蘇州レポートの前に、ビッグなニュースが!
二胡といえば蘇州、蘇州といえば二胡と言われるぐらい有名ですが、蘇州二胡と呼ばれる二胡の多くは、蘇州と無錫の間で、無錫よりにある、無錫梅村という地域で生産されてると思われます。
地図はこちら ↓↓↓
江蘇省無錫市浜湖区梅村鎮
萬其興の「
古月琴坊」もここにありますし、今回の Music China 2011 でも、無錫からきてるメーカーが沢山ありました。
なんで「
無錫二胡」って言わないんだろう??
千葉にあっても東京ディズニーランド、みたいなもんですかね。。。
なんて事考えてたら、
「無錫日商倶楽部」って所のWEBサイトで、こんなニュースが、
「無錫梅村を燕国的な二胡の生産拠点に」
元記事(中国語)は このへん ⇨
1,
2,
3 (中国語です)
・無錫 梅村を全国二胡産業の生産拠点とする
・梅村二胡創意園: 総合展示場 を作る
総投資額2000万元、総建物面積3000平方メートル
11年8月着工、11年度末完成、一般公開
・二胡産業園: 生産拠点と取引市場を作る
って事みたいです。
これは、絶対に、行かねばならん!
来年の Music China ツアーに組込みだな。
その前に下見しなきゃ。
すでに、こんな所があるようです。(中国放送局 CRI Onlineより)
しかし、喜んでばかりもいれません。
中国(政府)も、二胡は産業としてお金になるって事に気がついたんですね。。
海外からの需要も多いし。 レアアースみたいな事やってくれるんじゃないかと心配です。
・今後、二胡の価格と質はどうなっていくのか??
中国での二胡の現地価格から想像するに、二胡の製作者達の工賃はものすごく低いと想像されます。国が認めて、ちゃんとした産業化をする事により、製作者達の地位や収入も向上することはいい事だと思います。
でもこれは、二胡の価格に跳ね返ってくるでしょう。
別の見方をすると、産業化することにより、
・規格化が進む
・生産の合理化
・規格化、合理化による品質の均一化
・大量生産
⇨ よくも悪くもない、そこそこの価格に二胡が大量に出回る。
なんて考えすぎですかね。。 (実は、もうそうなっているとか)