二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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新・控制綿のなぜ 2 (実験 中間報告)
素材に行く前に、控制綿の役割を見直しを兼ねて、いろいろ実験やってます。
中間報告として。

実験1: 控制綿有無での音比較(継続中)
 ・控制綿有、無それぞれの状態で音をPCに取込み倍音構成の比較を行う
 ・耳で聞いた感覚での比較

 各周波数での大小の差はありますが、倍音構成に劇的な差が無い様に
 思われます。 むしろ、耳で聞いた感じの差が大きい。
 控制綿が無いと、ペラペラして、琴筒内で音がヘンな反響してる感じ。
これは、継続して分析します

実験2:外弦開放弦と内弦の干渉確認
 これは、ちょっと驚きました。
 控制綿を外した状態で、外弦(開放弦)を弾き、その時内弦を押さえると
 外弦の音質が劇的に変化します。
 これは、内弦を抑える位置でも状況が異なります。

 ⇒ これは、読者の方もやってみてください。 
   控制綿のありがたさがよく解ります

 言い換えると、外弦を弾いているのに、内弦も共振してるんですね。
 控制綿を付けると、この現象は激減します。
 どうも、これは弦だけの問題のようで、駒から下の弦に、皮に触れないように
 ゴムをかませるとこの現象は無くなる。

実験3:皮の振動抑制確認
 控制綿を外した状態で、外弦(開放弦)を鳴らしながら、皮から駒の下の部分を、
 弦に触れないように指で押さえ、効果を確認。

 ふつーに、控制綿を弾いているのと同じ効果でした。(当たり前か。。)
 指は、強く押さえなくても皮に乗っけただけでも、そこそこの効果があります。

実験2,3から、やはり控制綿は二つの仕事をやっている事が確認できました。

実験4: 控制綿の代わりに、低めの駒を使ってみる
 それなりの効果を期待したのですが、ぜっんぜんダメでした。 
 音はビビるは、裏返るは、、、
 弦と皮が相互作用してるみたいです。
 つまり、あまり硬い控制綿はダメだということですね。

今日は、とりあえず、こんな所です。

出口というか、向かう先が見えん。。。。
by soukichi_uchida | 2010-03-11 00:17 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(4)
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Commented by pia-no at 2010-03-11 01:06 x
最後は右手の弓の奏法なのですが、駒や弦や控制綿って重要ですよね~劇的に変わる事もあるようですし
私は材料の研究だけですから~期待しておりますm(__)m
Commented by Jimmy at 2010-03-11 08:13 x
控制綿の位置とかボリュームとかでも音が変わりますよね。当たり前かもですが。
うちの大御所は控制綿を駒から離すのが好きみたいです(ww
Commented by soukichi_uchida at 2010-03-12 21:46
piano さん、 ははは、そー、最後は右手でんな、右手。。昔ならってた中国人のおねーさんにも、「いろいろ工夫する前に、ちゃんとした音だせるよーになりましょーね~」、って言われました。今は、そこそこの音出せるつもりなんですが、、、。
それとブログでの実験結果の公開ありがとうございましたー(^o^/ こういう情報って、私の様な机上の空論には強力なバックアップになるんですよねー。 謝謝~!
Commented by soukichi_uchida at 2010-03-12 21:50
Jimmy さん
ボ、ボリュームって、まさかボリュームの付いた二胡ですか~。。冗談っす。 ボリューム=音量ってのは、実は音質にも関係しています。 小さい音では、もともと小さい高音の倍音は聞こえなくなって、音の厚みも消えていきます。 だから、僕は最大限大きな音がだせる奏法と構造(駒とかの)を考えてるんです。 あとはそっからの引き算ですね。
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