二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
タグ
カテゴリ
検索
カテゴリ:二胡うんちく( 205 )
沙皮さんの二胡講座第 「千斤」 に参加して
本日病み上がりにも関わらず、
沙皮さんの二胡講座 「千斤」に参加してきました。

なんで、お前がいまさら、なんて言われそうですが、
「千斤」も悩みはつきません。

何か糸口が見つかれば、と思って参加させていただきました。

まずは、お礼を
沙皮さん、
千斤にかぎらず、貴重なお話をありがとうございました。


講座の内容は、
お約束の、千斤の巻き方、材質、種類などなど講義内容は盛りだくさんでした。

二胡やるぞ、構造分析的には、位置と高さに関する説明と実験がとても
インタレスティングでした。

※ ここで、言葉の定義をしておきます。
   千斤の「位置」: 琴筒から、千斤までの距離
   千斤の「高さ」: 琴棹と弦の距離
   これの専門用語知ってる方教えて下さい。

沙皮さんの解説の僕なりの解釈は、
 千斤の役割は、
   その位置と高さを調整する事により、弦に最適な張力を与える。
です。

これを、実験で体感させてもらいました。
 実験1: 高さを固定し、位置を変化させて、音の変化を見る
 実験2: 位置を固定し、高さを変化させて、音の変化を見る

詳細と分析は後日、よく考えてからレポートさせてもらいます。
これも奥がとても深そうです。

■追記
参加者からの 「千斤の幅(巻き数)は?」という質問に対して、
沙皮さんは、
 「弦を押さえた時の指の幅ぐらい」
と答えてらっしゃいました。

巻き数や、巻き方に関しても、いろいろなやり方があるようですが、
この考え方は、「なるほどね~」と思いました。
開放弦と、指で押さえた時の音質の差をなくすのが目的なんでしょうね。
ちょっと目からウロコでした。

明日、光舜堂でいろいろ実験してみよ~。

え”??、 駒はどーなったって、、、
や、やってます。 
すーさん、篭ってないででておいで~(^o^/
by soukichi_uchida | 2012-02-11 22:49 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
作りました
で、、
 1)  内部を繰り抜いた駒と、そうでない駒の比較
 2)  密度の高い木材と、低い木材での比較
用の駒作って見ました。

材料は3種類
 黒檀   (気乾比重 :0.85-1.09)
 リオグランデバリサンダー (気乾比重 :0.75)
 楢(ナラ)  (気乾比重 :0.67)
  ※気乾比重は 「木材図鑑」 より
b0098997_048249.jpg
奥から、黒檀。 左手前がバリサンダー、その横が楢です。

う~ん、バリサンダー駒 美しい! 

作るのがせいいっぱいで、まだ音出ししてません。(^_^;;
夜だし。。。
評価は、日曜日に光舜堂でやりましょう。

光舜堂 駒部 しゅうご~う!

しかし、黒檀。。。 
こいつは本当にやっかいです。削り出しだけでも、どえりゃあ苦労しました。
バリサンダーにもビックリ。 こいつは脂っこい。
リュータのビットやヤスリに削りかすが粘りつきます。
オイルをつけて削るととてもスムーズでした。
by soukichi_uchida | 2012-02-04 01:02 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(3)
穴の目的?
駒に開いてる穴。

正面の穴、 
底面に開いてる穴。
b0098997_2359130.jpg

最近見つけた、真横に開いてる穴。
b0098997_23591614.jpg
目的はなんでしょう?

正面から前後に開いてる穴は、内弦と外弦の振動を分けるため?
とかいろいろ考えてましたが、どうもしっくり来ない。

でも、駒を作ってみて、
穴を開けて無いものと、開けたものを比較すると、
開いてないものは、音がこもった感じがして、
開けたものは、抜ける感じがする。

あ”~、こんな表現は技術者としては、はがゆい(#・∀・)

今回目からウロコだったのは、
内蔵繰り抜きの中空駒 、「マジンガー駒」 の出現です。

これが、タダの ゲテモノ ではなかった。

マネをして、何個か駒を作って試して見ましたが、
繰り抜き、穴あけ、中空 これは効果があります。(たぶん)

では、すべての駒を中空にすればいいのだろうか?
そうではないと思います。

そこで、 目的は、
 「駒の重さ、つまり駒全体の密度の調整だ」
仮定してみます。

だとすれば、
もともと軽い、密度の低い木材の駒には効果が無いと考えられます。
一方、黒檀、紫檀のように密度の高い木材では、繰り抜きによる調整効果が高いと考えられます。

-----------------------------------------------
でも、今時、穴の開いていない駒はないよね~。
上の仮定は正しくないかもしれません。

それとも、今時 
  「とにかく駒には穴をあけるもんだ」 
って、事になっちゃてるのか?

ごちゃごちゃ言ってないで、これは実験してみましょう。

駒の形状を同じにして、

 1)  内部を繰り抜いた駒と、そうでない駒の比較
 2)  密度の高い木材と、低い木材での比較
b0098997_23515978.jpg
4種類の駒を作成して比較を行なってみましょう。

どういう結果になるか楽しみです。

駒に穴を開ける目的が、駒全体の重さ(密度)の調整なのか?
別の目的があるのか? が見えてくると思い ます。
by soukichi_uchida | 2012-02-04 00:04 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(3)
合体! 
マジンガー駒、 この駒の効果には、かなりショックを受けました。
いままで、考えてきたことは、
  「いったいなんだったんだぁあ~」
ちゅーぐらいに。

でも、このアイディアはぜひ、「究極の駒作」に取り込まねば、
ということで、こんなん作って見ました。

マジンガー駒と、ウチダ駒を がったぁ~い! 

(左側は、元祖マジンガー駒)
b0098997_217121.jpg
側面から見ると、
b0098997_21112022.jpg
形状は、マジンガーになってませんが、側面から中身をくり抜いた、
ウチダ駒形状。
b0098997_21131268.jpg
マジンガーの加工精度と比べると、出来は「おこちゃまレベル」です (^_^;;

素材は楢の枝の年輪の中心部分。 けっこう硬い素材です。

さて、どんな音がするのやら?
ホントは、音を取り込んで、定量的な分析を行うべきなんですが、、
とりあえず、ファーストインプレッションとしては、

なんだか イイカンジ~! (^o^/

蘇州1号、北京2号(六角)ともに、よく鳴ります、高音も延びる。(気がする)

しかし、なんなんだろ~?
このくり抜きの効果は???

体積は同じで、中身を抜いているんだから、
駒全体の質量が減って、密度は低くなってる。

このへんに、何かヒントがありそうです。
取り組むべきテーマの一つです。

道は、まだまだ遠い。。。。

-----
ところで、すうさんから、「タオバオでマジンガー駒売ってるよ」という情報を貰って、ここから情報を手繰っていったら、マジンガー駒のメーカーらしき所にたどり着きました。
ここ ↓↓↓↓
河北省饶阳县弘场民族乐器厂(河北省饒陽縣弘場民族樂器廠)

アリババで、1個40元、10~49個だと25元、50個以上で20元で卸してます。
在庫 10000個だって、、こんなの、よく10000個もつくったよな~

正式名称は、小叶紫檀镂空二胡码子(小葉紫檀鏤空二胡碼子) なんだって。
訳すと、小葉紫檀の透かし彫りの二胡の駒

日本じゃ、やっぱ「マジンガー駒」って呼ぼうよね~

それにしても、河北省といい武漢といい、、このあたりから革新的な二胡とか配件(部品)なんかが、出てきてる気がします。
by soukichi_uchida | 2012-01-24 21:54 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
内田駒改良プロジェクト その5(横方向の力を考える2)
いうまでもありませんが、二胡は弦の琴皮に対する、縦方向の力が、駒を通して琴皮に伝えられています。 一方で、バイオリンは、弦の横方向の力が、駒によって縦方向の力に変換されて本体の板に伝えられています。

横方向の力が縦方向に変換する、仕組みが既にバイオリンでは実現されているのです。
じゃあ、二胡だって、捨てている横方向の力を活かす方法があるに違いない、 と思ってます。

ただ、元々縦を縦で伝えている駒に、横-縦変換機能を組み込めるのか?

これを考えてみます。
弦を乗せる溝を深く切って、弦の横方向の力が駒にかかるようにすると、
下図のように、駒底面のコーナを支点として反対側が持ち上がろうとします。
横方向の力も縦同様振動してますので、結果として、駒は正面から見て、左右に回転しようとします。
b0098997_1363146.jpg
こんな感じで、駒がバタバタしてると、本来の縦方向の力にもロスが出てしまうんじゃないかと危惧されます。

そこで、出てきたのか、西野さんの考案、「横ミゾ」です。
横ミゾを入れることで、どんな効果があるのか?
b0098997_153148.jpg
横ミゾを入れる事によって、ミゾなしの場合の底面での左右回転する力は、横ミゾの上にかかるようになります。
回転の支点は、横ミゾの一番奥の所になります。ここで、横方向の力が縦に変換されることになります。(たぶん、、、)

実際に、ウチダ駒に、横ミゾを入れた試作を試してみましたが、大きな効果がありました。
残念ながら、ミゾの有り無しでの音の取り込みと比較してません。 これは今後の課題です。

頭で考えたことが、既に実証されてるんで、もうゴチャゴチャ考えるのはやめて、実践あるのみです。

今後の課題としては、
b0098997_2164426.jpg
1.ミゾの底面からの高さ(Y)
2.ミゾの深さ(X)
3.ミゾの幅(W)
をどう決めるか? となります。

1.高さ(Y)は、
  底面に近いと、ミゾ無し同じ事になってしまいそう。
  中心から上がいいと思います

2.ミゾの深さに関しては、弦のミゾを超えてしまうと、縦の振動を絶ち切ってしまいそうです。

3.幅に関しては、いまの所、どうなのか考えが湧きません。
  根拠なく、細ければ、細いほどいいんじゃないかな~? と思ってます

もう一つ、加工性。
あんなに小さい駒に、正確に横ミゾを入れる。
僕のよーなシロートには、困難です。 
いい工具が入りますね。

-----
ところで、
このネタお考えながら、従来駒をいろいろ眺めていて気が付きました。
普通の駒って、だいたい横をえぐって有りますよね。 こんな感じ
b0098997_2355555.jpg
特に、「至高の駒」村山師匠の駒なんかは、激しくえぐってありますよね。
これって、すでに横ミゾの役割を果たしているんじゃないかと、思えてきました。
うーん、すごい!

西野さん、ガンバロー!
by soukichi_uchida | 2011-12-30 02:28 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
内田駒改良プロジェクト その4(横方向の力を考える)
僕の担当Pは、音のインピーダンス、材質を考える、なんですが、
1P 横方向の振動を利用するP 主担当:西野(老板)も考えてます。

弦の駒に対する横方向の力とは何かを、軽く思い出しましょう。

●まず、弓の角度による横方向の力

僕達が二胡を演奏する時、弓を琴皮に対して垂直に動かしていません。
教室によっては30度 ぐらいに角度という教え方をしていると思います。
弦に対しても斜めの力が働いています。
b0098997_1123942.jpg
この力は、駒に対して、縦と横の力に分けられます。
つまり、駒に対して横方向の力というのが、確実に存在しています。

●もう一つは、弦の回転により発生する横方向の力

二胡の弦は回転する?で推測したように、弦は弓で擦られることにより回転運動をしています。 駒のミゾ部分では、弦回転の支点として、回転の力が駒に伝えられています。
b0098997_1182877.jpg
図の様に、上下左右の力が回転しながら駒に伝えられています。
ここでも、駒に対する横方向の力が発生しています。

駒の構造としては、バイオリンの駒は横方向の力を最大限に活かす構造だと考えています。
※だからといって、二胡の駒をバイオリンと同じにすると、縦方向の力を使わなくなってしまいます。

「横方向の力は捨ててしまえ!」というのが、
「弦は駒に対して点で接するのが最も良い」、「ミゾは小さければ小さい方がよい」
という考え方です。
b0098997_12241100.jpg

ひょっとしたら、これが正解なのかもしれません。

いままで。捨てていた、横方向の力を利用すると何が起こるのか?
弦の力、振動を最大限駒から、琴皮に伝えることができても、
「これは、二胡の音なのか?」ということも起こりかねません。

でも、心配しているだけでは、何も解決しません。
光瞬堂の西野さんからは、既に 内田駒に横溝を切って、実践し、効果ありとの報告を受けています。
「ゴ チャゴチャ言ってないで、まずやってみようよ!」です。
by soukichi_uchida | 2011-12-30 01:26 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
内田駒改良プロジェクト その3(FFTスペクトルの見方)
実際の分析に入る前に、グダグダと書いてますが、もうちょっと我慢してください

今回は、FFTされたスペクトルの見方です。

ちょっと復習します。
二胡の音をパソコンに取り込んで、FFT(フーリエ変換)すると、音の中に含まれる周波数成分とそれぞれの強度が分かリます。 これをチャートで表すと、こうなります。(クリックで拡大)
b0098997_19315735.jpg
内弦の開放弦のスペクトルです。 左端の矢印の所が、D3 293Hz です。 D3 に対して倍音が沢山出ているのが分かります。

スペクトル全体を見やすくするために、縦軸も横軸も対数(LOG)で表されています。(縦軸は dB )
強度(縦軸)が1違うと10倍違うということに注意してください。
対数表示じゃないスペクトルは、こんなのになります。
b0098997_19535576.jpg
ちょいと見難いですね。高次の倍音が出てても、読み取れないなんてことになります。

ということで、今後は前者(対数)スペクトルを使って分析を行ないます。

西野二胡(シャム柿)にウチダ駒をつけた時のスペクトルを原点として、変更を加えたものが、これとどう違うのか?という比較を行なっていきます。

さあ、これからが、大変だ。。。 




 
by soukichi_uchida | 2011-12-29 20:17 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
内田駒改良プロジェクト その2 (分析条件)
今後、試行錯誤や実証実験の過程で、実験(録音・分析)を行うことになると思いますが、 条件や、分析方法を統一シておく必要があります。
それぞれのプロジェクト(P)でバラバラな実験をやっていると、P間での比較が困難になりますし、そもそも何を測っているのかも分からなくなってしまいます。

こんな感じでやりたいと考えています

◎固定条件

・二胡: 西野二胡(シャム柿1号)
     ※売れちゃったらどうしよう(^_^;;
・演奏者:我が愛しのモルモット「ずえだ~ちゃん」
     ※これも売れちゃったらどうしよう
・録音機材:
  PC+Wave Spectra V105 サンプリング周波数44100Hz 16ビット
  ※サンプリング周波数44100Hz ということは、22.05KHz までの音を
   拾えるということです。
  マイク: シュアーPE45L
  ※マイクの特性によって、拾える周波数特性は異なりますが、
   それでも、駒を変える事によってその特性の範囲内で差は出るはずです。
・マイク位置: 琴筒の後側 20Cm の所(根拠なし) 

◎録音対象(演奏条件)

 内弦 第一ポジション 開放弦D3、第三ポジションD4
 外弦 第一ポジション 開放弦A3、第三ポジションA4
  それぞれ、一拍/1秒で、一弓4拍で推と拉を繰り返す。

◎分析方法
スペクトル分析は拉(引弓)で、最も波形が安定したところを利用。
拾う音がいい加減(演奏が下手くそ)だと、その後の分析もいい加減なものになります。 安定してる所を使い、スペクトル分析(FFT)を行います。

これを図で表すと、こんな感じになります
内弦の開放弦で、1拍1秒で、拉・推を繰り返した例です。

ダメな例: 一弓の中で音量が激しく変化している
b0098997_240740.jpg
いい例: 一弓の間でほぼ一定の音量を保っている(音もキレイ)
b0098997_2493542.jpg
両者の違いは、耳で聞いている限りでは、はっきりとその差が分からない時もあります。 でもこれを、視覚化するとはっきりとその差が見えてしまいます。
こわいですね~

両者の差は、基本的には、一弓の間の、音の強弱のフラつきなんですが、どうせ分析するなら、キレイな音でてるところを使って、スペクトル分析(FFT)を行いましょう。
こんな感じ ↓↓
b0098997_38851.jpg
b0098997_3121995.jpg

「FFTスペクトルの見方」に続く

-------------------------------
by soukichi_uchida | 2011-12-29 03:02 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
内田駒改良プロジェクト その1 (序章)
「内田駒改良プロジェクト」
なんて書いてますが、誰がきめた訳でもなく、なんとなく
大分して3つのプロジェクトが走ってます。

1.横方向の振動を利用するP 主担当:西野(老板)

2.音のインピーダンスを考慮した多相駒P 主担当:うっちー研究員

3.いろんな材質でとにかく試してみるP 主担当:すーさん研究員

今のところ絶大の効果を上げたのは、1(横方向の振動を利用するP)の、「駒に横ミゾを入れる」トライアルです。 ただ、量産が困難との事です。

4.ジミ研究員にも、なにかテーマを持ってもらってやってもらいましょう
 そーだ! 
   駒の穴は何故必要?
   どんな効果があるのか?
   どこに、どのぐらいの大きさがいいのか?

 たのむわ~、 ジミ研究員どの!

今後、順不同となりますが、そこそこ結果が出たものからレポートする予定です

次回は、PCに音を取り込んで 結果を分析する際の、条件とか分析方法について記述予定です。
by soukichi_uchida | 2011-12-28 01:38 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
琴托の調整
以前 二胡のプチオペ 2 で琴托の調整の事を書きました。

この時は、「金属音が気になってしょーがない」 これを何とかしよう!
という調整でした。

でも、これが結果として、蘇州1号を鳴らない二胡にしてしまっていた事に気が付きました。 蘇州1号は、そこそこいい音がしててお気に入りなのですが、外弦のD4あたりが、鳴らない。

光明行の9小節目の、「♪みーみーみー、み~そ、みーれどーれみー♪」 なんかが、寂しいのなんの。 僕の腕も要因の一つだけど、、先生が弾いてもだめだった。 賽馬の出だしもインパクトイマイチだし。

前回の調整では、
 琴托の重りが、一箇所琴筒に接触しており、
 薄い皮を重りにかぶせて、筒と重りの絶縁を行う
という調整を行いました。

これはこれで、それなりの効果はありました
(という気がする、、たぶん)。

ところが、最近光舜堂さんのブログで、琴筒の振動に関する記事 「二胡の形は、どこが鳴る。」 を見て目からウロコ。
「原因はこれじゃあ~!」

皮を被せても、重りと琴筒は接触したままだった。
これが、かえって琴筒の振動を抑えてしまっているに違いない!

さっそく、琴筒を取り外して、オペ開始。

重りの琴筒との接触部分を、ゴリゴリと削る。
※もちろん、重り側を削ったのですよ、念のため。。。
ついでに、琴托上の、琴筒を乗せる2枚の板も、琴筒との接触する面積が小さくなるように削る。
b0098997_2293839.jpg
こんな事していいんだろうか? という不安な気持ちを抱えつつ、
二胡を再組立。

さて、その結果は。。。久々の大成功。
  「みーみーみー、み~そ、みーれどーれみー♪」
おー鳴る、鳴る! 後は腕だな・・・・・

でも、こんな調整、
良い子は、取り返しがつかなくなることもあり得るので
マネしないでね。。。


これに、ウチダ駒を組み合わせると
蘇州1号、もはや蘇州二胡の音出してないよーな...(^_^;;
楽器がこれに馴染むのに時間必要だな。。

--------------------------------------------------------

ん、、、???
ここで新たな疑問が。
北京タイプって、 カマボコ型の琴托が、ピッタリと筒にくっついてなかったけ?
b0098997_2425927.jpg
久々登場北京1号
横から見ると。
b0098997_249387.jpg
なrほどね~
琴筒と托の接点は、前後2ヶ所と(棹と、ネジ)。全面くっつきじゃあ無いんですね。 今頃気が付きました。

んんん??? 
前側の接点は、皮を貼りつけてる所だ。
ここは、皮の振動を受け止める所だよな。。。
※光舜堂ブログ「二胡の形は、流線形?。」より
いいんだろうか? 
北京」二胡、改良の余地アリなのか、それとも理由があるのか?
謎は深まる。。。
こりゃ西野さんの出番だな。

-------------------
by soukichi_uchida | 2011-12-25 03:09 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(3)