二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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控制綿のナゼ?
控制綿、副駒 とも呼ばれ、二胡の音質を決める重要なパーツですね。

主な目的は、「雑音」の低減。前後させる事で音質も変化する。

材質も、スポンジから、フェルト、皮、複数材質の合わせ技、大きさの調整など、皆さんいろいろ工夫されてます。

ここでも、エンジニアの癖がウズウズしてきます。
雑音の原因を理解して、その対策を考えるきだー、 とばかりに、いつもの様に答えの出ない机上の空論に突入します。

まず、控制綿が無い場合を考えてみましょう。
1) 駒から下に弦の振動が漏れ伝わっている。
  ※これは、音を鳴らしてる時に、この部分を指で触ってみるとよくわかる。
2) その振動は琴托のフックを経由して、琴筒本体に回り込む。
3) たぶん、端(フック)からの跳ね返ってくる振動もあるに違いない。
つまり二胡を鳴らすのに、不必要な振動が発生している。

これらが、雑音の原因じゃないか思われる。
b0098997_2281259.jpg
控制綿を入れる事によりこの振動がカットされ、雑音が低減する。 というカラクリなんでしょう。
b0098997_2227268.jpg

材質の固さ、柔かさによって、この余計な振動を抑える差がでるのは当然だし、個々の二胡、駒の特性によって、どういう物がいいかが、決まってくるんでしょう。

よく解らないのが、控制綿と皮との関係だ。
控制綿は皮に対して何をしている?

控制綿を戦後させる事により、音量が変わります。 
駒に近いほど音は小さくなり、雑音低減効果が高い
駒から離れるほど、音は大きく、雑音が多くなる。

これは、理解できますね。 
控制綿が駒から離れるほど、駒から漏れる振動は多い ⇒ 雑音は多い
控制綿が駒の近く(つまり皮の中心部)にあれば、皮の振動そのものを妨害する。

控制綿の皮に対する役割は、皮の振動を調節、つまり音量の調整なのか?
それだけだったら、控制綿は皮とっては、あまり必要のない存在なんじゃないだろうか???

こんなのは、どーだろう?
b0098997_2254529.jpg
上から見ると、こんな感じ。
b0098997_22562715.jpg
皮の振動を損ねることなく、駒から漏れる余計な振動を抑え、雑音を押さえる!

うーん、やってみよう! でもガッカリする結果かもしれないな。。。
何か大きな見落としをしている気がする。。
by soukichi_uchida | 2009-11-15 23:02 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(2)
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Commented by じんずー at 2009-11-17 15:57 x
一番最後の是非やってください!

どうなるのか気になります。
Commented by soukichi_uchida at 2009-11-17 21:34
どもー、この3連休にでもやってみます。 でも、やな予感もしてます。。。乞うご期待! です
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