二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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小技、 固定千斤の調整
小技(小枝ではありません)です

固定千斤の棹と接触する部分は、
個々の二胡の棹の違い、千斤の加工具合によって、
棹にピッタリと乗っかりませんよね、

極端な例ですが、こんなんだったり、
b0098997_2124114.jpg
こんなんだったり。
b0098997_21242943.jpg

ガッチガチに固定してしまえば、問題はないのかもしれませんが、
その後ズレやガタツキが心配気ですち、なにより持が悪い。

そこで、僕はこうやって微調整をしています。

歯医者さんで、詰め物やかぶせ物やると、かみ合わせの調節で、
赤い紙使って、「はーいカチカチやって下さいねー」ってやりますよね。
そこからヒントを得ました。

たまたま家に赤いカーボン紙があったので、
1)棹にカーボン紙を乗っけて、
2)その上に固定千斤を乗っけて、
3)棹の上を何度か滑らせます。
b0098997_21351941.jpg
すると、棹と千斤が接触している部分にカーボン紙の色がつきます。

こんな感じ、
b0098997_21372280.jpg

この色が付いた部分を精密ヤスリでコリコリと削って、
カーボン紙で確認。 
千斤の底に、できるだけ均等にカーボン紙の色がつくようになるまで、
この作業を繰り返します。 
b0098997_21392476.jpg
 うーん、ピッタリ 「気持ちいぃ~(^o^/

この後、僕の場合、
薄い皮を千斤の底に張り付けます。
こうすることで、千斤は棹により隙間なく取りつけることができます。

ただし、薄いとは言え皮を棹と千斤の間に挟み込んでいるため弦の振動が千斤から棹に伝わりにくくなっていると思われます。

皮なしで、固定千斤をピッタリ棹に乗っけてしまうと、弦の振動は千斤を通して、ビンビン棹に伝わってしまうでしょう。

これらが、二胡にとっていい事なのか悪い事なのかの判断はいまのところできません。

ということで、固定千斤を棹にピッタリフィットさせる小技でした。
by soukichi_uchida | 2010-03-03 21:43 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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