で報告したように、3月半ばに、広州ですっころんで、足首捻挫しました。
その後、約2週間松葉つえ生活だったのですが、その間いろいろ経験しました。
●良い所
これは、全てがそうではありません、僕が利用した所の対応がよかった話
1)ホテルにて
足首をけがして、動けないことを伝えると
日本人がよく使う病院を紹介してくれて、
部屋から出口まで、車いすでサポート。
朝食はホテル内のレストランに行けないのを理解し、
部屋まで運んでくれた。
3日間これを無償でやってくれました
以前にも書いた、日本人向けサービスアパート兼ホテルの友和さんです。
ここは、チェックインの時、パスポートを大事に扱ってくれます、他の中国のホテルでは、ポイっと投げて返して来るのが普通。(怒!
2)空港にて(広州⇒上海戻り)
これはたまたま僕がゴールドステータスだったのと、
自腹のビジネスクラスを選んだ事によると思われます。
エコノミーだったら、どうだったのか?
白雲空港の、AIR China のカウンターにてチェックインの時
松葉つえは機内に持ち込めるか?
と聞くと、持ち込めないとの返事。
しかし、チェックイン後すぐ、空港内移動用のカートが用意されて
セキュリティーチェックまで運んでくれた。
ラウンジで休んで出る時に、またカートが用意されて、
登場ゲートまで運んでくれた。
やるじゃん、AIR Chaina(中国国際航空)!!!
すっかり見直しました。
3)地下鉄内にて
これは、誰でも感じるいいところ。
中国では、お年寄り、妊婦、子供等には、即席を譲るという、教育がしっかり行われています。松葉つえを持って地下鉄に乗り込むと、即行席を譲ってもらえました。
日本じゃ、最近だめですよね~
●悪いところ
1)やはり中国全体で、身障者のことは考えていないというのを実感。
バリアフリー化は全然進んでいない、というか考えていない。
歩道はだいたいボコボコで、松葉づえや車いすでの移動が非常に困難。
地下鉄の駅でも、上下のエスカレータが用意されておらず、どちらか一方だけだったりする。
2)車、バイク最悪
信号が赤でも、右折がOKなのが中国。
人が渡っていても、お構いなしに突っ込んできます。
最悪なのが、偉そうなバス。 交通法規無視の、バイクや電動自転車・バイク
松葉つえついて、エッチラオッチラ歩いてても、ガンガン突っ込んできます。
基本的に、身障者は世の中の役に立たないお荷物であり、切り捨てられるべ物であり、その人たちの事を考えてはいないというのがこちらの考えのようです。この事は、中国人の同僚から、「うっち~さん、まだまだそういう背景だから、気を付けて」と言われたことに裏打ちされてますね。
まあ、けがして初めて気が付いた現実でした。
とにかく、
「お金さえ使えば、いいサービスが提供されるのが、中国」
というのを実感。
歩いてる時は、お金使ってませんからね。。。
人民以下の扱いです(^_^;;