二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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二胡の価格をシュミレート
生活必需品の物価や、大卒初任給のφ国と日本の比較は 大体4~5倍です。
実際二胡の価格も、私の皮膚感覚でも 4,5倍です。

「ふーん、そーなんだ」 で割り切れないので、4~5倍の理由を考えてみました。

現地価格が 30000円の二胡を仕入れたとします。
これを 10万円で国内販売するとした場合の内訳をアバウトにみてみましょう。
b0098997_21391082.jpg
原価に相当する部分がオレンジの部分です
これを全部ひっくるめて 40000円とします。(少ないかな?)

粗利は60000円となります。

これが丸々利益かというとそうではなくて、
一本あたりの、人件費や、お店の運営費用(家賃とか)や、
販売にかかる費用等がここから差し引かれます。

例えば、
2胡だけを売ってる、教室等の副業無し、のお店があるとします。
家賃(光熱費込み)10万円、月給20万の社員2名の会社で、
月10本売れるお店だとします。
家賃10万+人件費20万×2=固定費50万円 
これを10本で割ると、1本あたり5万円の固定費が乗っかります。

この時点で、3万円の二胡が 9万円 になります。
さらに、一本売るのにかかる販売費や、その他モロモロの経費が
のっかりますので、3万円のの物を10万円としても、
純利益はほぼゼロで、
お店の運営が継続できるだけの状態となります。
次の仕入れのための利益が出ません。

純利益を出すための企業努力としては、
仕入れの価格を交渉で下げる
固定費を下げる、その他必要経費の削減
大量仕入れ、大量販売で、一本あたりの固定費率を下げる
という事になるのでしょうが、おのずと限界があります。

ということで、
現地3万円の二胡は国内では10万円プラスα(4~5倍)に
せざるを得ない事になります。
お店も慈善団体じゃないんで、この辺が国内での適正価格なんでしょうね。

お店の経営者の方、なにかツッコミあればお願いします。
というか、ホントのところ教えてください。


じゃあ現地3万円というのはどの位の価格なのか?ですが、
大卒初任給が2000~4000元と言われています。
つまり3万円ぐらいは大卒の初任給ぐらいですね。
現地人にとってはかなり高額な買い物になります。

ということで、
私の様に、初級~中級あたりを万年ウロウロしてるような愛好者や
入門者の方は、10万円そこそこの2胡を買っておけば、
そこそこましな物が買えたということになるのでしょう。

ただし、仕入れの段階での目利きがしっかりしており、
ショップが提示している二胡のスペックに嘘偽りがない事が大前提です。 
それでも、それぞれの質や仕入れ価格にはバラツキがあって当然ですので、
最後は、消費者の目利き、耳利き能力が最後には物を言う事になるんでしょう。

でもね、前に何度も書きましたが、
全くの初心者、これから2胡を始めようという人が、先生に勧められて、
先生関連のお店や先生から、いきなり40万以上の二胡買わされてる。。。、
しかもどう見てもそんな価格とは思えないし、、
これがレアケースではない。。。という悲しい現実。

前にpiano さんが自身のブログで突っ込みされてたように、
どっかのオークションに出てるウソ八百の二胡とか、

こういう事が、二胡の価格に対する消費者の不審感の原因の一つなんでしょうね。。。。

最後は話題がかわっちゃいましたね。。。
by soukichi_uchida | 2010-03-18 22:02 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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