二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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新・控制綿のなぜ 4 (駒から下の弦の振動と共鳴2)
ども、昨日の記事は、ボケボケで書いてたので、解りにくかったと思います。
簡単に言うと、

・駒から下の弦も、指で弾くと「ピンっ」って音の固有振動数がある。 
 2000~4000Hz ぐらいか?
・千斤から駒までの弦の周波数がこの周波数の整数倍になった時
 共鳴現象が起こる

 ※ここでいう共鳴現象とは、
  ふだんあまり振動しないはずの駒から下の弦もビリビリ振動

となります。
さらに、駒から下の弦が振動すると、駒から上の弦も振動しはじめます。
 
これを図にしてみると、こうなります
b0098997_19381827.jpg
 この現象こそが、「ウルフトーン」の原因なんだと思われます。

控制綿の役割は、この現象を押さえる、または低減させる事なんですね。

チェロやバイオリンのウルフキラーは、テールピース側の弦に重りを付ける事により、弦の線密度(単位長さあたりの重さ)を強制的に変え、固有振動数を変える事により、ウルフトーンが起こる周波数も変えるって事をやってます。
b0098997_2091718.jpg
じゃあ、二胡では、控制綿は何をやっているのか? 
未確認ですが、以下の二通り考えられます
1.駒から下の弦は振動するが、その振幅(音量)を小さくしている。 
  共鳴現象は少ないが残ります
これが、
b0098997_20143898.jpg
こうなる
b0098997_20145055.jpg

2.控制綿が端となって、波の長さを変えている 
b0098997_2056673.jpg
1っぽい気がしますが、控制綿が硬かったり、弦を押し上げる力が強かったりすると2の可能性もあります。

おっ、ちょっと材質に関わる話しになってきましたね。。

続く
by soukichi_uchida | 2010-03-12 21:19 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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