二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
タグ
カテゴリ
検索
<   2011年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧
Music China 2011 レポート4
今回は、各種部品と戦利品のレポートです

■各種部品を置いてるブース

いろんな業者が集まる展示会だけあって、部品類(半製品二胡を含む)が沢山展示されてます。 業者間での名刺交換シーンも随所で見かけました。

●皮張前の半製品の二胡を置いてるブース
b0098997_0421118.jpg
b0098997_045387.jpg
ここで、購入して、皮張などの仕上げをやって売ってる店もあるってことなんですね。

これなら問題なく持って帰れる。

成田で、「それは二胡でしょ?開けてくださいッ」って言われても
「どやっ!」って顔できそうです。  衝動買いしそうになりましたが、ぐっと我慢

●蛇皮を売ってる店
皮を張ってない半製品の二胡を売ってるということは、蛇皮の卸屋さんなんてのもあるんですね。
b0098997_056693.jpg
(クリックで拡大します)
ブースと、柱の隙間の空間で、勝手に商売してるし。。。
錦蛇の皮、 初めて見ました。。 これを二胡に張るんだ、大変な作業ですね。
しかし、なんか干物というか、スルメの様な匂いが漂ってました。。

●琴窓を売ってる店
琴筒にはめ込む前の(6角形に切り抜いてないやつ)を売ってる店を発見。 何枚か入手しました。
b0098997_1251445.jpg
琴筒のサイズは企画化されてないので、こういう形で売ってるんだだな。
と思っていたら、 完成品も売ってました。 
b0098997_1265946.jpg
しかし、これ、微調整で済めばいいけど、サイズ合わなかったら終わりだろ。。 買うやついるのかな?

●琴軸を売ってる店
b0098997_130968.jpg
各種木材の琴軸売ってました。 これも、そのままでは、使えないんでしょうね?
   自分の棹にあった調整ができるスキルが必要なんでしょう。

   二胡買った後に、
    ・琴軸のデザインが気に入らない
    ・音調が上手くできない(これは自分で調整可能ですが、、)
   なんて不満がけっこうあります。

   換えの琴軸持ってるなんて、ちょっと素敵かもしれません。
   素材の違いによる音の変化の実験もできるかも。   

あ”~買っとけばよかった。。今更ながら悔やまれます。

●琴駒
バラ売りしてるところは少なくて、業者向けに、袋売りが基本です。
価格はともかく、大抵のものが日本のどこかの琴行で売ってると思われます

「こっ、これわぁ~」 というものは見つけられませんでした。
いくつか購入しました。「戦利品編」で報告します。

●弓の毛 専門店
民族楽器と、バイオリン等の西洋弦楽器のコーナーの境目あたりのゴチャゴチャコーナーで。弓の毛の専門店を発見。 こんな卸屋もあるんですね。
b0098997_138995.jpg

●端材?を利用したアクセサリ屋さん
b0098997_1405980.jpg

蘇州は家具の制作が大きな産業だった時代があったそうで、その技術を持った職人さんたちが、二胡も作り始めたという話を聞いたことがあります。  だから、こんなのは朝飯前なんでしょうね。
緑檀の数珠みたいなの買っちゃいました。 ばらして駒つくれんかな。。。
しかし、画面下側の「灰皿」六角形ですよね、、琴筒の端材かいな???
うーん、工夫して、売れるもんは何でも売るんだな。。

「戦い終えて」、「戦利品」編い続く
by soukichi_uchida | 2011-10-31 01:46 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
Music China 2011 レポート3
ピアノや、バイオリン等の西洋楽器のコーナーでは、ブースのセンスも今で、とても中国とは思えない雰囲気ですが、民族楽器のコーナーはというと、上海民族楽器一廟など、巨大、豪華ブースまでは、綺麗な展示会場。

しかし、横手、裏通りはいかにも中国!
雑居ビルの携帯売り場のようなゴチャゴチャ感。
この一角はミョーな安心感があります。
(というか安心感を感じてしまうオレって何?)

-----------
昼時になると、人目(というか客の目)もかまわず、ブース内で弁当やカップラーメン食ってるし。 挙げ句の果ては、喫煙してるやつまでいるし、、、
床にポイポイとゴミを捨ててるのも、この国の特徴。(雑居ビルの携帯屋も同じ)
b0098997_326481.jpg
おばちゃん、客がいるのに、なんか食ってるし、床にはゴミが、、、 (蘇州の有名な工房のブースでした (^_^;; )

----
各ブース共通して、二胡のデモ演奏は、マイクを通して、しかもリバーブをかけてのものでした。
どれもこれもいい音に聞こえてしまうわな。。。。
このへんのカラクリは、別途分析したいと思います。

さて、本題
■気になった工房のブースと二胡達

1.湖北省・武漢の曾憲勇という人の工房のブースです。
b0098997_3303229.jpg

新型二胡マニアの僕には垂涎物。 新型二胡だらけです(^o^/
以前、たしか十条の中国屋楽器さんで扱われた事があったと記憶しています。ちがったかな?
・上下非対称の琴筒正面
・後方に向けて広がる琴筒
・琴筒の空気抜きのような溝
・駒とテールピースを覆い隠す琴托
・琴筒を貫かない琴棹
b0098997_3375110.jpg
すべての二胡に、以前の記事「いろんな千斤」で紹介した新型千斤が装着されてました。
b0098997_3462078.jpg

そのくせ、「伝統的な千斤にも、よく合う構造だ」なんてうたい文句もありました(笑
ちょっと試弾きさせてもらいましたが、 「鳴るな~」というのが第一印象でした。
最近ろくに練習もしとらんので、恥ずかしくてバリバリ試弾きもできません。
琴托を工夫しているせいか、全体的な安定感がある。だけど、琴筒と棹のつなぎ目がどーしても気になります。
でも、欲しいわ、この二胡。。。。

詳しい情報は、こちら ↓↓↓↓
武汉曾宪勇民族拉弦乐工作室(武漢曾憲勇民族拉弦樂工作室)

●とても気になった二胡達

2. にまんげ~ん!(二万元の二胡)
これは素敵! いくら?って聞いたら、「2万元」だって。。 誰が買うんじゃい!
木の種類は何だろう? 
実は、「いかにも木材」って感じの色の二胡大好きです。 持ってないけど。
安い二胡ではこんな色はあるけど、とてもそんな安い木には見えないし、ずっしりとして硬さ感もある。 白檀?? でもそんなに良い香りはしなかった。。
琴窓も素敵!
b0098997_4154261.jpg
店の名前をメモってくるのを忘れた。。。

3. 緑檀の二胡
懲りずに、この手の二胡にどうしても惹かれます。。。
b0098997_4191559.jpg
何種類かおいてありましたが、価格は2000千元ぐらい。 うーん、以前蘇州の寒山楽器で購入した、(偽物と思われる)緑檀もこのぐらいだったな。。。  価格帯からすると、緑檀という素材は二胡にとってはランクが低いのかな???加工は大変だと思うんですが、、 

4. 人工皮の二胡(専門店)
徹底して、人工皮を使った二胡、高胡ををおいてるブースを発見。 
b0098997_4293563.jpg
ちょいと試しに音を鳴らしてみました。 う~ん、まあこんなもんかな~と思っていたら。どっかのおばちゃん(といっっても僕よりは若そう)が、サララっと演奏し、変な顔をしながら。「ダメだねこれは音が悪い」みたいな事を中国語で僕に話かけてきました。「対、対、対」(そうそう)なんてテキトーな返事をしときました。でも、そんなに悪くないなーと思ってます。 錦蛇だっていつまでも捕れるわけじゃないし、二胡の未来はこっちに行くんじゃないかな。。
頑張れ、研究者達! 

5.子供用?二胡
b0098997_437971.jpg
子供用のがあるのは、知ってましたが、初めて実物を見ました。
子供が一生懸命練習に使うものだろうけど、
ミニチュア二胡収集家としては、不謹慎にもムラムラしてしまいました。

部品、戦利品編に続く。。。。
by soukichi_uchida | 2011-10-30 04:48 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
Music China 2011 レポート2
今日のレポートは、中小民族楽器メーカーのブースの様子を中心に。

大所メーカーがドーンとブースを構える裏や横手には、ウジャウジャと中小のメーカーのブースが雑然と配置されてます。

中小とはいいながらも、有名所で
●無錫-万其興-古月琴房
b0098997_29681.jpg
 高品質そうな、二胡がずらりと並びます。 ブースの大きさは、こんなもんです。日本では、○○監修 古月琴房の二胡とか、ってのが大量に流通してますが、、、なんだかね~。 です。

●蘇州-蘇州-民族乐器一厂
b0098997_2153822.jpg
ここは、蘇州の店舗もそうなんだけど、ダラダラ感満載です。 あんまり、いい二胡持って来てないよーな感じでした。
b0098997_2224887.jpg


このあたりで、開場から2時間ほど経ち、人の数も増えてきて、各ブースで試弾きする人たちの姿もあちこちで見かける様になりました。 みんなすっごく上手です。 さすが、本場中国、こんなのがゴロゴロいるんですね。 
b0098997_2285855.jpg
b0098997_2284682.jpg
b0098997_2293349.jpg
ブースでレッスンやってるのかな?

気になったブース、二胡、その他に続く
by soukichi_uchida | 2011-10-24 02:30 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
中国(上海)国際楽器展覧会 2011 そして、またまた蘇州へ
行って来ました Music China 2011、そしてまたまた蘇州にも行って来ました。

今回のレポートのお品書きは
 1) Music China レポート
 2) 蘇州 山塘街手こぎボートに乗る
 3) 蘇州 木瀆(もくどく)古鎮の旅
です。

●まずは Music China 2011 レポート

----------------------------
■メーカの力関係?
どんな展示会でもそーですが、力(お金)を持った、大企業がドーンと大きなブースを構えています。
今回も「上海民族乐器一厂」、「上海敦煌樂器」、「満瑞興の満氏楽器」などの大所がドーンと立派で綺麗なブースを構えていました。 その裏の中小のメーカーがウジャウジャとひしめき合ってました。
蘇州-民族乐器一厂、無錫-万其興なども頑張ってましたが、上記大所に比べるとぜっんぜん小さなブースです。
※ちなみに、この国では、展示会でいい場所を取るのに、N百万円ぐらいの大きなお金が裏で動くそうです。。

-----------------------------
■会場めぐり

まずは、レジストリ
b0098997_224189.jpg
会場に入ってびっくり(゚д゚)! 
「なんじゃあこりゃ~」 広い、広すぎる! 民族楽器のコーナーはどこじゃあ? 
b0098997_2262574.jpg
一番向こうの建物が霞んで見える。 こんなのが2棟あります。 とても一日じゃ回りきれません。ちなみに、会場の移動用のバスが用意されてました。。。
さすが中国なにかにつけてスケールが違います。
入り口に戻って会場のガイドを手に入れて、民族楽器コーナーを探す。
そこにたどり着くのがまた大変。
間違って入ったのは、ピアノの展示会場、、おおっ、景徳鎮のピアノが、、
b0098997_2332476.jpg
民族楽器のコーナーはこの建物の隣でした。 バイオリンやチェロなどの西洋楽器の弦楽器のコーナーと民族楽器のコーナーが併設されてましたが、民族楽器は奥のほうで、いまいち扱われが悪いよーな気が。。

民族楽器のコーナーにたどり着くと、

ドッドーンと巨大な馬頭琴が、、、
b0098997_315292.jpg
●上海民族乐器一厂のブーズでした。 先に進むと、
b0098997_353435.jpg
二胡に関しては、展示はしてあるものの、あまり力入れてない感じ。試弾きできそうな雰囲気でもなかった。
b0098997_3122316.jpg


続く。。。
by soukichi_uchida | 2011-10-23 03:16 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)