二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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琴窓の謎 2
話しが、あっちに行ったり、こっちに来たりです。。。

琴窓の謎、、別の呼び方もありました、 「音窓」ですって。。
これで、3通りの名前が、「琴窓」「花窓」「音窓」

で、本題、

琴窓の仕事をもう少し考えてみた。琴窓を音が通る時、以下の4つの現象が起こっている。
b0098997_1922618.jpg

1. 琴窓を通る事により、若干強度が下がる(減衰する)が、
  (特定の周波数成分を持つ)音が通り抜ける
2. 1 同様減衰し通り抜けるが、琴筒内にも反射している
3. 琴窓を通り抜ける事なく全てが琴筒内に反射されてしまう。
4. 通り抜けも、反射もなく、琴窓に全て吸収されてしまう。

このうち、1,2,4 は、特定の周波数成分の音を通す、不必要な成分をカットしたり、音量調整も行っている。

気になるのが、2,3の「反射」だ。
これがまた、「イヤな音」(雑音)の原因になっている可能性もある。
反射した音が、琴皮にフィードバックし、不必要な共鳴を発生させたり、音を打ち消したりしているのではないだろうか?

また、琴窓の小窓の枠の部分に当たった音は、乱反射しているはずで、これがどう影響するかも興味深い。
b0098997_194007.jpg
乱反射した音は下図のように、琴筒内で反射を繰り返し、琴皮に戻る。琴筒の中で反射を繰り返し、消え果てるやつもいるかもしれない。
b0098997_205243.jpg

以上のように、琴窓には、音量と音質調整といういい面もあるが、「反射」という予測不能(俺だけ?)な問題もある事を理解すべきだ。 琴窓を設計する時には、この点に注意すべきである。

って、誰が設計するんじゃい!?

ということで、琴窓の謎 3 に続く
by soukichi_uchida | 2009-11-26 20:18 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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