二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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DNA 鑑定による木材の産地検証
はじめにこれだけは、書いておきます。
最終的には、自分で試してみて、使いやすくて、お気に入りの音がでれば、二胡の原材料はなんだっていいと思ってます。 
でもね、、、、高いお金を出して買った物、「騙されたんじゃないだろーか?」、「なんとか紫檀って書いてあるけど、ほんまかいな?」という不安はつきまといます。
特に二胡の産地は、パクリや偽物で悪名高いあの国です。 

※といいながら、やたら偽物ケータイを集めてる私も私なんですが、、、(^_^;;

で、本題。
以前から、二胡で使われてる木材の鑑定に、自分が関係する分析機器が使えないものかなー?と考えてました。 二胡弦のように金属でできているものは、以前特集したように元素分析を行うことができたのですが、木材という有機物質ではなかなかいいアイディアが浮かびませんでした。

手持ちの分析機器では、木材中の有害物質を見つけるってのは出来るんですが、、、木材の鑑定までは困難。
でも、DNA鑑定ならなんとかなるんじゃないか?と考えてました。

で、今日仕事がらみて、ググッていたら、こんなのが引っかかりました。

オーストラリアのアデレード大で、違法伐採や産地偽装対策として、DNA鑑定による木材産地の検証システムを開発してて、実用段階であるとの記事です。
詳細はこちら ↓↓↓↓
DNAによる木材産地認定~違法伐採対策の切り札になるか?

また、日本では 住友林業さんが「DNAによる木材製品識別法」を開発、
森林総研が「炭素同位体による産地判別
を開発しているとの事です。

木材のトレービリティーを求めて、世界中の科学者が研究を進めているようです。
食品の様に、直接人体に影響が無いにしても、木材に関しては、それだけ違法伐採や産地偽装が多いってことなんでしょう。

さて、産地がφ国の二胡は、トレーサビリティーとは程遠い製品です。(言い過ぎかな?) 原材料はおろか、 なんとか工房の製品とか言われても、それさえ疑わしい。。。

前述のDNA鑑定、どれだけデータベースが充実しているかにもよりますが、二胡の木材の鑑定に利用可能でしょーね。 特に、絶滅危惧種に指定されてる木材なんかは、データベースに入っているでしょうから、「これは、~ではない」 という鑑定は容易だと思われます。

あ”~、やってみたい! 
以前行った価格帯分析では、高級と言われる高価な木材をうたっている二胡ほど価格の分布が広いという結果が出ています(偏差値がでかい)。 徳に、なんとか紫檀
b0098997_2392911.jpg
でも、DNA鑑定なんてやるスキルも、機材も持っていません。 残念っ!
by soukichi_uchida | 2011-07-30 02:59 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)