二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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究極の駒 (大きい駒と小さい駒 2)
このテーマを考えているうちに、最適な駒の底面積ってのもあるんだろうなーと思い始めました。一般的な駒の底面のサイズが直径 10mm ±1,2mm ぐらいなのも、きっと理由があるんでしょう。

ということで、前回の続きです。
まとめると
  駒の高さを一定とした場合、
    小さな駒は、音が大きく感じられて、 音質はシンプル
    大きな駒は、音が小さく感じられて、 音質は複雑(まろやか)
でした。

もう少し踏み込んでみましょう。

底面のサイズをどんどん大きくしていった場合の振動様子を考えてみましょう。極小サイズの駒(弦の直径)があるとして(最小の発音単位)、その駒の底面サイズを倍々にした時の皮の振動の様子です。(干渉や、位相ずれとか、倍音等を考えない理想系です)
b0098997_21524711.jpg
外弦の開放弦A だとすると、個々の発音単位からの波形の振幅はどんどん小さくなっていきます。足し算すれば、大きなサイズも小さなサイズも同じになります。

ところが、話はこんなに簡単ではありません。前回の干渉や、個々の発音単位のちょっとした材質の違いによる振動数や位相のちょっとしたずれがあり得ますし、倍音の発生という要素もあります。従って、底面のサイズが大きくなるに従い ↓ こんな感じで波形は複雑になっていきます。
b0098997_2243296.jpg
こうなると、元々のAの波形は「どこいったんじゃーい?」」 になってきます。
メインのA がうずもれてしまい、音が小さくなったと感じるのでしょう。

底面のサイズをとことん大きくして、琴皮と同じサイズにしてしまうと、音はまろやどころか、、波形はほとんどノイズみたいになってしまう。 これを応用したのが、カマボコ型のミュータです。
b0098997_22223553.jpg


今回もグダグダ。。。
次回(何時になる?)は、蘇州六角形をベースに琴皮のサイズから、駒の底面のサイズを考えてみたいと思います。 何か方向性がでるといいのですが、、、
by soukichi_uchida | 2010-02-20 22:24 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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