二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
タグ
カテゴリ
検索
穴の目的?
駒に開いてる穴。

正面の穴、 
底面に開いてる穴。
b0098997_2359130.jpg

最近見つけた、真横に開いてる穴。
b0098997_23591614.jpg
目的はなんでしょう?

正面から前後に開いてる穴は、内弦と外弦の振動を分けるため?
とかいろいろ考えてましたが、どうもしっくり来ない。

でも、駒を作ってみて、
穴を開けて無いものと、開けたものを比較すると、
開いてないものは、音がこもった感じがして、
開けたものは、抜ける感じがする。

あ”~、こんな表現は技術者としては、はがゆい(#・∀・)

今回目からウロコだったのは、
内蔵繰り抜きの中空駒 、「マジンガー駒」 の出現です。

これが、タダの ゲテモノ ではなかった。

マネをして、何個か駒を作って試して見ましたが、
繰り抜き、穴あけ、中空 これは効果があります。(たぶん)

では、すべての駒を中空にすればいいのだろうか?
そうではないと思います。

そこで、 目的は、
 「駒の重さ、つまり駒全体の密度の調整だ」
仮定してみます。

だとすれば、
もともと軽い、密度の低い木材の駒には効果が無いと考えられます。
一方、黒檀、紫檀のように密度の高い木材では、繰り抜きによる調整効果が高いと考えられます。

-----------------------------------------------
でも、今時、穴の開いていない駒はないよね~。
上の仮定は正しくないかもしれません。

それとも、今時 
  「とにかく駒には穴をあけるもんだ」 
って、事になっちゃてるのか?

ごちゃごちゃ言ってないで、これは実験してみましょう。

駒の形状を同じにして、

 1)  内部を繰り抜いた駒と、そうでない駒の比較
 2)  密度の高い木材と、低い木材での比較
b0098997_23515978.jpg
4種類の駒を作成して比較を行なってみましょう。

どういう結果になるか楽しみです。

駒に穴を開ける目的が、駒全体の重さ(密度)の調整なのか?
別の目的があるのか? が見えてくると思い ます。
by soukichi_uchida | 2012-02-04 00:04 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(3)
トラックバックURL : http://soukichi.exblog.jp/tb/17739234
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ぢみ at 2012-02-04 00:09 x
駒は高剛性&超軽量の両立だといつも思ってますのよね。
重い駒は皮のバネにもよるけど駒(質量)-皮(バネ)系の一自由度系の共振が下がるのでだいたい籠もった音になるはず。
逆に柔らかい駒は弦振動を吸収する方向に働くのでやはり高音域が出にくくなるはず。なので軽くて硬いが高音域までバランスの良い音になりやすいのではと愚考します。なので定性的には柔らかい音にはなりにくい。なので軽量化と剛性バランスじゃないかと。。。
Commented by soukichi_uchida at 2012-02-04 02:20
>逆に柔らかい駒は-中略-やはり高音域が出にくくなるはず。
光舜堂のウチダ駒の楠バージョンは、メッチャ柔らかいのに、高音域が伸びてます。 不思議なんです。 それに黒檀乗っけたら、全然ダメだったし。。 謎だらけです。
Commented by ぢみ at 2012-02-13 23:23 x
そうなんですよね。楠ってなぜにあのような爆音且つ高音成分が多く出るのか、、、一度単体剛性測れませんかね。軽さ要因も大きいかなって思うのですけど。。。あとあの極端な大きさ。。。
<< 作りました 上海 金陵東路 楽悠琴行(乐悠... >>