今後、試行錯誤や実証実験の過程で、実験(録音・分析)を行うことになると思いますが、 条件や、分析方法を統一シておく必要があります。
それぞれのプロジェクト(P)でバラバラな実験をやっていると、P間での比較が困難になりますし、そもそも何を測っているのかも分からなくなってしまいます。
こんな感じでやりたいと考えています
◎固定条件
・二胡: 西野二胡(シャム柿1号)
※売れちゃったらどうしよう(^_^;;
・演奏者:我が愛しのモルモット「ずえだ~ちゃん」
※これも売れちゃったらどうしよう
・録音機材:
PC+
Wave Spectra V105 サンプリング周波数44100Hz 16ビット
※サンプリング周波数44100Hz ということは、22.05KHz までの音を
拾えるということです。
マイク:
シュアーPE45L
※マイクの特性によって、拾える周波数特性は異なりますが、
それでも、駒を変える事によってその特性の範囲内で差は出るはずです。
・マイク位置: 琴筒の後側 20Cm の所(根拠なし)
◎録音対象(演奏条件)
内弦 第一ポジション 開放弦D3、第三ポジションD4
外弦 第一ポジション 開放弦A3、第三ポジションA4
それぞれ、一拍/1秒で、一弓4拍で推と拉を繰り返す。
◎分析方法
スペクトル分析は拉(引弓)で、最も波形が安定したところを利用。
拾う音がいい加減(演奏が下手くそ)だと、その後の分析もいい加減なものになります。 安定してる所を使い、スペクトル分析(FFT)を行います。
これを図で表すと、こんな感じになります
内弦の開放弦で、1拍1秒で、拉・推を繰り返した例です。
ダメな例: 一弓の中で音量が激しく変化している
いい例: 一弓の間でほぼ一定の音量を保っている(音もキレイ)
両者の違いは、耳で聞いている限りでは、はっきりとその差が分からない時もあります。 でもこれを、
視覚化するとはっきりとその差が見えてしまいます。
こわいですね~
両者の差は、基本的には、一弓の間の、音の強弱のフラつきなんですが、どうせ分析するなら、キレイな音でてるところを使って、スペクトル分析(FFT)を行いましょう。
こんな感じ ↓↓
「FFTスペクトルの見方」に続く
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