二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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NHK テレビで中国語 河南小曲
毎年、途中で挫折するんですが、
NHKの テレビで中国語を見てます。

たまに、ウェイウェイ・ウーとか、チェンミンが出たりします。

新シリーズが始まって、見てみると
番組の冒頭で、二胡の音が!

ん? この曲は 「河南小曲」
弾き手は、ジャーパンファンでした。

きっと、番組が何回か進むうちに、ゲストとして出てくるでしょう。
これまた、楽しみですね。
by soukichi_uchida | 2010-03-31 23:07 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
nisino さんのコメントより(雑音を見直す)
すごい、すごすぎるコメントなので、レスでは書ききれないので、
記事にしちゃいます。

>布地無くてもちゃんと鳴るものも、出来ましたよ。
>まだ少量ですが、雑音無です。
>この布地(スポンジ)皮を抑えてるのでは、ありません。
>皮を抑えなければいけないほどの圧力をかけなければ、いけないというのが、
>そもそも、間違いなのです。

確かに、圧をかける必要はなく、軽く乗っけるだけでも効果はあります。
軽く触れているだけでも、音質が変わります。

>まだ完全ではないですが、そのうち完全なの作りたいですね・
>まず、第一、台と弦との、接触部分の、不安定さ、駒と、皮面との、接触部分の、
>不安定さ、それと6枚の板の共振の不安定さ、竿と胴との接触面の不完全さ、
>とくに台側の差し込みの不完全さこれらが、雑音の原因です、
>と、皮の張り方の斑、蛇は、縦横の伸び率が違います、ましてや、
>尻尾からお腹(お腹以上は、基本的には、伸びすぎるので、私は使えません)
>まで、伸び率が変わります。濡れているときに、張るのですから、乾けば当然、
>胴にかかる、張力が変わり、例え、一定の音に削り込んだ6枚の胴板でも、
>音が変わります、その変った共振に所る雑音もあります。

うーん、すごい!
nisino さんの言われるとおり、作りの雑さや、皮や木という天然物を使っている
が故のバラツキが要因だとは思っていましたが、
これを乗り越えた作りこみと、材料選びで、「控制綿無し」まで持っていけるんですねー。

ただ、控制綿の役割の一つは、音質のコントロールだと思われますので、
捨てがたい気もします。

>とこんな感じが、雑音(二胡の良い雑音?、倍音?)の原因だと考えていますが、
>いかがですか。

二胡本体の要因をあまり考えずに、それをいかに抑えるかばかり考えていたので、
今回いただいたコメントは目からウロコでしたし、とても勉強になりました。
今後の参考にさせていただきます。

ところで、二胡の雑音ですが、以前の記事でも書いてますが、
何を持って雑音というかは、いろいろな見方があります。

弾き方で対策できる事もたくさんありますが、
それはクリアしたものとして話を進めます。

まず、
1) スペクトル分析をすると、スペクトル全体に渡って、周波数に
   関係なく出ている音

     「ザー」とか「ジー」という雑音(ピンクノイズなど)

   ※音を取り込んでしまうと、この辺は、いかようにも処理できるはずです。
   CD で二胡音を聞いて。
   「なんで俺の音とこんなに違うんじゃー」と思うのは、
   腕(演奏技術)の話は別にして、こんなところにあるはずです。

 この対策は2つのアプローチがあると思います。
 S/N(シグナル vs ノイズ)比を向上させる。

 a) Nを小さくする。
   S が同じでも S/N 比が大きくなる。

 b) Sを大きくする
  Nが一定なら当然、比は大きくなる。

二胡の高音域では、音量が下がる、ノイズは一定だとすると、
結果として、S/N 比は悪く(小さく)なります。

 私が、駒の形状や、位置、擦原点はどことか、千斤の最適な位置は?
 とかやってるアプローチは 後者に相当してると思います。

 a) のアプローチを考える必要があります。
 ⇒ これは今後のテーマですね。

次に
2) 出てほしくない特定の周波数(音)

これは、多くの定義があります。

a) 一番わかり易いのは、特定の周波数(音)に依存して出てしまう音
  いわゆる「ウルフ音」ですね。

  これは、駒と駒から下の弦の存在から宿命みたいなもんじゃないかと
  思います。(バイオリンや、チェロでも未だに悩んでるし、、)

b) 金属音
  これは、未だに悩んでします。
  構造や、仕上げで、ずいぶん違うんじゃないかと思います。
  金属音はキンキンする音、期待しない高い周波数成分が
  含まれてる。
  これの要因把握と対策。。

c)  期待しない共振
  特定の音との共鳴ではなく、ただ振動してるだけの音
  ビビリとでもいうか。

d) 残響音
  二胡には存在しないはずの、残響音。
  これがあると、なんとなく安っぽい音の感じがします。
  極端な例としては、琴筒をカンズメのカンを使ったよーな。
  これは c) と同じことかもしれません。
 
ここまでが、もっともわれわれが感じている雑音じゃないでしょうか?

特に上の二つ b),c) は作りこみで対策できるんじゃないでしょうか。

ほかに考えられるのは、
琴皮が発生する 倍音以外の周波数成分
つまり基音の整数倍以外の音。

太鼓のように、膜の振動は、弦の振動と違い、倍音だけでは構成されて
いないそうです。
これも期待しない音じゃないでしょうか?
ひょっとして、これをコントロールしているのが、控制綿じゃないかとも
思いい始めました。

ということで、「雑音」の要因をきちんと把握しないと、
作り手、使い手のそれぞれ、遠回りした調整をすることになると思います。

でも、これまた、奥が深く、長~い テーマですね。。。
by soukichi_uchida | 2010-03-31 22:25 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(5)
いよいよ始まりますねー ⇒ 見ました
年度末で、ちょっとまじめに仕事してたんで、ブログ更新とまってました。

さて~!
あと40分ほどではじまりますね。
って、何が? アレでんがなアレ!

あちこちのブログで感想が書かれると思います。
講座の内容もそうですが、皆さんの感想も楽しみでねー。

経験者よりも、これから始めようとしてる人、
まったく知らないけど、興味持った人たちが、
「やってみよう!」 という気になれる講座だといいですねー。

後は、全国の「二胡難民」も期待してるんでしょーねー。

録画しよー。

---------------
史上初(日本で)のTVでの二胡講座! 祝 放映! です

内容はともかく、生徒がおっさん二人なのは、気に入らん (`<
せめて片方は、若い娘にしろよなー。 
と、本音を吐いて、、、

初回で、限られた時間のなかでは、こんなもんかなー。 です。
全くの初心者には、もうちょっとほしいなー。 でした。

鉛筆を使った説明はいいですね。 
by soukichi_uchida | 2010-03-31 21:19 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(4)
新・控制綿のなぜ 8 (駒から下の弦の振動と共鳴3)
同じような話をグダグダと書いてますが、、、

駒から下の弦の振動を(ほぼ)完全に押さえこんだらどうなるか
という実験をやってみました。

具体的には、駒から下の弦をキツめの選択バサミで
ガッチリ挟みこんで音を鳴らしてみました。

結果としては、
まるで、弱音器を付けた様な音になってしまいます。

こうなる理由としては、
 駒から上の弦の振動により、駒は微細な上下の振動運動を行う。
 これに同期して、駒から下の弦も共振しています。
 この状態で、駒から下の弦を抑え込んでしまうと
 駒の振動も抑え込まれてしまい、
 結果として音が小さくなってしまう、という事だと思います。

--------------
この結果と、これまでの考察と実験(新・控制綿のなぜ  )から

1) 控制綿で、駒から下の弦の振動を抑え込んでしまうと、
  駒が振動しにくくなり、琴皮が振動しなくなってしまう。
  つまり音が極端に小さくなる

2) 一方で、駒から下の弦の振動を放置すると、
  駒から上の弦との共鳴などウルフ音等の雑音の要因となってしまう。

という事が言えます。

従って、控制綿の弦側(上部)は
この相反する、二つの問題を解決する機能
を持っている必要があります。

駒の振動を抑える(音量を下げる)事無く、ウルフなどの雑音を抑える

どうすればいいんだろう?
きっと全てを解決することは出来ないんだと思います。
何かを犠牲にすることになるのかもしれません。

上記2つの問題を解決しつつ、琴皮側への働きかけもする。
弦側: ノイズ低減  (ノイズキャンセラー)
琴皮側: 音質調整 (イコライザ)

ただ、やみくもに材質を変えてためすよりは、
こういうターゲットで、材質や構造を考えてみたいですねー。
もちろん、先人達の試行錯誤の結果を参考にすると、遠回りは避けることがでします。

でも、こいつも答えがでないなー。。。
by soukichi_uchida | 2010-03-27 04:18 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(3)
テキストが届いたが、、、、
始まる前から、否定的な話しなので、ボカした言い方します。

いち早くTV放映の情報をくれた老師ですが、
彼女の左手の位置はかなり千斤より下で、
棹を握るような弾き方してて、かなり特殊だ。
人気者を採用したんだろうけど、それが講師じゃ大変だ
みたいな事も聞いてました。

確かに僕も、低めの癖がついてて、
結果として、音程が不安定でした。
これを強制するのに、いまだに苦労してます。

で、届いたテキストの写真を見てると、確かに左手の位置はかなり低い。
それが、彼女のホームポジションで、必ずそこに正確に戻れるんでしょう。

イチローだってね、日本にいる時は、なんだあのフォームは!みたいな
事言われてましたけど、プロとして結果を出してる。

でも、我々シロートがそれをマネしたって、はそーは行かない。。

さて、始まる前から、ウダウダ言ってても始まりません。
放送が始まって、DVDも見てみて、本当の評価はこれからですね。。

どうあれ、
これで二胡のすそ野が広がる事を、祈りつつ。
Piano さん的には、
いい意味での犠牲者さん、いらっしゃーい(^o^/ ですね。。。
by soukichi_uchida | 2010-03-26 21:30 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(9)
天域胡琴(天欲) 王晓楠
Youku で、 「王晓楠」という、色っぽい女性(ここ重要)二胡奏者
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が「期待」という,スローでエキゾチックで素敵な曲を演奏してる動画を見つけました
これ、


そこで、φ国の舎弟エンジニアにこの曲が入ってるCDの購入を指示。
誰かが、出張した時に渡してくれればいいものを、
ヤツは国際便で届けてくれました。
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うう、泣けるぜ。 かわいいやっちゃ。
日本に来たときには、いっぱい上手いもん食わしてやるぜー。

ただ、疑問なのは。
このCD のジャケットには「天域胡琴」というタイトルが付いてるけど、PC にかけてみると CD自身のタイトルは「天欲」となってる。 で同じ曲が入った「天欲」ってCD(一番上のジャケ写)は別に販売されてる。。。
どうも「天欲」のスペシャルエディションが「天域胡琴」のような。。

CDジャケットのイラストや、曲の感じからは、
テーマとして強くチベットを意識してます。 ポタラ宮の絵が描いてあるし。。

収録曲
01. 天欲 Longing for Ardour
02. 香格里拉 Shangri-La  ⇒ Youtubeに動画あり。 これも素敵
03. 哈尼!哈尼!(板胡) Ha-Ni
04. 草原热巴瓦(高胡) Dancing on the grassland
05. 花儿 Flowers
06. 曲娜的目光 The Gaze of Qu-Na
07. 跳嘎翁(中胡) Jocosity Dancer
08. 梦之南 The Southern Dream
09. 随风戏月 Breezing Moon
10. 美丽的塔什库尔干 Tashkurgan  ⇒ これはアレでんな。
11. 期待 Expectation

うーんどっかにMP3アップできねーかなー。

PS
 φ国の素敵な女性二胡奏者紹介シリーズ誕生です。
by soukichi_uchida | 2010-03-25 03:25 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(2)
二胡レッスン動画
実は、、
φ国にしょっちゅう出張するS君に、
「二胡のレッスンVCDとかDVD買ってきて」
とお願いしたら、売れるほど沢山買ってきてくれました。
とても全部見切れません。

※S君は、φ国に出張のたびに、
僕から、「あれ買ってこい、これ買ってこい」とか命令されるもんで、
(二胡本体以外)どこで何売ってるか、かなりの通になってしまいました。

とにかく、おかげさんで、二胡教室で、新曲をやる時には重宝してます。

例えば、こんな奴


この手の動画は、Youtube でもちらほら見かけますよね。
φ国のYoukuとかの動画サイトで。「二胡」で検索すると
数え切れないほど出てきます。
でも、速度のせいで、ダウンロードとか視聴に難があったり、
「お前のドメインじゃみれねぇーぞ」とか言われてしまいます。

という事で、1~10級までの曲で、「この曲ないかな~」なんてコメントがあると
You tube で見つけた 二胡 動画 レッスン系2
の動画が増えるかもしれません。

φ国から Google が撤退するし、ここのブログも向こうから見えない事だし、、、、(^_^;;
by soukichi_uchida | 2010-03-25 02:06 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
象牙の二胡
久々に、「変わり種二胡」 ネタです

象牙を使ってる二胡じゃなくて、象牙の二胡です。。

満其興の店(古月工房)の WEB に 象牙の二胡がリストされてました。
画像をクリックすると 紹介ページに飛びます
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うーん、美しい。
どんな音色なんでしょうね。

頭の先から、つま先まで「ワシントン条約」ですね。。。

欲しいかと言われると、あんまり欲しくない。。。

高けぇ~んだろーなー 
by soukichi_uchida | 2010-03-22 19:43 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(3)
[NHK ドキュメンタリ-] 地球ウォーカー「ひびけ世界へ!二胡の音色 中国・上海」
2003年の放送なんですが、 NHKの BS で
[NHK ドキュメンタリ-] 地球ウォーカー「ひびけ世界へ!二胡の音色 中国・上海」って番組をやってました。

HDDの奥から動画がでてきました。
ウェイウェイ・ウーの妹のアミン(歌手)がレポーターをやってます。

興味を引かれた点は。

・演奏家の 段皚皚(ダン・アイアイ)さんが クーアイで、ピャオリャン(←ここんとこ重要)
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・中国中から、演奏家や研究家が集まって、二胡の全てを
 まとめたという本の紹介(弓弦南北
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これ、欲しいな。 中国語読めないけど、今度だれかに頼もう。

・上海民族楽器一廟(工場)の紹介、王根興登場!
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ちょっとだけ、「倉庫」のほうに動画UPしときました。

渡里文恵さんが日本人留学生として登場
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うーん、こんなの YouTube にアップしたら、叱られるんだろーなー。
見たい方は、ひょっとしたら NHK オンデマンドで見れるかもです。
by soukichi_uchida | 2010-03-22 19:10 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
Spain by WeiWei Wuu
ウェイウェイ・ウーさんの動画って、 You Tube であまり見かけないんですが、
いくつか投稿されてます。

その中でも好きなのが チックコリアの Spain。
出だしは泣けるし、カッコイーですねー。 

Spainの動画は2種類あります



寺井尚子さんと一緒にやってるやつ


ただね、これを聞いてると、
やっぱり、バイオリンに音負けしてる。(二胡は六角で、マイクで音拾ってます)

イントロで、二胡から入って、バイオリンに受け継がれる。。
ここんとこで、はっきりと
音の厚みというか、艶の差+音量の差がでてしまっています。
PAでもうちょっと工夫してあげればいいのに。。
by soukichi_uchida | 2010-03-22 18:09 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)