今日はちょっとまじめなお話し。
中国全土に、いろんなカテゴリの物乞いがいますよね。
1)障害や奇形などを売り物にする
2)子供や親
3)音楽(楽器、歌)
等々、、、
※3)は1)と絡むことが多い
この10年間の経済発展で、物乞いの数減ったのかな? どこかにちゃんとした統計値があればいいのですが、皮膚感覚では、あまり減ってないと思います。
で、とにかく見てて一番つらいのが、子供を使った物乞い。
今日も、上海地下鉄の中で見かけました。
この子供は、実はレンタル子供であり、誘拐された、売られた子供であるという噂もあります。事実、会社の近くで見かける子供と母親の組み合わせの物乞いは、子供が日替わりだったりします。
「あれっ、こないだの子と違うじゃん」
レンタルにせよ、本物にせよ、子供をだしに使っているのは同じです。
※こういう事に着目していると、中国人達は嫌がります。きっと自国の恥部を見られているような気がするんでしょう。
こういう考えは、中国人の差別意識ってのにも繋がっています。
さて、「タイトルの子供を使った物乞いの恐怖」
4,5年前蘇州での事です。
小さな子供の花売りでした。
「おじちゃん花買って~」
みたいなこと言って近寄ってきます。
同行の中国人からは、
「相手にしないで」
と言われました。
立ち去ろうとすると、追いかけてきて
足にすがり付いてくる。
4,5歳の子供二人。
おねーちゃんと、弟か。。。
これは、辛かった、マジで。
振りほどきながら、こちらも涙目になった。
しかたがないので、
ポケットから小銭をばらまいて、
泣きながら逃げました。
あの時の事は忘れられません。
でも、後で同行した中国人から、
「あれであの子たちは今日一日の稼ぎゲットです」
とも言われました。
なんだかね~
子供を使うってのは、ホントに悪辣だよな。
子供を持ってる親も心エグるようなやり方です。
こういう手法を使ってる連中も悪辣だけど、
こういう環境を作り出してるのはこの国。
国として、なんとかしようという気は全くないでしょう、きっと。
隠したい恥部だと思ってるだけです。
きっと、APECなんかの「外国人」があつまる大きなイベントがあると、どこかに強制収容されて、隠されているんでしょうね。
この国は、本当に社会主義国家なのか?
何が問題なのか?どうすべきか? いろいろ考えは浮かびますが、今回もこれで締めくくり。
きんぺー君の打ち出してる
「社会主義の核心的価値観」
民主、自由、平等、公正、絵に描いた餅にならないように。 とにかく子供を使った物乞いがいなくなるような、社会づくりしよーよ、きんぺー君。