二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
タグ
カテゴリ
検索
<   2010年 05月 ( 12 )   > この月の画像一覧
蘇州 琴行めぐり(苏州民族乐器一厂へ)
今回も結局、限られた時間の中での琴行めぐりでした。

景徳路という、琴行が沢山集まった楽器屋さんの町。 

まず初めに、
前回予定してたけど行けずに悔いを残した苏州民族乐器一厂へ。
自社工場を持ってる、蘇州ではメジャーなお店です。

訪問の目的は
1) とにかく行ってみたかった
2) 同行のSヲ君の(二胡を習ってる)ママのお土産に二胡を買う

Sヲ君のママは、もう2年ぐらい結構な頻度で、レッスンに行ってるとの事で、
それなりの物を買う必要があるなー、と思ってました。 
でも、Sヲ君ったら、(たぶん本物の)iPhone 買ったり、夜遊びしたりで、
あまりお金が無いといいだした。 親不幸だねぇ~、Sヲ君。

予算は1500元だって、、、
「んー、それじゃあねー、あんまり良いのは買えないよSヲ君」

そのへんの事情を店のおっちゃんに説明して、何本かチョイス。
試弾をしたり、おっちゃんと話してるうちに、おっちゃんも、少しは二胡の事
解ってるやつだとわかったらしくて、話が盛り上がってくる。
b0098997_217994.jpg
※ガイドについてくれた、蘇州農業職業技術院の シュウちゃん(か、かわいー)と店のおっちゃん。

でも、3000元以上の物と比べると、見た目はもちろん音もいまいち。。
渋い顔してたら、おっちゃんが、「ちょっと待ってろ」と言って、店の裏へ行って、
「これどーだ?」って一本持ってきた。

材質は酸枝木で、皮の粒も小さい。皮の張りもいまいちでした。
「まあ、弾いてみろ」という感じだったので、弾いてみると。
これが、なかなかいい音してる。 高音部のノイズも少なくきれいな音がでる。

あるんですねー、こんなのが。
僕の会社も製造業ですが、たまにあるんです、 
出るはずのない性能が出てしまう装置が。。

この二胡もそうなんでしょう。 ある意味掘り出し物です。

このお店のまとめとしては、
・現地の二胡屋のおっちゃんと、二胡についての会話ができた。
 これが、僕にとっては一番楽しい
・安いけど、掘り出し物に出会えた。
でした。

最後に、ブログ(印刷)を見せて、「ホレホレ宣伝してんだから、安くしてよー」
って値引き交渉。 多少の値引きをしてもらいました。

戦い終えて、記念撮影。 
b0098997_2202016.jpg

お店の前でも記念撮影。
シュウちゃん(左)、シュウちゃん(右)、とママの二胡をゲットしたSヲ君と
b0098997_2202934.jpg

by soukichi_uchida | 2010-05-29 04:04 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
蘇州 琴行めぐりは、どーなったんだ?
琴行めぐりはどうなった?

なんですが、、、
蘇州ではまる二日時間がありました。

一日目(別途報告予定) 
  午前: 蘇州農業職業技術院で授業
  午後: 観光(寒山寺、虎丘)、学生達との懇親会
二日目
  携帯購入、パクリ物探し、琴行めぐり

という予定でした、。

一日目は、予定通り。
懇親会後の夜の街は、不況のせいなのか、万博の取り締まりのせいか、寂しいもんでした。。

二日目が問題、、、
上から下まで、携帯とパソコンの電気屋さんの集合体のビルに入ったが最後、、、技術屋魂が騒ぐの何の、、、
「キャー、こんなのや、あんなのがあるぅ~。 おんもしれぇ~」 状態。
その後、学生に、「お昼何食べたい?」って聞いたら 「日本料理を食べてみたい」、
ってので、お昼は日本料理屋さんへ、、
これがまた、なんちゃって日本料理。 でも海外にしては、ましなほうでした。
※昔アメリカで食った、すっぱいカツどんに比べればぜんぜんまとも。
ご飯食べて、楽しく(女子学生と)お話してると、時間が経つのが早いのなんの、、

ようやく二胡屋(琴行)めぐりに出発。

うーん、なにやってんだ、俺わ・・・、結局、琴行めぐりは駆け足でした(^_^;;

それでも、なんとか目的のお店まわりはできました。。

続く。。。
by soukichi_uchida | 2010-05-29 01:53 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
Φ国ってやつを 解ってないね~
Φ国を旅行したり、仕事で現地の人とやりとりをすると、あたりまえのよーに、さまざまなトラブルが発生します。

多くの場合、コミュニケーション不足がトラブルの要因です。

日本の感覚で、誰かになにかを頼んで安心していると、十中八九うまくいかない。

頼んでいたホテルが取れていない、約束の時間に人や車が来ない、
頼んだ仕事とはぜんぜん違う事してる、等々、、、、
「だいじょぶ」という言葉を信じてすっかり裏切られる。。。

こんなのは日常茶飯事なので、僕はちょっとぐらいのことは驚かないし、
怒らない(よーにしてます) そーならない様に、必ず確認をしつこく入れるようにしています。

これは、中国経験が浅く、その辺の事情をよくわかってないK君のお話。

彼はシムロックフリーの日本でも使えるという、香港製の iPhone(たぶん本物)を
3000元も出して、現地駐在員のS君に購入を依頼。

時間の関係で、駐在員のS君に会えるのは帰国前日の夜。
でも、K君はその iPohe をすぐにでも手に入れたい、
実際に中国滞在時にも使いたかった。。
で、心やさしい現地駐在員のS君はがその iPhone をホテルに
送ってくれることに なったとさ。。。

「なったとさ」の後に、僕はこの話を聞きました。

その瞬間
 あ”~、こりゃダメだ!
 90%以上の確立で、iPhone を手にする事はないだろーな。
って思いました。

で、ホテルについて、iPhone を早く手にしたい K君は、 
チェックインもそこそこに、
フロントのネーチャンに 「俺のiPhone届いてない」 って聞きました。

案の定、答えは 
  「メイヨー(ありません)」、「そんなん聞いてない」
でした。。

予想が大的中!(^o^/ 
他人の不幸は蜜の味! がっはは!

私が予測していたのは、
1) 時間帯や日で異なるホテルのフロントの係員(服務員ふぅゆぇん)が、
   きちんと引継ぎや情報伝達をやるとは思えない。 
   ろくに調べもしないで、「メイヨー」。
   自分の前の担当者から聞いていないことは、知らないと言い切る。

2) ホテルに届く前に、配達業者のところで消える。 ホテルに届いてから消える
の二つでした。

実際には1)が原因のようでした。

K君に頼まれた駐在員S君は、運送やのレシートをちゃんと取ってあり、運送やとホテルに連絡。
駐在員S君の一言は 「しんじらんねー、あのホテル」 でした。

いつも使っている運送やで、街中のメジャーなホテルなので、駐在暦の長いS君も油断したようです。

S君がホテルに電話して、中国語でどなり散らしたら、やっと iPhone が出てきました。。

よかったねーK君。
あの国じゃ、人を信用しちゃいけない、人任せじゃダメなのよ。

入国1日目にして、Φ国の洗礼を受けたK君でした。

で、、、、その iPhone ほんとーに本物???? 
by soukichi_uchida | 2010-05-26 23:58 | その他 | Trackback | Comments(1)
板胡ですが、なにか?
どもー、帰ってきました。

帰国は日曜日だったのですが、疲れ果ててブログ更新できないでいました。

いろいろ書くことがあるのですが、まずこのネタ。

蘇州で、同行のS君のママ(二胡を習っている)用に、
安いけどそこそこの二胡を購入。(これは別途記事にします。)

で、、帰国時、成田での事。

実際に体験したのは、技を伝授した、S君。

S君には、前回購入した「おみやげ板胡の琴筒部分」を持参させていました。
購入した二胡には、日本で買うと、今回買った二胡よりも高いりっぱなハードケースがついてきました。ご丁寧にケースにメーカー名がペイントしてある「なんとか二胡って」

入管の時、 これだけハデだとさすがに声をかけられる。

係官: 「これはなんですか?」
S君: 「楽器ですが」
係官: 「ワシントン条約で持ち込が、どーたらこーたら、、、」
     長々と、講釈が始まる 
     わざと、じっと聞くS君
S君: 「これは木なんですが、」
係官: 「いえ、ですから、ワシントン条約が、、、」
S君: 「だからこれは、板胡という木でできた楽器なんですが」
係官: 「日本への持込が、どーのこーの、、、、」    
S君: 無表情かつ、毅然として。「木なんですが、見ます?」

ついに係官は、納得したのか、あきらめたのか(あきらめてどーする、おいっ!) 
「どーぞ、お通りください」の声が。。。。

S君の、二胡ケースの中身は、板胡の琴筒と二胡の琴棹が入ってました。

悪いヤツだよなー、ワシントン条約のなんたるかを、理解していなーい。
絶滅危惧種のことを考えたことがあるのかー、おい!

ということで、その二胡は現在、調整のため私の手元にあります。

よい子は、絶対マネしちゃダメですよ。
by soukichi_uchida | 2010-05-26 23:06 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
蘇州へ
行ってきます。

現地(上海)駐在員へのお土産は、先日イオンで、ラッキーにもゲットできた、桃屋の「たべるラー油」。
んなもん、中国に住んでて、ほしいのかよっ! 訳わからんやっちゃ。

で蘇州、
今度こそは琴行ちゃんと回るぞ!
同行者のお母さんが二胡やってるってんで、一本購入予定。

二胡以外の目的は、
グッとくる山塞(パクリ)製品。
・なんと、TVが見れる iPhone(もどき)。 アンテナついてるし。
・iPad 山塞、OSは Windows で電話がかけれる、HDD 交換可能。
 分厚くて、重い! 
つまんねー物を衝動買いしそーです。。

帰国後のレポートおたのしみにー(^o^/
by soukichi_uchida | 2010-05-20 10:31 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(2)
(工事中)千斤とビブラートの関係
たまたま、なんですが、こんな事考えてるときに、生ジャーさんのビブラートを見てしまいました。
b0098997_21155172.jpg
b0098997_21185039.jpg
b0098997_2116930.jpg


b0098997_21205129.jpg
b0098997_2121398.jpg

by soukichi_uchida | 2010-05-16 21:23 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
通りすがりの、ジャーパンファン
今日、近所のモールを歩いてたら、

ん????
「二胡の調べ ミニコンサート」 ってアナウンスが。

「誰?」って、
思って見に行ったら、なんとジャーパンファン。

む~ん、東京とはいえ、こんな辺境の地(武蔵村山)で営業ですか、ジャーさん。
どんなとこでもお仕事しますよ、って営業ポリシーなのか、
ここのモールで、スポンサーが店出してるシガラミなのか。。。
いずれにせよ、音楽でメシ食うってのは大変ですね。

サイレントムーン、睡蓮などおなじみの曲で30分程のミニコンサートでした。
ん~、、さすがですね。 
じっとしているのが嫌いな僕ですが、30分聞き入ってしまいました。

にしても、固定千金で、グワシグワシとビブラートかけまくる。凄過ぎです。
1cm ぐらい弦が沈みこんでるよーに見えました。(これは大げさか?)
よい子はマネしちゃいけません。

それと、右手。。。 何気に軽く運弓してるよーに見えるのに、
なんで、あんなにエネルギーが出る。
当然PAを通しての音なんだけど、
二胡からガッツリエネルギーが出ているのが解る。。

ま、たまには本物みなきゃダメってことですな。。。

●おまけ、
最後にPA、
かなり近くで聞いてたんだけど、ぜんぜん生音聞こえなかった。
リバーブかけまくりで、、、、
おかげで、CDで聞いてる音のまんまでした。

二胡ってマイク通すと、生音と、ぜんぜん違った音になっちゃうんですよねー。

マイクやアンプ、スピーカーの特性で、生音では聞こえる雑音がカットされてしまう。
さらにリバーブやエコーをかける。
残響音や共鳴弦をもたない二胡には、これは強い味方。
人前で弾くときは必須かもしれません。
このへんは、むらやまさんもブログで触れられてたかも。。です。

●追記
タダで生ジャーパンファンを見聞きできたって事に加えて、
桃やの辛くないラー油をゲット。 ラスト1でした。 
ラッキー(^o^/
by soukichi_uchida | 2010-05-16 20:53 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(3)
ポイントおやじ
最近、森永のおっさんとかが、TV でポイント、ポイントって宣伝してて、結構ポイント集めはやってますよね。
たかが、1円、2円、多くて10円、20円の世界。。

これまで、全く気にしてなくて、カードのポイントとか、マイルなんかもずいぶん捨ててました。でも少しでも安く中国に行くって事を考え出して、ポイントやマイルのことを調べだしたら、これがなかなか面白い。

パズルとか、ゲーム感覚でポイント集めをやると楽しいですねー。

ポイントに関しては多くのWEBで解説されてますが、こんなことに気がつきました
大きく分けて2グループある。

・ANA、 VISA(三井住友)、 楽天、 TPOINT 軍団
・JAL、 DC(三菱UFJ)、  Yahoo、 Waon、Nanaco 軍団
・その他どっちにもいけるところ

世の中の構図が見えた様な気がしました。。

でもね、、なかなか貯まるまりませんわ、、ポイントもマイルも。。。
結局、1円、2円の世界です(^_^;;

中国にマイルで行こうと考えるより、節約してお小遣い貯めるほうが手っ取り早いっすね。。
by soukichi_uchida | 2010-05-12 05:02 | その他 | Trackback | Comments(0)
ちょっと勇気のいる調整
これも高音からのスピンアウト ねた かな?

超音波検診って、やった事あります?

お腹に、ゼリーみたいなのを縫って、センサーでお腹をぐりぐりやりますよね。
センサーからは超音波が出て、体から跳ね返ってくる超音波を拾っています。

なんで、お腹にあのヌルヌルを塗るのかというと、お腹とセンサーの間に空気が入らないようにするためです。
なんで、空気があってはいけないか? 
よく出てくる、音のインピーダンスの問題です。
センサーとお腹の間に「空気」があると、センサーからお腹に、お腹からセンサーにエコーが伝わりにくくなります。

これを二胡に置き換えます。
センサーの部分が駒、お腹が皮に相当します。

駒と皮の間に空気があると、弦の振動が皮に伝わりにくくなる、つまり弦の振動エネルギーが「ロス」されます。

この対策としては、このブログの最初のころに書いていたように、駒の底面にRをつけて、できる限り駒と皮が接触する面積を稼ごうという手があります。
実際、高い駒を買うと、底面にR がついているものもあります。
※ 単に、加工精度が悪いだけなのかもしれませんが。。。

ところが、これはマクロな対策であって、接触する駒と皮をミクロの目で見ると、加工されているとはいえ、天然物です。表面は凸凹しているはずです。こんな感じ↓ 
b0098997_422673.jpg
隙間の部分は非常に音が通りにくくなっているはずです。
そこで登場するのが、超音波検診のゼリーです。
この手の物を駒と皮の間に塗ることによって、両者の隙間はなくなり、全ての音が駒から皮に伝わるようになります。(きっと) つまり、エネルギーのロスを減らせる。
b0098997_2141070.jpg
超音波検診の超音波では、効果があるからやっているのでしょうけど、可聴範囲の音ではどのぐらい効果があるのかは解りません。 でも、A4,A5の高次倍音になると、可聴範囲ギリギリまたはそれ以上の周波数なので、超音波検診に近い効果が得られるのではないかと思われます。

やってみたいんですがね、、、、
駒と皮の間に、何かを塗るって、、何を?
あまりやりたくないですよね。。
誰かやる?

たいした効果が得られないかもしれない。しかも、極一部分とはいえ、皮のど真ん中に、皮にどんな影響があるかも解らない。。。 勇気いりますよね。。。

そういえば、どこかで、
一度駒を装着したら、あまり取り外しをせず、長く付けたまなにする。そうすることによって、駒と皮がなじみ一体化していい音がするようになる。
なんて話を聞いたことがあります。
そのときは。「何いってんねん」と思いましたが、今考えると、なじんで隙間がなくなってくるって事を言っているのかもしれませんね。

でも、駒はいろいろ試したいし。。
by soukichi_uchida | 2010-05-12 04:43 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(3)
二胡は太鼓?それともスピーカー?
高音からのスピンアウト ねた です。

かつて、二胡の皮を太鼓の皮と同じものだとして、その振動の様子を考えてみたことがあります。太鼓のような膜の振動には倍音構成はないそうで、これが、単純だった弦の倍音構成に複雑さを与えるんじゃないかとも考えていました。 でも、マイクで二胡の音を拾ってスペクトル解析してみると、きれいな倍音構成になっています。 つまり、太鼓と同じと考えるには無理があるなと思い始めました。

以前に Jimmy さんが、スピーカーを同じでは?というコメントをされており、それに呼応してかどうか解りませんが、二胡工房さんが、スピーカーメーカーさんと、なにやら取り組みを始められました。

ということで、二胡(の皮と胴)は、スピーカーのコーンと箱(キャビネット)に近い働きをしているんじゃないか?と、最近思いはじめました。
身の回りで最も二胡に近いのは、「糸電話」かな?
※ 糸電話のどこが、身の回りなんじゃい! 
あとメガホンなんてのも、音をまとめて、指向性を持たせるって意味では胴と同じかも。

これも、長~いテーマになりそうですが、
使い手があまり手を出せる領域じゃないですね。。
by soukichi_uchida | 2010-05-11 06:49 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(4)