二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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琴托の調整
以前 二胡のプチオペ 2 で琴托の調整の事を書きました。

この時は、「金属音が気になってしょーがない」 これを何とかしよう!
という調整でした。

でも、これが結果として、蘇州1号を鳴らない二胡にしてしまっていた事に気が付きました。 蘇州1号は、そこそこいい音がしててお気に入りなのですが、外弦のD4あたりが、鳴らない。

光明行の9小節目の、「♪みーみーみー、み~そ、みーれどーれみー♪」 なんかが、寂しいのなんの。 僕の腕も要因の一つだけど、、先生が弾いてもだめだった。 賽馬の出だしもインパクトイマイチだし。

前回の調整では、
 琴托の重りが、一箇所琴筒に接触しており、
 薄い皮を重りにかぶせて、筒と重りの絶縁を行う
という調整を行いました。

これはこれで、それなりの効果はありました
(という気がする、、たぶん)。

ところが、最近光舜堂さんのブログで、琴筒の振動に関する記事 「二胡の形は、どこが鳴る。」 を見て目からウロコ。
「原因はこれじゃあ~!」

皮を被せても、重りと琴筒は接触したままだった。
これが、かえって琴筒の振動を抑えてしまっているに違いない!

さっそく、琴筒を取り外して、オペ開始。

重りの琴筒との接触部分を、ゴリゴリと削る。
※もちろん、重り側を削ったのですよ、念のため。。。
ついでに、琴托上の、琴筒を乗せる2枚の板も、琴筒との接触する面積が小さくなるように削る。
b0098997_2293839.jpg
こんな事していいんだろうか? という不安な気持ちを抱えつつ、
二胡を再組立。

さて、その結果は。。。久々の大成功。
  「みーみーみー、み~そ、みーれどーれみー♪」
おー鳴る、鳴る! 後は腕だな・・・・・

でも、こんな調整、
良い子は、取り返しがつかなくなることもあり得るので
マネしないでね。。。


これに、ウチダ駒を組み合わせると
蘇州1号、もはや蘇州二胡の音出してないよーな...(^_^;;
楽器がこれに馴染むのに時間必要だな。。

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ん、、、???
ここで新たな疑問が。
北京タイプって、 カマボコ型の琴托が、ピッタリと筒にくっついてなかったけ?
b0098997_2425927.jpg
久々登場北京1号
横から見ると。
b0098997_249387.jpg
なrほどね~
琴筒と托の接点は、前後2ヶ所と(棹と、ネジ)。全面くっつきじゃあ無いんですね。 今頃気が付きました。

んんん??? 
前側の接点は、皮を貼りつけてる所だ。
ここは、皮の振動を受け止める所だよな。。。
※光舜堂ブログ「二胡の形は、流線形?。」より
いいんだろうか? 
北京」二胡、改良の余地アリなのか、それとも理由があるのか?
謎は深まる。。。
こりゃ西野さんの出番だな。

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by soukichi_uchida | 2011-12-25 03:09 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(3)
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Commented by nisio at 2011-12-27 13:55 x
出番ですか?

普通全面の皮の接点は2点になっているはずです、ほんの少しですが目から見ると、真ん中が空いているはずなのですが?

ほんとの接点は、バフリングの処にしてあるはずです。

私はそうしています。

調べてみて下さい。
Commented by nisino at 2011-12-27 13:59 x
追伸です

もう一つの方法は、棹のましたに1点で接触させるというのも、これはこれで気持ちよく鳴ります。

しかし、かなりしっかりとめないとグラグラします。
Commented by soukichi_uchida at 2011-12-28 01:15
西野さんコメント有難うございます。
了解! 北京1号分解調査してみます。
棹の真下に1点で接触!? なんだかワクワクします。。
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