今週頭に、四川省の綿阳(めんよう、中国語でミェンヤン)市という所に
行ってきました。 もちろん、お仕事ですよ。
行く前から、四川省は美人が多いと聞かされてましたが、
いや、ま~。 ホントにすごい。
美人だらけです。。。
街をあるいてるだけで、目移りしちゃって、何度も転びそうになりました。。。
で、本題。
綿阳ってのは、どこにあるのか?
広州から北西1200Kmに、四川省の省都、成都があります。
そこからさらに北に約150K。
飛行機で2時間、成都から綿阳まで、ボロバスで2時間です。
お昼に広州を出たのに、現地到着は夜の8時過ぎでした。
しかし、まだ明るい。
9時を過ぎてようやく、夕方の雰囲気になってきました。
これだけ広い中国、時差もある。でも全国で強引に統一時間を設定。
ムリあるわな~。
おかげで、晩御飯を食べに入った、四川火鍋屋さんは、
そろそろ閉店の時間でした。
閉店間際にもかかわらず、愛想よく準備と対応してくれたお店の小妹ちゃん。
さー火鍋との戦いだっ!
四川の火鍋。
辛かった。。。。 ここの住民は、
人間として、何か間違えてんじゃないかいな?
と思えるほど辛い。。。
これが、四川の美人を生み出しているのか???
なるほど。。。
しかし、なぜか、、、辛いもの食べると
頭髪の薄いところだけ極端に汗が、、
これって、薄毛に悩む人の共通点です。。。。
リーブさん、研究して、お願い。
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で、綿阳の街。
日本の有名な繊維企業や、多くの工場がある街です。
いつだったか、激しい反日運動もありましたね。
ド田舎だと思ってましたが、なかなかどうして。
道路は整備され、多くのビルやマンションが立ち並びます。
さらに新しいビルやマンションの建設も進められてます。
しかし、なんだかおかしい。
その建物達からは、みな空虚な雰囲気が漂います。
そう、誰も入っていない。
誰も入っていない、無人のマンションが立ち並んでます。
オフィスビルも同じ。
まあ、成都の衛星都市として、
開発中、発展途上のこれからの街なんでしょう。
そして、昔ながらのボロ屋たちには、
立ち退きを意味する、「
拆」(チャイ)印あちらこちらに。
農地を立ち退かせて、どんどんビルを建てる。
仕事がなくなった農民は、ビルや道路の建設要員として、一時的に雇用する。
ビルが建ってしまうと、仕事が無くなるので、またビルを建てる。
これを無現に繰り返す。
農民はどんどん減少する。
一方で、バブルで、建てたマンションの価格はどんどん吊り上る。
だれも入れない。
それでもマンションやビルを建てる。。
上海や広州などの大都会は、もう飽和してて、バブル崩壊の兆しだけれども、
内陸の田舎ではまだまだやれるんですね、こんな事が。
もう一つの影、、、
2日目の夜、
またまた、こりずに火鍋を食べに、よさげな店を探してたら、、、
ある通りに、迷い込みました。
その通は、いわゆる置屋と言われる店が立ち並ぶ、置屋ストリートでした。
ここでは、置屋の解説はいたしません。
さすがに、写真もありません。
農民から仕事を奪う、結果として、こんなところで働くしかない娘たちが
大量に生み出されるんですね。
この街、このストリートだけで、いったい何人いるんだろう?
まあこの辺の事情は、
福島かおりさんの
「
潜入ルポ 中国の女」を読めば書いてあるんじゃないかな。
目の保養にはなりましたが、、、、、、
なんだかイヤなものを見たような気分になりました。
これも、街の発展という光の影の部分だな。。。
大都会の表通りだけを見てると、感じることがあまりない、光と影を地方都市で感じた、うっち~でした。
PS
この地域になると、西の方から入ってきた、いろんな楽器があるんじゃないかな? 四川でゆっくり時間がとれれば、いろいろ探検してみたいですね。
詳しいかた、情報ください。