二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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弓の速度と音量の関係
弓の速度と音量の関係

二胡で、出来るだけ大きな音を出そうとすると、
内弦ならば、自分の体の方に弓を押しつける、
外弦ならば、外側に押し出してしまいます。
これらの動作を、初心者(私?)は腕(の前後の動き)を使ってやってしまいます。

大きな間違いです。
これをやると、二胡の力学(外弦を弾く時の弓にかかる力)にあるように、ギギギ雑音の原因にもなるし、腕の振り動作にも悪影響がでます。

弦にかける圧力の調整は腕ではなく、指だと、私は考えています。
外弦は親指、内弦は中指と薬指。

でも、これで、音の大きさは劇的には変わりません。
それでも、あせって圧力をかけすぎると弦の張力が変わり、チューニングが変わってしまったりします。

では、音の大きさはどうやって変えるのか?
それは、主な要因は、単位時間あたりの弓の移動量だ! と断言できます。

例えば、
8拍を満弓で弾きます。 ゆっくりとした運休になります。
やってみると、解りますが、小さな音ですね。

1拍一秒だとすると、弓の速度は、(1/8)弓/秒の移動速度となります。
次に、4拍満弓、 2拍満弓で弾いてみましょう。
だんだん音は大きくなりますね。
弓の速度は (1/4)弓/秒, (1/2)弓/秒とだんだん早くなっています。

逆に1拍を満弓で弾くのと、1/4 弓で弾いた時の音量を比べてみましょう。
1拍満弓の方が大きいですね。

「大きく・速い 弓の動きが、音を大きくします」

私のような団地族が二胡の練習を(弱音器無で)する場合、ご近所が気になって
つい小さな音で弾いてしまいます。 結果弓使いが小さくなってしまい、それが
癖になってしまいます。 結果先生に、弓使いが小さいと叱られることになる。。。
悲しい宿命です。。。(^_^;;

姿勢をちゃんとすれば、弓使いは自然と大きくなります。
これに関しては、別途図解します。

さて、
「じゃあなんで、弓を大きく使うと音が大きいのか? 」
を科学する必要があります。

弓が早い ⇒ 弦が沢山振動する。 って初めは大きな勘違いをしました。
それじゃあ、 振動数(周波数)が変わるんで、音程が変わってしまうじゃないか?
ということで、これは大きな間違いです。

弓の速度が速いと、弦の振幅が大きくなるんですね。
(なんでや?)
弓の速度とか長さに関わらず、例えば開放弦A を引いた場合 A の音しか出ない。 つまり、一定の周波数。弓が早いと、一定の周波数で、グワァ~っと、いっぱい弦が引っ張られる。つまり振幅が大きくなる、→ 音が大きくなる。
b0098997_22313212.jpg

ゆっくりだと、引張られる力が弱い → 振幅が小さい→音が小さくなる。
b0098997_22331284.jpg

という事だと 思います。

「どうやったら、弓を大きく使えるのか」? に続きます
by soukichi_uchida | 2009-10-28 22:38 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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