二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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内田駒改良プロジェクト その4(横方向の力を考える)
僕の担当Pは、音のインピーダンス、材質を考える、なんですが、
1P 横方向の振動を利用するP 主担当:西野(老板)も考えてます。

弦の駒に対する横方向の力とは何かを、軽く思い出しましょう。

●まず、弓の角度による横方向の力

僕達が二胡を演奏する時、弓を琴皮に対して垂直に動かしていません。
教室によっては30度 ぐらいに角度という教え方をしていると思います。
弦に対しても斜めの力が働いています。
b0098997_1123942.jpg
この力は、駒に対して、縦と横の力に分けられます。
つまり、駒に対して横方向の力というのが、確実に存在しています。

●もう一つは、弦の回転により発生する横方向の力

二胡の弦は回転する?で推測したように、弦は弓で擦られることにより回転運動をしています。 駒のミゾ部分では、弦回転の支点として、回転の力が駒に伝えられています。
b0098997_1182877.jpg
図の様に、上下左右の力が回転しながら駒に伝えられています。
ここでも、駒に対する横方向の力が発生しています。

駒の構造としては、バイオリンの駒は横方向の力を最大限に活かす構造だと考えています。
※だからといって、二胡の駒をバイオリンと同じにすると、縦方向の力を使わなくなってしまいます。

「横方向の力は捨ててしまえ!」というのが、
「弦は駒に対して点で接するのが最も良い」、「ミゾは小さければ小さい方がよい」
という考え方です。
b0098997_12241100.jpg

ひょっとしたら、これが正解なのかもしれません。

いままで。捨てていた、横方向の力を利用すると何が起こるのか?
弦の力、振動を最大限駒から、琴皮に伝えることができても、
「これは、二胡の音なのか?」ということも起こりかねません。

でも、心配しているだけでは、何も解決しません。
光瞬堂の西野さんからは、既に 内田駒に横溝を切って、実践し、効果ありとの報告を受けています。
「ゴ チャゴチャ言ってないで、まずやってみようよ!」です。
by soukichi_uchida | 2011-12-30 01:26 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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