二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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皮を弦として考えてみると 見えてくるもの。
piano さんの、皮を叩いた時の音の高さの違い報告から、モンモンと考えてました。

今回もクドクドと長いです。。

皮を叩いた時の音の高さの違いは、
皮の厚さと、張力で決まります。(太鼓と同じかな?)
絵にしてみるとこんな感じ 
b0098997_023115.jpg

同じ力で張られている場合、厚い皮の音は低い、同じ厚さの場合張る力が弱いと音は低くなります。
こうやってみると、弦と同じですね。

ここでまた、おかしなことを考え出しました。

皮を弦として考えてみます。
単純化するために、皮を面ではなく線としてとらえます。また、制振綿から後ろは振動しない物とすると、下図のように単純化されます。
b0098997_0301486.jpg
図中青い線を弦として考えます、赤矢印が圧力点(駒の位置)

駒が上下に振動する事により、弦には次の様な振動が発生します。 
b0098997_0361775.jpg
駒と制振綿の位置を変えると倍音の出方が異なってくる事が、容易に想像されます。  ※この図では、奇数の倍音(赤、オレンジ)が強くでています。

なかなか興味深い。。(自己満足)
 ⇒ 最適な駒の位置と制振綿の位置ってテーマになりそうです。

さらに突っ込んでみます。

上図の赤の矢印は駒からの力点ですが、あくまで「点」として考えています。駒も底面は点ではないので、無数の力点が存在します。これも単純化してみると、
b0098997_1195888.jpg
弦(駒の頂点)から、各力点までの距離と力がそれぞれ異なります。 つまり、それぞれの力点から発生する振動の、振幅、振動数(周波数)、位相がビミョーに異なります。
b0098997_1253317.jpg

もし、倍音が全く無く 基音A だけだとしても、 440Hz を中心にある幅を持った音が発生している事になります。きっと僕らの耳は平均値を聞いているんでしょう。
駒の底面の大きさ、小、中、大 でのイメージはこんな感じです。
b0098997_1534998.jpg
これに位相のずれも入るのもう少し複雑になります。
ここから、
小さい駒は(中心となる)音が大きく聞こえて、大きい駒は小さく聞こえる
大きな駒には、基音まわりだけでも倍音以外の多数の音が含まれている

ということが理解できました。

しかし、、ちょっと待てよ。

ポンポンと皮を叩いた時の音の違いが、弦の振動が駒から皮に伝わって音になった時にどう影響するかの答えは何も出てないな~。。。

まだまだ続く。。です
by soukichi_uchida | 2010-02-27 01:50 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(1)
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Commented by pia-no at 2010-02-27 15:15 x
どうも、モンモンとさせてm(__)m 笑
>弦の振動が駒から皮に伝わって音

これはどうやって調べるのでしょうね~
二胡うんちく楽しみにしています。
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