先週、広州に出張した際、広州の二胡友さんたちと、
二胡の調整・超入門勉強会やってきました。
内容としては、上海とほぼ同じく
1.二胡絃の変え方、
2.千斤の巻き方、
3.制振綿の効果と、位置による音の違いの体験
4.駒を替えたら音も変わるのを体験
でした。
上海との違いは、僕が実演するだけでなく、
参加者にも実際にやってもらったということです。
参加者は、
Hさんと、Kさんの2名。
お二人は同じ先生について二胡を習っているそうです。
先生は、 Daniel Xia さんという広州在住、広西省の京劇の一家の出身だそうです。
こちらの方の先生なんですが、お二人の紹介した二胡は、
北京タイプの六角二胡。
うち、一台は、宋飛モデルでした。
ただ、べらぼうな価格の二胡ではなく、それぞれ1万元以内の
物と価格のバランスが取れたいい二胡です。
センセ、良心的ですね。
お二人の二胡です。
僕の北京2号と同じだ~(^0^/
さて、今回も教材は、
二胡やるぞー、まとめサイトの
千斤の巻き方と絃の巻き方ページ
絃の交換に初挑戦するKさん
そして、千斤に挑戦するHさん
その後は、制振綿をいろいろいじくって、
駒を替えたりして、音色が変わるのを体験してもらいました。
Hさんの二胡の駒を、松節の駒(10元ぐらいだったかな?)に変えたら、すごくいい音になったので、そのまま使ってもらうことにしました。
たのしい時間はあっという間に、過ぎてしまいます。
広州での約束が別にあったので、3時間ほどで引き上げてきました。Kさんの二胡は、もう少し千斤の巻数増やせばよかったかな~? という思いも。
ただ、Kさんは理系女(リケジョ)だそうで、手先もけっこう器用。自分でやってみるという力強いお言葉が!
加油~!! です。
ギター、なんかは皆自分で絃を替えたりしますが、
二胡じゃ、自分で替えるものではない。
先生か、楽器屋にやってもらう物と考えてる人が多いな~、
と上海、広州の勉強会で感じました。
絃を、変えてみるだけでも、いろんな事が見えてくるんで、やってみよ~!
ですね。
8月には、上海で前回参加できなかった人達と、また勉強会予定です。