二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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明日から、上海・蘇州 二胡ざんまいの旅
明日から、上海・蘇州に行ってきます。

目的は、もちろん。 本場の二胡とのふれあい(なんじゃそれ?) です。
以前に行った時は、時間もなく、地理も分からず、ただ ただ 二胡の前を通り過ぎただけで、欲求不満状態でした。

今回は、事前調査もたっぷりと、目的(って何?)を持って行くつもりです。
でもまあ、中国での計画は、いつもグダグダになっちゃうんですけど。。。

蘇州の学校の日本語クラスの訪問も短楽しみです。

ということで、一週間ほど、ブログの更新はお休みしますが、 帰ってきたら、「あんな事や、こんな事」をレポートしたいと思います。

、、、 こんな事やってないで、荷物まとめなきゃ。
by soukichi_uchida | 2009-10-30 23:15 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(1)
職人の匠の技とテクノロジー
あんまり、二胡に関係ないですが、二胡に結びつけて・・・・

とりあえず、業種は伏せておきますが、
私が会社に入ったころ、日本に数人しかいない匠の技を持った大先輩がいました。 私はコンピュータ関係の仕事をやっており、その技をいかにコンピュータで実現・自動化するかに取り組んでいました。
過去20年間はその匠との戦いでした。
技を見て、聞き取りを行い、文書化し、少しずつ技を自動化していく。ただ、20年前のコンピュータの能力では、処理時間、精度ともにまだまだでした。しかし、その後の10年で、大方の技は自動化が実現しました。でも、精度、完成度は、匠に比べて大きく劣るものでした。

ところがある時、私以上の大天才が現れ、匠の技は原理に基づき、数式化できる事を見出しました。コンピュータの性能も劇的の向上しました。結果、劇的に状況は変化してしまいました。
ただし、匠の技にはあと一歩及びません。
でも、日本に数人しかいなかった状況が、大多数の人が、匠にあと一歩の事ができるようになってしまったのです。 ど素人が、匠にあと一歩の所からスタートするのですから、センスのある人は、すぐに、匠になってしまいます。

私の持論ですが、
・職人の技、芸といわれる物は、必ず 「技術」に転化できる。
・「技術」である以上、文書化され、他人への伝承や、自動化は容易になる。
・あと一歩匠の技に届かないところは、時間が技術革新と共に解決する。

---
二胡の作成や、演奏技術も、これと似たようなところがあるのではないでしょうか?

見たり聞いたりして、技を盗み・体で覚えて何年もかかる事が、文書化されれば、習得までの時間が大幅に短縮できるんじゃないかと思う。
※ただし、訓練・練習というファクターと、やる気・センスというファクターは必須です。

じゃあ、そうなれば、職人はもう必要なくなるのか? というとそうではない。

あっと言う間に、「匠に近い技」を手に入れたドシロウトは、進化の過程を知らない。 「匠」には「匠」になるまでの、経験がある。 その経験の上に立って、さらに上を目指すか、違った角度からのアプローチなどを期待したい。

そういう意味で、
二胡 を製作する 「 りーべんれん(日本人)?」の記事で紹介させていただいている方々は惜しみなく、技術を公開・伝承しようとされている方々だと思うし、尊敬に値します。
私の様な 自称 「二胡研究家」 には、素晴らしい研究材料になり、感謝しています。

では、二胡における、「さらに上」とか、「違った角度からのアプローチ」とは何だろう?

●演奏技術においては、中国の民族音楽以外へのアプローチがあげられるが、これは既に、多くの人が、西洋のクラッシックやら、JAZZ やらスパニッシュやら、和楽とのコラボなどに取り組んでおり、当たり前になっている感がある。
※個人的には、二胡&スパニッシュって、すごく好きです。(ウェイウェイ・ウーさん、大好き!)スパニッシュじゃないけど、チャルダッシュもしびれます。

新しい演奏方法にも取り組んでいる人達もいるみたいだが、(教則本に出ている、技術を除いて)ギターのライトハンドとか、ベースのチョッパーの様な市民権を得た新しい技法はまだまだ無いと思う。、でも大いに期待したい。 エレキギターが世の中に広がって、ギターの演奏技術が激増したように、最近見かけるエレキ二胡の出現が技法にどういう影響を及ぼすかも興味がある。

● 二胡の製作においても、日々研究、試行錯誤と進化が行われているようだ、

そもそも北京タイプが、バイオリンに負けるな! 大きな音を! ってなモチベーションで開発された物でこれも進化系。 琴筒が楕円の二胡とか、編八角などもまれにネットで見かけるが、「おっ、これぞ進化系」と思いきや、とっくの昔(1960年ぐらい、北京タイプが固まる前)から開発されてた物だそうで、一般化はしていない。
筒の後部がラッパ型になっていたり、琴竿が筒を貫いていない物など、「おっ!」と思える物も出てきている、
以前にも紹介したが、琴筒だけじゃなく、他の部位にも色々と工夫・改良がおこなわれている。
以前の記事で紹介している、千斤や糸巻きなどの工夫、琴頭がない物等々。。。。
こういうのは、今後、どんどん紹介していきたいと思いいます。

Any Way!
二胡はまだまだ発展途上の楽器で、先が楽しみです。
また、駒とか千斤とか、我々シロートでも手が出せるところもあり面白い楽器です。 他の楽器じゃ、なんか削ったり、交換したり、なんてなかなかできませんからねー。 長く付き合い、成長を見守る、一緒に成長させていける楽器なんじゃないかと、勝手に思うこのごろです。。

おまけ。
「中国にはブランドが無」いと言われながらも、二胡は中国最大のブランドでしょう!
その二胡が、中国人のモーレツなエネルギーで、進化していく! 伝統とか、お構いなしで、いい物はいい!という合理性!大いに期待したい。
by soukichi_uchida | 2009-10-30 23:02 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(0)
琴頭はやっぱり必要?
Sub Title: 琴頭と音色の関係

「琴頭の無い二胡」の所に、琴頭なんかいらない! なんて書いてましたが、
達人さんにコメントをいただき、思い直しました。
「琴頭にはきっと、なにか訳がある。考えてみよう!」

琴頭の前に、琴棹はどうなんだろう?
琴棹が関係するなら、琴頭だって関係するはずだ。

一部の新型二胡を除き、琴棹は、琴筒を貫いて、琴托に突き刺さっている。しかも、そのポジションは、皮の真裏にある。
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棹は皮の振動から何らかの影響を受け(共鳴)ているはず。
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弦の振動も、千斤、糸巻きを通して、棹に影響しているはずだ。
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実際、棹を握って、開放弦を弾くと、(よく鳴る二胡?では)振動が伝わってくる。
クリップチューナーだって、棹にくっつけて、音拾ってるし。

「棹は、琴筒と一緒に、二胡の音色を奏でているんだ!」 きっと

そうなると、琴頭だって、その音色に何らかの影響を与えているに違いない。
あの曲がりと、牛骨ののった所の開き具合は何かあるのかも。

でも、それほど大きな効果ではないのかもしれない。
おそらく、倍音構成に微妙に影響を与えて、音色に「微妙」なつやとか深みを与える
程度と想像でされる。
※ まあ、私のよーな素人が、よくまあ、こんな解ったよーな事書いてるわ。。。(^_^;;

ただ、逆の見方では、上述の新型二胡の中には、琴筒に棹を通していないこんな形の二胡もある。
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おそらく、棹が皮の振動を受ける、または棹が皮の音を遮るのを嫌がっているからだと想像される。

※個人的には、楽器全体で音を奏でている方が好きだ

この新型二胡では、琴頭の音色に関係するファクターはほとんど無いと言える。

しかし、この新型二胡にも(TOMCAT 白ペンキ)と異なり琴頭はある。
これも、達人さんのコメントで気がついたのだが、「重さとバランス」、音には大きな影響はないかもしれないが、演奏する上で、ちょうどいい長さと、重さのバランスってのはありそうだ。

想像してみよう、いきなり、琴頭の無い二胡を持って演奏したら、
いつも、見えてる、あるべき物がなーい!
なんか、左手が軽い。スースーする。
ものすごい違和感! じゃないかな。。。。

ある朝起きたら ○ ○ ○ が無かったかの よーな。。。(^_^;;
by soukichi_uchida | 2009-10-29 20:53 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
琴頭の無い二胡2
つ、ついに見つけた!
琴頭の無い二胡の全貌が判明。
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弱音器 「黒蝴蝶」=よわね君 のメーカー、台湾唐克楽器(TOM CAT)で紹介されてます。

ニューテクノロジーてんこ盛りです。
・・・・・・・ でも、なんだが、欲しくない。 とりあえず、白ペンキは辞めてほしいな。。

で、さすがに TomCat さんも思い直したのか、こんなんも出してます。

ただ、白ペンキでとっても気になるのは、「琴托」の弦をひっかけてる所。
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ギターでも、ブリッジ(駒)やその手前のテールピース変える事でグッと音がよくなったりします。
これは一考の価値大アリかもしれません。 (((o(´∀`)o))ワクワク)
by soukichi_uchida | 2009-10-29 01:15 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
最強の弱音器
私の様に、団地住まいの人間にとっては、弱音器は欠かせないグッズです。でも、最近は弱音器をつけて練習をしていても、家族に「うるさい!」、と言われます。。トホホ

知ってる範囲の弱音器の紹介と、利点・欠点を書いてみたいと思います

本当なら、どの弱音器が、何デシベル下がったとか書きたいところですが、なにせ、機材が、、、誰かやってくんないかな。。。

・古典的鉛筆はさみ
鉛筆そのものが駒の代わりをてし、振動を皮に伝えにくくし、音を小さくしています。 夜中に練習できるほどは小さくはならない。
メリット :二胡を使っていない時に皮の保護
お手軽
デメリット:それほど、小さくならない
はさみ込むだけだと、振動する弦の長さやテンションが変わり
チューニングもそれにつれて変わってしまう

・鉛筆はさみ進化系
板の上に駒を乗ってた物、カマボコに駒溝を切った物(ほぼ鉛筆と変わらない)
メリットデメリットは、鉛筆とほぼ同等だが、 鉛筆そのものよりは、ずっと弱音効果あり。
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・弦の振動その物を抑える、ゴム強引型
バイオリンなんかの弱音器にはこんなのがあり、マイナーですが、二胡用も
中国では販売されてます。
上海に出張した二胡を全く知らない舎弟に、金陵東路の楽器屋を回って
「二胡の弱音器を何種類か買ってこい」といった時に入手しました。
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んー、いまいちでした。しかも床に転がしておいたら、消滅。。
ワイフが私のお部屋を掃除してくれて、、掃除機の中に。。。たぶん

・駒を上から抑え込み ボックス」型
これはかなりメジャーです。
中国屋楽器店さんの「しずかちゃん」とか、十三堂楽器さんの物があります。
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弦のテンションは変わらない(チューニングが変わらない)、
弱音効果も大きいし、おともきれいです。

ただ、難点は、弱音器の取付時、弦に差し込み、駒を挟み込みます。
この時、ギギギとか、駒から弦が外れてしまう(私だけ)時がある事です。

こんな変わり種もありました。

二胡と絵画の日記 (まこと的趣味日記) さん のブログより。
こ、これ、欲しいーぞー!

・選択バサミ型
最近最も注目を集めているのは、これでしょう。

洗濯バサミの先っちょで、駒をグワシと挟んで、駒の振動を抑えてしまう。
鳴ってるのはどこにも共鳴しない弦の振動音だけ。
究極の駒?3 でも紹介しましたが、よわね君とか、弱音ちゃんとか言われてる物です。
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製造元は 台湾の 唐克楽器で、「黒蝴蝶」という製品です。
唐克楽器(TOM CAT)は、「琴頭の無い二胡」でも紹介しているメーカーです。 しっかりと特許を取っているようです。

私も、現在これが一番お気に入りです
手軽、簡単、チューニングに影響なしです。
ただ、弱音効果は 抑え込み型よりは、若干弱い気がします。

最大のデメリットは、上記のゴムと同じで、
洗たくバサミと間違えられて、奥さんに捨てられてしまう事です。。(^_^;;

他に、変わった弱音器あれば、紹介願います。
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実証実験に基づかない、私のてきとーな感触で それぞれの効果は、

弱音効果 鉛筆型 < 選択バサミ < 抑え込み型
音のよさ 鉛筆型 < 抑え込み型 < 洗たくバサミ

ではないかと思ってます。

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★弱音器利用上の注意!!
用法、用量を守って、正しくお使い下さい。 使い過ぎに注意です

1)正しい運弓で、ちゃんとした音がでているかどうか、解らない。
__みんないい音に聞こえてしまう
2)皮を鳴らしていないので、皮がなかなか なじんで来ない、
__それどころが鳴らない二胡になってしまうかもしれない。


<おまけ>
前に、洗濯バサミ型 よわね君を亡くした時、何か代わりになる物がないかといろいろ試しました。
洗濯バサミそのもの、紙止のミニ洗濯はさみとか、女性の髪止めとか、、、。
それなりに効果はありました。 でも、よわね君がすごいなと思ったのは、駒を挟む力が振動を抑え込むのにちょうどいい力になっている事。(メーカーさんは試行錯誤していい所探したんでしょう。)
実際に挟む部位は、洗濯バサミの大きさではなく、細くなっており、駒の穴とうまくマッチして挟まる事です。
by soukichi_uchida | 2009-10-29 00:27 | 二胡うんちく | Trackback(1) | Comments(2)
弓を大きく使うには、姿勢が重要!
姿勢をただせば、弓も大きくなる。運弓も正しくなる

よく二胡の教則本に書いてある、姿勢と楽器の構え方。 まずこれが基本ですね。
でも、だんだん姿勢が悪くなってきて、運弓も悪くなって、音まで悪くなる、なんて事ありますね。

よくあるパターン。
一生懸命、左手の指を見ながら弾いてる。琴筒と弓ばかり見ている。

自然とうつむき加減、背中がまるまり、肩が狭まってくる。 腋が閉まってくる。
琴棹は体に弾きつけられ、垂直になる。
右手の振りはだんだん小さくなる。
弓の角度も悪くなってくる。
⇒ 二胡の力学 「弓を一直線に移動させるメカニズム 3」 ダメダメパターンになる。
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これは、見るからにダメですね。

★ じゃあ、どーすればいいのか?

まず、左手ばっかり、必至で見ない!目はまっすぐ前を見る。

次は、かつて短期間ではあるが二胡を教わり、私の二胡うんちくに火をつけた山平ケンジ老師の「秘伝」、
胸骨の一番下に突起がある(ミゾオチのちょっと上)、これを 「グイっと」前に出す
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自然と背中がまっすぐになり、両脇も楽になる。 結果弓も大きく使えるようになります。 ※見た目も、立派な「二胡弾き」になれます。
簡単な事ですが、やってみてください。 「効果あり」です。
by soukichi_uchida | 2009-10-28 23:04 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
弓の速度と音量の関係
弓の速度と音量の関係

二胡で、出来るだけ大きな音を出そうとすると、
内弦ならば、自分の体の方に弓を押しつける、
外弦ならば、外側に押し出してしまいます。
これらの動作を、初心者(私?)は腕(の前後の動き)を使ってやってしまいます。

大きな間違いです。
これをやると、二胡の力学(外弦を弾く時の弓にかかる力)にあるように、ギギギ雑音の原因にもなるし、腕の振り動作にも悪影響がでます。

弦にかける圧力の調整は腕ではなく、指だと、私は考えています。
外弦は親指、内弦は中指と薬指。

でも、これで、音の大きさは劇的には変わりません。
それでも、あせって圧力をかけすぎると弦の張力が変わり、チューニングが変わってしまったりします。

では、音の大きさはどうやって変えるのか?
それは、主な要因は、単位時間あたりの弓の移動量だ! と断言できます。

例えば、
8拍を満弓で弾きます。 ゆっくりとした運休になります。
やってみると、解りますが、小さな音ですね。

1拍一秒だとすると、弓の速度は、(1/8)弓/秒の移動速度となります。
次に、4拍満弓、 2拍満弓で弾いてみましょう。
だんだん音は大きくなりますね。
弓の速度は (1/4)弓/秒, (1/2)弓/秒とだんだん早くなっています。

逆に1拍を満弓で弾くのと、1/4 弓で弾いた時の音量を比べてみましょう。
1拍満弓の方が大きいですね。

「大きく・速い 弓の動きが、音を大きくします」

私のような団地族が二胡の練習を(弱音器無で)する場合、ご近所が気になって
つい小さな音で弾いてしまいます。 結果弓使いが小さくなってしまい、それが
癖になってしまいます。 結果先生に、弓使いが小さいと叱られることになる。。。
悲しい宿命です。。。(^_^;;

姿勢をちゃんとすれば、弓使いは自然と大きくなります。
これに関しては、別途図解します。

さて、
「じゃあなんで、弓を大きく使うと音が大きいのか? 」
を科学する必要があります。

弓が早い ⇒ 弦が沢山振動する。 って初めは大きな勘違いをしました。
それじゃあ、 振動数(周波数)が変わるんで、音程が変わってしまうじゃないか?
ということで、これは大きな間違いです。

弓の速度が速いと、弦の振幅が大きくなるんですね。
(なんでや?)
弓の速度とか長さに関わらず、例えば開放弦A を引いた場合 A の音しか出ない。 つまり、一定の周波数。弓が早いと、一定の周波数で、グワァ~っと、いっぱい弦が引っ張られる。つまり振幅が大きくなる、→ 音が大きくなる。
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ゆっくりだと、引張られる力が弱い → 振幅が小さい→音が小さくなる。
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という事だと 思います。

「どうやったら、弓を大きく使えるのか」? に続きます
by soukichi_uchida | 2009-10-28 22:38 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
究極の駒?4 (ちょっと脱線)
倍音の分析は、ちょっと置いといて。
変わり種の駒の中に、異なる材質を組み合わせたのがあります。
こんなやつ。。
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これは、どういう効果があるんだろう?

見た目では、弦を受けるトップの部分は固い材質の様(黒檀とか)だ。
想像するに、
激しい弦の振動を、固い材質で「ガッチリ」受け止めて、フィルターの役割を果たす下部に受け渡す、とゆー事をやってるんじゃないかと思う。
確かに、フィルターの役割を果たす材質が、振動の受け口に適しているとは限らないのかもしれない。。

うーん、これも究極のメニュー、、もとい究極の駒の課題の一つですな。。。
by soukichi_uchida | 2009-10-28 00:42 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
究極の駒?3
この話しも、だんだん、美味しんぼの「究極のメニュー」みたいに、永遠のテーマになりそうです。

今やってるのは、駒に弱音器(よわね君とか、黒蝶々と呼ばれてるやつ)
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に、ピックアップを付けて、PCに取り込んでスペクトル解析(倍音構成をみてみる)なんかをやってみようというもの。
※簡易的にはできるんじゃないかと思う。

とはいいながら、ピックアップを持ってない、 どーしよ~、んんーん。
おお、そういえばチューナーについてるピックアップ使えるんじゃねーか?
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駒をよわね君ではさんで、よわね君をこのピックアップではさんで、PC に取り込む。
こうすれば、駒に伝わってる、弦の振動だけが拾えるんじゃないかと思う。
実際に、ゲインとかそんなの後回しで、とりあえず取り込んで、フーリエ変換かけてみた。 こんな感じです。
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この音は 内弦 D(開放弦)、確かに ぶっといピークが 290Hz あたりに出てて、倍音が次々と見える。
いいぞいいぞ!

取り込んだ波形がオーバーフローしないように、ゲインを調整して、ちゃんと取り込んでみよう。
内弦(D)と外弦(A)でどんな差がでるか楽しみじゃ!
さらに、上、中、下 把でどうなるか?
問題は私の分析能力です。。。 うーん、能力を超えてます。。。

ということで、まだまだ続く。。。(いつ挫折するか、、、)
by soukichi_uchida | 2009-10-28 00:26 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
太鼓が、あっちこっちに太鼓が?
以前に、蘇州に行った時も気になってました。 太鼓が、、、
今回、蘇州訪問前に、楽器屋さんを調査していて、大きな疑問になってます。

大中小と何段かに積まれた赤い太鼓があちこちの 琴行・楽器店 の前に置かれている。 でーんと、でかいのが一個だけとか、吊るしてあるのもある。 でも全ての店ではない。 置いてある店と置いてない店がある。 なぜか、上海では太鼓の記憶は無い。。。

「なんなんだろう? あの太鼓の意味は?」

外で日にさらされているので、売り物じゃないだろうし。

●うちは、民族楽器屋だよ、とのアピール、目印なのか?
----- でも、二胡を売ってる店でも太鼓の無い店もあるし。。。
●なんらかのライセンスを持っている、なんかの組合に入っているという証し?
●うちは手打ち蕎麦屋、、じゃなくて、、手作り楽器屋だ! とかの目印
●うちは、伝統のある民族楽器屋だ! というアピール
●何も考えていない、店内狭くて、ジャマだから置いているだけ。
●魔除けとか、福を呼び込むとか、楽器に関係のない風習?(赤色だし、、)

だれか。教えて。。

多段積み(5,4段)
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多段積み(4,3段)
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でかいの一個置き、吊るし型
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by soukichi_uchida | 2009-10-27 02:18 | 二胡よもやま話 | Trackback | Comments(2)