二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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駒のベンチマーク
駒を自作したり、削ったりして楽しんでる皆さん。

僕の経験ですが、
いろいろ試行錯誤して、なんとか気に入った音がでる駒ができた。
でも、
  「元の音ってどんなだったけ?」
  「本当にに前より良くなったんかいな?」
  「あれれっ?、これとあれの違いはなんっだったけ???」

結果、試作駒の屍累々なんて、
こんな経験ないですか?

そこで、
駒を評価する上で、その性能を評価する指標(ベンチマーク)
必要じゃないかと考えています。

現状、駒の性能の評価は、個人の主観というとてもあいまいな
ものになっています。
要因としては、

1.対象となる二胡本体(含む弦)の個体差がある
2.弾き手のレベル、技法にも差がある
3.評価する音域もひとそれぞれ
4.音の聞き取り方にも個人差・趣向がある


「じゃあどうすればいいか?」を考えてみましょう。
きっといい答えは出ないと思いますが、、、

1.二胡本体の個体差

 ん~、いきなり困った。。
 二胡は、天然物を使った手作り製品。個体差も大きい。
 どないすんねん?

 業界として、駒評価用のリファレンス二胡なんてのを
 作ってはどうでしょうね?
 ※西野さん、お願い(^_^;; 

 仲間内で複数の駒の評価をやる場合は、どれか一つの二胡に固定して
 やるしかないでしょう。

 ここでは、
 駒と二胡との相性というのは別の問題としておきましょう。 

2.弾き手のレベル、技法にも差がある

 演奏が上手い下手ではなく、全音域に渡って
 きちんと二胡の音が出せる事が重要でしょう。 

 開放弦はそれほどではありませんが、
 ポジションが上がるにつれて、
 人によって、音質がずいぶん異なります。
 
 やれる人は、ビブラートをかけていない状態でも
 ハイポジションで、ノイズの少ない音がだせています。
 主な要因は運弓、弓の角度にあると思います

 駒の評価をするには、
 2,3、4と ポジションを上げて行っても
 ノイズに埋もれたカスカスの音を出さない腕が必要ですな。

3.評価する音域

 適当な場所で音をだして、良いとか悪いではなく
 評価を行うには、どこと、どこの音で判断するかを決めておく
 必要があるでしょう。


 もちろん、それだけで全ての評価になるとは思えませんが、
 Aさんがやっても、Bさんがやっても、必ず ここと、ここの音は試している。 
 という事が重要です

4.音の聴き取りかた

 これは、聴力の個人差や、趣向が入るのでとても厄介です。
 ここは機械にたよりましょう。

 効果な録音機器や、スペクトルアナライザを使わなくても
 そこそこの分析ができます。
 以前に紹介した WaveSpectra が使えます。
b0098997_23132491.jpg
 これを使って、音の大きさ(dB)や周波数分布(倍音構成:分布と強度)
 S/N比 などを駒の物理的特性を調べることができます。

5.その他

 レスポンスなんてのもあるでしょう。
 反応が良いとか悪いとか、音の立ち上がりがいいとか。

 ・アタック音に対するレスポンス
 ・音の変化に対するレスポンス

 など、二胡その物に起因するところもあると思いますが、
 駒によるレスポンス性ってのもあると思います。

 これも感覚で捉えずに数値化、視覚化できればいいと思います。

 まず、何をどうやって調べればいいんだろう??
 別途考えてみたいと思います。

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駒のベンチマーク。 これも難しいテーマですね(^_^;;

アイディア募集中
by soukichi_uchida | 2011-12-15 23:24 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(1)
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Commented by nisino at 2011-12-19 17:36 x
内田さん、人工皮の二胡が安定しているかもしれませんね、
ポリエステルの、布地を使ったもの、三線に使っているのは定評が有りますよ。
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