無錫の梅村鎮に出来た、二胡文化創意園に行った時の事。
その時の過去記事はこちら↓↓↓
(古い順)
-------------------------------------------------------
で、本題
上海駅から無錫駅まで新幹線(高鉄)で行き、
二胡文化園近くの公園で一休み、
さあ、行くぞと言う時に、パスポートを入れたポーチがない事に気が付く。
あたりを探したが、落とした形跡はない。
どこで、落とした??
取られたのか?
新幹線かタクシーに置き忘れたか???
慌てて、日本領事館に電話をして、指示を仰ぐ。
指示に従い、最寄の公安派出所に行き、紛失の届を行う。
公安の派出所ってのはこんな所
ここで、貰える書類は、「事件発生証明書」
紛失届や、紛失証明ではない。
派出所で、パスポートをどこかで、落とした事を伝えると、
なにやら、サーバールームの様なところに連れて行かれ、
タクシーを降りた場所と時間を聞かれる。
係員が、監視画像画面の操作を行うと、
僕が乗っていたタクシーの映像が、、、
「これはお前か?お前が乗っていたタクシーだな?」
と聞かれる。
画像からタクシーのナンバーを調べて
タクシー会社に、置き忘れが無いかを問合せ、
タクシー内にない事を確認。
次に、タクシーを降りてから、公園、派出所までの経路を確認
すごい、全部に僕が写っている。。。。
このへんで落としたんじゃないねー、との公安係員の言葉。
パスポートが出てこなかったことよりも、
公安がその気になれば、
僕の全行程を監視、
トレース出来るんだ
ということに愕然。
街のあちこちに、こんな監視カメラが設置されています
----
ちなみに広州市内には、約40万台の監視カメラが設置されています。
中華人民共和国駐日本国大使館のHPより
また、都市伝説ですが、
一部上場企業の役員クラスが中国に入ると、全行程チェックされてるみたいですよ。
KTVに行って、小姐といちゃついでる写真なんかは全部おさえられてるそうです。
(某KTVの老板談)
---
閑話休題
諦めて、上海に戻り手続きをすることを決断
しかし、ここからが大変
中国の新幹線はチケット購入には実名証明が必要、
つまり、外国人はパスポートが必用
それが無い・・・・
バスで何時間もかけて帰るか?
高い金はらって車で帰るか?
しかし、
なぜか、持っていたパスポートのコピー。
それと、公安の派出所でもらった紛失届
これらをチケット売り場の窓口で見せて必死に説明
なんとか、上海行きのチケットを購入。
新幹線の中でのチェックもなく、無事上海に到着。
さあ、ここからがまた大変
追記:
財布とカードは、ポーチには入っておらず、
日本の運転免許証での本人確認ができて
カードも使える状態だったのが、せめてもの救いでした。
これもなくしていたら、身動きできませんでした。
その2に続く