二胡の奏法・構造分析・改良・中国の琴行情報、広州・上海ネタなど
by Star Gate Erhu
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究極の駒?
究極の駒を考える

駒に関しては、多くの人がそれぞれのうんちくを持ち、それぞれの二胡にあった音、いい音を求めて研究し、自作したりしている。 WEB や Blog でも駒の話題は、豊富だ。 私も、いろんな駒を試したり、ハンコの石とかで自作してみたり、市販品の改造したり試行錯誤を繰り返してます。

共通している認識は、
1.形状により音が異なる
2.材質により音が異なる
である。
おそらくこの範疇で色々な形状、色々な材質の駒が作成され、販売されてもいる。
では、どんな二胡にもあった究極の駒は作れないのだろうか?

弦と駒の関係だけなら、可能であろう。
しかし二胡の場合、皮の違いと琴胴の組み合わせで音質が大きく異なっており、楽器それぞれの特性を持っている。従って、どんな二胡にも合う、究極の駒の作成は実現困難だと思う。

結果として、駒にこだわりのある人は、試行作偽を繰り返し自分の二胡にあった、または、気に入った音を導き出す駒を選択している。

そんな事を言っていると、究極の二胡は作れない。

ここでは、皮や琴胴と駒の関係は、忘れて、駒の形状はどうあるべきかを考察してみる。

二胡の駒は、一つの駒の上に、日本の音程が異なる弦が乗っている。つまり、一つの駒で、異なる高さの音を皮に伝えている。
駒にあいている穴は、内弦と外弦の振動を分ける役割を果たしていると思われる。また、底面完全に分離した門型の物も存在しており、内と外弦の振動を分けようとしている事がうかがわれる。
こんな形の駒も市販されてます。
b0098997_18514492.jpg


●実 トライアル
自作とまでは、いかないが、上の駒を参考に、手持ちの駒をこんな感じに改造してみた
b0098997_18572314.jpg

うーん、二胡の音は、なんとなくクリアになったような気がする。
今この駒がお気に入りです。

●想像(妄想)編
しかーし、こんなん↑じゃ済まされない。まだまだ出来ることがあるがずだ!
どうせ、音を分けるんだったら、外弦、内弦用それぞれに駒があってもいいんじゃないか?
えーい、外弦と内弦の駒を分離してしまえー!
材質だって、内、外でそれぞれの周波数特性にあった物を使えばいいんじゃないか?
などなど、妄想はどんどん膨らんでいく。
こんなん↓を想像してみた。
b0098997_1981622.jpg

さすがに、内、外完全に分離すると、不安定なので、ブリッジ(図中 灰色の部分)をかませる。 お互いの振動を伝えない様にする為に、ゴムの様な材質にする。 ただし強度は必要。
それぞれの形状はこれでいいか? 底面はもっと大きくでもいいのでは?音量のバランスはどうか?
などなど、、妄想はまだまだ続きます。。。(^_^;;
by soukichi_uchida | 2009-10-21 20:18 | 二胡うんちく | Trackback | Comments(0)
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