は、マジンガーになってませんが、側面から中身をくり抜いた、
ウチダ駒形状。
b0098997_21131268.jpg
マジンガーの加工精度と比べると、出来は「おこちゃまレベル」です (^_^;;

素材は楢の枝の年輪の中心部分。 けっこう硬い素材です。

さて、どんな音がするのやら?
ホントは、音を取り込んで、定量的な分析を行うべきなんですが、、
とりあえず、ファーストインプレッションとしては、

なんだか イイカンジ~! (^o^/

蘇州1号、北京2号(六角)ともに、よく鳴ります、高音も延びる。(気がする)

しかし、なんなんだろ~?
このくり抜きの効果は???

体積は同じで、中身を抜いているんだから、
駒全体の質量が減って、密度は低くなってる。

このへんに、何かヒントがありそうです。
取り組むべきテーマの一つです。

道は、まだまだ遠い。。。。

-----
ところで、すうさんから、「タオバオでマジンガー駒売ってるよ」という情報を貰って、ここから情報を手繰っていったら、マジンガー駒のメーカーらしき所にたどり着きました。
ここ ↓↓↓↓
河北省饶阳县弘场民族乐器厂(河北省饒陽縣弘場民族樂器廠)

アリババで、1個40元、10~49個だと25元、50個以上で20元で卸してます。
在庫 10000個だって、、こんなの、よく10000個もつくったよな~

正式名称は、小叶紫檀镂空二胡码子(小葉紫檀鏤空二胡碼子) なんだって。
訳すと、小葉紫檀の透かし彫りの二胡の駒

日本じゃ、やっぱ「マジンガー駒」って呼ぼうよね~

それにしても、河北省といい武漢といい、、このあたりから革新的な二胡とか配件(部品)なんかが、出てきてる気がします。
by soukichi_uchida | 2012-01-24 21:54 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
「阿修羅男爵!?」 駒
先週、上海に超短期出張してきました。
なんとか時間を見つけて、金陵東路の楽器屋街へ行って来ました。

目指すは、いつも行く  楽悠琴行
この店のおっちゃんは自分で作った二胡を店に出してます。 3~5000元の価格帯になると、い~音してます。
いつか、この店で二胡買いたいな~。

今回は、面白い駒ないかな~? というのが目的。

ありました、へんな駒やおもしろい駒が!
まずこれ ↓↓↓↓
b0098997_1855917.jpg
名付けて、「阿修羅男爵-駒」。黒檀と紫檀バーションがあって、黒と紫ってのも阿修羅男爵っぽいですね~。 作成者はドクターヘルか?
なんて年齢がバレますね。。。

「どっちが内線用だ?」と聞くと、「それは好き好きだ」みたいな返事でした。

もう一つ、左右ではなく前後で素材が異なる(偶然の産物だと思う)駒。
一見、普通の楕円駒ですが、
b0098997_18151513.jpg
横から見ると、
b0098997_18174526.jpg
前後の形状も、なんだかウチダ駒形状も少し入ってます。

ちなみに、店のおっちゃんは、弦の力が駒の中心には来ていないことは、「知ってる」と言ってました。

次に、驚きの横穴駒 まず、これ ↓↓↓ 
b0098997_18231360.jpg
正面に開いてる穴はなんとなくその目的が理解できるんだけど、この横穴は、いったいなんの目的じゃい!

驚きは、これだけでは終わらない。
「こいつはなんじゃぁ~???」正面から見ると、
b0098997_18275457.jpg
う~ん、これもなんだか 「マジンガー」 入ってるよな。。。
マジンガー駒と命名! 横方向の振動を良く拾えそうな駒です。

これを横から見ると、 「ゲゲゲっ! 」
b0098997_18295871.jpg
完全に中空になってます。

なんだか、こうなってくると、もうムチャクチャなんですが、どれも 楽悠琴行の二胡につけて鳴らしてみるとイイ感じなんですね~これが。 
マイッた。 m(_ _)m

■その他の気になる!駒達
底面後ろ側を削って、前後非対称を実現している。
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いわゆる、万能駒だけど、
b0098997_18402999.jpg
横から見ると、ウチダ駒形状
b0098997_18415577.jpg
単に、加工精度が悪いだけなのか、意識してのものなのか???

・股割れ三兄弟
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中央の駒、油分がとても多い、10月にMusicChinaで購入した駒の股割れバージョンです。 お気に入りの一つです。

・むらやま駒?木材バージョン
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ていねいに作られてて美しい。 中国にも村山師匠がいるのかな~??

・この木材は珍重で高いと言ってた駒 (それでも 30元: 昼飯代 )
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■ 最近の傾向

・前後非対称の駒
 偶然なのか、加工精度が悪いだけなのか? 
 思い込みかもしれませんが、前後非対称の駒をけこい見かけます。

・底面に穴のある駒
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 股割れの応用型だと思いますが、底面に穴のあるの見かけますね。

ウチダ駒もうかうかしてられません。
さらなる進化を目指してがんばらねば!

西野さん! 光瞬堂駒部のみなさん! 頑張りましょー。

明日、22日光瞬堂さんにもって行きますので、試してみたい方は、大歓迎です。
by soukichi_uchida | 2012-01-21 19:10 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(1)
一日一駒!
先日、光舜堂からの帰り、駒作り名人「すうさん」達とお食事中での、すうさんのお言葉

「 一日一駒! 」

めっちゃ、感銘を受けました。 頭からこの言葉が離れません
座右の銘とさせていただき、こんご「すう老師」と呼ばせて頂きます。

僕も、一日一駒を目指したいのですが、なにぶん、技術も道具も乏しいんで、
一日一駒は困難。

ということで、これも二胡と同じで、技術を磨くまえに、道具に走る悪い癖が、、、
by soukichi_uchida | 2012-01-14 08:02 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(3)
無錫の反撃
もう無錫で作った二胡を「蘇州二胡」とは呼ばせないぞ!

「無錫梅村出產的二胡不再冠“蘇州”名」

なんてことを、無錫の「萬其興」さん達二胡関係者が言ってるそうです。
梅村の二胡創意園の建設もその一貫。

まあ、劉天華も、阿炳も無錫生まれなのに、楽器本体は蘇州、
 蘇州、蘇州 ~、、、 なんて
無錫で二胡作ってる人たちは気分悪いんでしょうね。
この記事(翻訳)を斜め読みすると、

“無錫の多くの二胡の師父たちは蘇州で二胡作りを学んだ、
だから、(無錫で作ってても)二胡はみんな「蘇州」製だと言われてしまう“


なんて事が書いてあります。
※蘇州で学んだって事は認めてるんですよね~(^_^;;

そのうち「無錫二胡」ってのが、日本の琴行の店頭にも並ぶんでしょう。

ちなみに、
無錫梅村の二胡創意園、現地の知人に調べてもらってるんですが、作ってんだか、どーだか、分からんそうです。
こんなんがありました、 工事と内装工事の入札の公募

昨年10月に着工予定のようです。
3月に行けたら、現地調査してきますわ・・・

PS
千葉ディズニーランド(CDL)じゃ、イヤだよね。
蘇州でいいじゃん、地理関係も東京・千葉みたいなもんだし。。

日本で売る時に、「蘇州夜曲」と「無錫旅情」とどっちが名が通っているか? なんて考えたりして。 メーカーにオーダーする時のオプションで、「無錫」の刻印にするか、「蘇州」にするかなんてあったりしてね。
ビジネス的にはあり得るわな。。。

日本の琴行さん、「無錫二胡」を売り出すなら、「無錫キャンペーン」をやってからの方がいいかも。 
できが同じ二胡で、無錫と蘇州を並べられたら、やっぱ蘇州選びません?
by soukichi_uchida | 2012-01-13 20:16 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
王根興が....
遅ればせながら、このブログを読んでくださってる皆さん、
「あけましておめでとうございます。」
今年も、よろしくお願いいたします。

新年の挨拶もそこそこに、ちょいと(゚д゚)!な話題です。

正月、嫁の実家でヒマでヒマで、、、
ネットで 「王根興」さんを検索してました。

動画で検索すると、
その昔、sonofsg のハンドルネームでUPした BSの動画が、コピーされまくってました。 やばいな~、、、訴えないでね、N●Kさん。

他にこんなのがヒットしました。
百楽琴苑という台湾の琴行が、おそらく上海の王さんのマンションでの皮貼り工程を撮影公開してます。
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百楽琴苑のWEBに掲載された、王さんと二胡の画像。
王さんの顔に元気さが無いように見えるのは気のせいか?

・場所は不明ですが、なんかのセミナーで、やはり皮貼り工程を公開してます。
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それぞれ最近(2011年の撮影)

動画は 「倉庫」 にUPしてあります。

貴重な映像であることには間違いないんですが、、、
なんだろな~。。。
王さん(現在70歳台半ば)、もう二胡作るのは止めたって話があるんだけど、最近やたら販売されてる 王根興制の二胡。 しかも格安20万円台。 そこに来て、このビデオ。王さん、二胡作ってるじゃん。 
それと、王さんの皮貼工程は、門外不出じゃなかったっけ?(勝手に想像)

何かが、起こってるに違いない。
  そろそろ歳なんで、自分の技術を後世に伝えようとしている。
 ならいいんですけど。。。

・無錫の梅村に、(無錫)政府が「二胡の生産拠点」「総合取引所」を作るって話。
 ※地方政府とはいえ、何億円ものお金が動きます。 中央が知らないわけがない。
・最近、二胡の価格が値上がりしている気がする。
 ※価格帯分析の2012年版をやらなきゃ。。。
 ※日本には10倍の価格で売れ!なんて指示があるとかないとか??

二胡の制作を、産業として確立させ、技術者も育てる。
利益も出るようにして、職人さんたちの賃金もリーゾナブルなものにする。
なんて、前向きな話ならいいんですが、
な~んか、ヤな感じがします。

う~ん、実態調査にいかなきゃ。。
by soukichi_uchida | 2012-01-05 01:00 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(4)