二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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新・控制綿のなぜ 5 (相互作用)
駒から下の弦と琴皮は、一つの控制綿を共有しています。 ひょっとして、控制綿を通して、それぞれが、相互作用をしているのではないか? という疑問をもちました。

ここでいう相互作用とは、以下2つが想像されます
1. 弦の振動が、控制綿を通して皮に伝わり、期待されない振動を
   皮に発生される
2. 皮の振動が、控制綿を通して弦に伝わり、駒から下の弦が振動。 
   これが駒から上の弦の振動を誘発し、期待されない音が発生)

つまり、
控制綿を通しての相互作用があってはいけないという事です。

いやいや、それこそが二胡の独特の音を作り出しているんだ
と言われてしまえば、この話はこれで終わりですが、
多分そうじゃないと思います

先日の実験で、控制綿の代わりにちょっと低めの駒を使ったところ、
音がムチャクチャになった(ひっくり返るわ、ビビるわ、ビギョヘ~って感じ)事を
報告しました。
b0098997_2130322.jpg
音のインピーダンスという見方しなくても、控制綿よりは、駒から下の弦の振動が伝わってしまう事は明白ですね。(なんったて、そのための駒なんですから。)
モロに相互作用する環境を作り出した訳です。
この事からも、相互作用はあってはいけない事が裏付けられたと言えます。

控制綿の役割は、
)千斤から駒までの弦と駒から下の弦の共鳴を防ぐ(低減させる)事と
2)皮の振動を非対称として音の倍音構成を複雑にする(音をまろやかにする)事

でした。
控制綿には
 1)2)それぞれの役割を独立して行い、
 さらに、上記の相互作用を防ぐ構造と材質が求められる事になります。

このへんを念頭において、材質選びや、構造を考えると、効率よく控制綿作製に挑戦できるんじゃないかと思います。 また、piano さんが公開してくださった、実験結果がこれの強力なバックアップをしてくれます。
piano さん、ありがとー(^o^/

うーん、だいぶいい感じになってきたぞ、そろそろ「究極の控制綿」なんてタイトルにしてみよーかなー、、なんて、、、(^_^;;

まだまだ続きます。。
by soukichi_uchida | 2010-03-12 21:42 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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