二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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控制綿のナゼ?3 (中間報告) 深まる謎?
結論から言うと、惨敗! 「弦にだけ控制綿」じゃだめです。。
でも、得られる物はありました。

とりあえず、 
・控制綿有
・弦にだけ控制綿
・控制綿無

で軽く試してみました。
今後は、それぞれの音をD3,A3,D4,A4,~で鳴らし、これらをマイクで拾い、スペクトルアナライザ(FFT)して音の成分違いを見てみようと思ってます。

ただ、こんな事やらなくっても、耳で聞いただけで、違いは明白でした。
だいたい予測の通りなのですが、

・控制綿無
 特に高音部で、イヤな音(キンキン)が聞こえます。 このことを皆「雑音」って
 呼んでいるんでしょう。しかも、なんとなく琴筒から、残響音が聞こえる感じで、
 全体にペラペラ感があります。
 何も付けて無いんだからしかたがない。

・弦にだけ控制綿
 確かに、明確に効果があります。イヤなキンキン音(たぶんN+1倍の倍音?)
 は 確実に消え
てくれます。高音部を弾いても、この「雑音」は出てこない。
 ただし、弦を固めのゴムなどでガッチリと押さえてやらないと、効果はあり
 ません
でした。 問題は、やはり「なんとなく筒での残響感ありで、ペラペラ
 しかも、音でかくて、固い!(うるさい感あり)

・控制綿有
 これが、ふつーなんでしょうけど、 弦だけに比べると、はまろやかーで、
 厚みが出てくる。


以上から、想像できるのは、
控制綿は2つの役割を果たしている。
1つ目は、 駒から後ろの弦の振動をおさえ、不必要な振動を駒から琴皮に
 伝えない様にしている。
2つ目は、音量を抑ええつつ、皮の振動を非対称にして、倍音構成を複雑に
 し、 音にまろやかさを与えている


やはり、「弦にだけ控制綿」ていう考え方はだめなのか?音が大きいというのは、捨てがたい。
「なんとなく残響感、ペラペラ感」の要因を分析すれば、対策も見えてくるはずだ、、
やはり、ちゃんと分析しなきゃダメですな。。。
by soukichi_uchida | 2009-11-21 18:48 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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