珠江デルタの東側を積極的に動き回っています。
今週は、広州から東莞、そして深センに行ってきました。
日系のみならず、台湾系、人民系の工場がひしめく、中国屈指の
工業地帯です。
晴れてても、ガスと湿気で、青空が見えない広州と違い、
空が青く、海の近さを感じます。
でも、街は埃っぽいんですよ。
◆東莞。。。。
%▽*¥×△亞。。。
いずれ、
インドラの炎に焼き払われてしまうか、
全てが塩の柱になってしまうでしょう。
けっして振り返ってはいけない。。。
◆深セン。
深センと言えば、あれでんがな、あれ。
山寨!深セン市のど真ん中、福田区華強北路。
深センの秋葉原ともいわれる、電気街、
ここが、中国山塞携帯の総本山です。
宿をこの近くにとって、仕事終えてから、
山寨探しの旅へ。
まあ、あるわ、あるわ。。。
数多くのビルの中に、上から下までビッチリと怪しげな
ケータイ屋、なんとかPad屋が。
山塞ケータイのプールに浸かって、ザブザブ泳いでるよーな感じです。
行ったのが夕方6時ごろなので、どこもそろそろ店じまいの時間帯。
それでも、わんさか人が入ってます。
不思議だったのが、こんだけ店があるって事は競争が激しい、
しかも市の中心部。 いくら3畳ほどの小さなブースとはいえ、
場所代だってばかにならないはず。
ざっと見て回っただけなので、なんとも言えませんが、
そう売れているとは思えない。
同行してくれた中国人に、
「こんなんで商売が成り立つんかいな? なんでや?」と聞くと。
「個人客よか、バイヤーが多いんや。」
「そいつらが中国全土から、ここに山寨を買い付けに来よんねん。」
「せやから、広州や上海よか、ここのほーが安いんや」だって。
※注記: 広東語なまりの中国語、英語は関西弁で訳します。
なるほどね~。
でも、これら製品の中身(基盤とかチップ)は金門の向こうの設計が多い。
あっち側の携帯の偽物はほとんど無いのに。
海外メーカーの偽物はある。
これって、あっちの国が、そっちの国の偽札をバンバン印刷して
貨幣価値下げてやろーるな~んて話と似てて、
本物の価値を下げてやろうなんて奥の深ーい思惑があるのでは????
これって、考えすぎ?
もちろん、売ってる連中は、そんなこと考えてもいないでしょう。
目先のお金だけです。
でもね、これを流してる連中の奥の奥には、何かあるんだろーな。きっと。
それを裏付ける、驚くべき現象が???
ちょっと前までは、SharpやSonyっぽいロゴを付けた、すぐに偽物と判る携帯とか、よく出来た iPhone とか、 TV付ミニiPhone なんがが主流だったのですが、今は、全く見かけない。
で、、、なななんと、今回は
サムソン(SAMSUNG)の偽物が、ワラワラと。
SonyやSharpの
山寨が消えて、サムソンの偽物が出てくる。
これも本物の市場を反映してますね。
次のターゲットは世界シェアNo1サムソンなのか???
あ、もちろん iPhone4 の偽物がここの市場のメイン商品です。
外枠が金色の iPhone4 なんて、とっても素敵でした。
もちろん、すごく出来のよさそうな iPad や、すぐに偽物と判る、
なんとかPad とか、豊富な品ぞろえ、
あ、もちろん ぎゃ▽く◇ータブの偽物もしっかりと陳列されてました。
でもね、もうあんまり、ドキドキしませんね。
なんだか、インパクトのある山塞製品がありません。。。
山寨じゃないんだろうけど、
おもしろそうだったのは、Android TV Box
WiFi接続して、手持ちのTVにつなげば、あなたのTVも
スマートTVに!
ちょっと、ぐらっっと来ました。
しかも300元。
でも、メイヨーチェンなので、ぐっとこらえましたとさ。。。
次週は、四川へ行くかも?
四川といえば、アランちゃんの出身地、美人谷(^o^/。
行ってみたいな、いければいいな~。
でもムリでしょう。。。(^_^;;