二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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G の謎
こんな事に気が付きました

六角タイプの二胡で、
棹方向、琴筒底辺と上辺の距離は 85mm ±α。
b0098997_20501252.jpg

皮を叩いた時の音がGだとして。

G3 の周波数は 392Hz
音速を 340 m/sec とすると、Gの波長は λ = v(速度)/f(周波数) の関係式から

λ=340/392=0.867m=86.7cm

かなり無理はありますが、 
筒の縦方向の長さの約10倍です。
言い方を買えると、琴筒の高さは Gの波長の 1/(2×N倍) (N=5)になります。
b0098997_21315037.jpg

皮を叩いて出る音がGというのは、偶然ではなく、計算されつくした結果なのかもしれません。

皮張り時に、コンコンやってGの音がでるまで調整する。
琴筒のサイズから、Gの音がでるのが丁度いい張り具合。
なんて事が想像できます。

以前の記事での
千斤の位置はだいたいAの波長の1/2波長
擦弦点は、Aの波長の 1/N

これらは、全て、単なるこじ付けかもしれません。
でも、もし
これらを全てを計算ずくで、二胡の設計し、規格を統一したたとすれば、
その人(劉天華?)はエライ!
勝手に 「まいった」 します。_(._.)_

計算ではなく、
いい音を出そうとした長年の改良と試行錯誤の落ち着いた先が
こうなってるだけの「結果論だ」という意見もあります。
※実際こちらの可能性のほうが高いと思う。。

どちらにしても、
改めて、 二胡ってすごい!
by soukichi_uchida | 2010-03-01 21:37 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(4)
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Commented by pia-no at 2010-03-02 02:41 x
叩いてみたお馬鹿さんも偉い~~~爆

流石の分析です。
偶然がなす究極の秘儀だったらすごいですね~
Commented by soukichi_uchida at 2010-03-02 03:36
自己つっこみ。。
C は、どーなったんじゃい!
Commented by pia-no at 2010-03-03 00:34 x
CはウルトラC二胡じゃダメ?でしょうか?笑
怪しい高級二胡です。
Commented by soukichi_uchida at 2010-03-03 22:01
G3 とC4 の周波数比率は 1.33倍です。波長だとその逆数なので、何かに関連しないかと、考え中です。。何か訳があると思いたいっす。
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